実は髪が長い

『実は髪が長い』


説明
髪が長すぎる子っていいよね
髪がぶわっっ、と広がるのが見たい。


主人公
魔力がその身に合わず、膨大のために昔からある「髪に魔力を流す」ことをしている。
そのために異様に長い。まるで塔の上のお姫様のごとく。
生活に負担があるので、特殊なバレッタ(80000マドル)をつけている。
間に合わない場合は魔力を放出する。
花冠をつけ、蔦が絡むまま三つ編みをし、歩くたびに幻想的な花々の道ができる。
魔力が自然との相性が良くて植物の成長促進をやってしまう。
魔力摂取はこのために禁止。
魔法薬すら摂取できたいために昔からある魔力アレルギー向けの薬しか飲めない。
ディアソムア寮2年生。


主人公家
錬金術や魔法薬などの原材料にあたる薬草を育てる。その分野で有名であり、多くの国と取引をしているが、研究第一のために権力嫌い。
薬剤師もちらほらいる。
主人公の体質を利用し、育てているし、研究もしている。



デイヴィス・クルーウェル
主人公の父方の親戚。ハトコのおじさん(仮)
主人公の体質を知っており、錬金術の授業などの魔法薬摂取など禁止させている。
主人公家は身内であり取引先でもある。
何かと魔力過剰摂取により体調を崩してきた弟分をみてきたためになにかと過保護。
学園側にもきっっつく体質にして忠告をしているほど。






ストーリー

フロイドにはお気に入りなクラスメートがいた。
一人は金魚ちゃん、ハーツラビュル寮長になっちゃたすごーい子
一人は金魚ちゃんとよく話をしているアズールみたいに頭のいいのんびりしたシーラカンスのシーラちゃん



リドル「フロイド!!いい加減にしないかっ」
『おやまぁ、元気だね。フロイドくん』
リドル「そういうことじゃないだろ!!」
『ははは、』
リドル「〜〜〜もう!!」


なんてことは日常茶飯事。
今日は錬金術。魔力を一時的に上げる魔法薬の作成。
てきとーに組んで作成させた。
後ろにいたシーラちゃんと金魚ちゃん。
ちょうど背中を向けているシーラちゃんに、


フロイド「あーげる♡」
『!!?』
リドル「レイル!!?」

クールウェル「ばっ!レイル!!!!」


フロイドは、彼が魔法薬摂取をしてはならないという説明をすっかり忘れていた。
リドルは覚えていたために慌てた。


フロイド「へ、、」


ごふっ、と吹き出す血。
弾けるバレッタ。
ズルズルと伸びていく黒髪の波。
クールウェル先生は自分を含めすべての生徒を浮かせた。同時に火を消す。
髪にあたり、落ちていく鍋。


『…ひゅー、ひゅー………』

クールウェル「レイル!!」

『……っ………はぁ、……落ち着いたよ、おじさん』
クールウェル「お兄さんだと言ってるだろ、馬鹿か」
『はは、よっと』


きらきらと光が、花冠となり、髪と蔦と絡みつくように三つ編みとなってまとめられていく。同時に汚れも消えていく。
周りに花が幻想的なちらほらと咲き誇る。



『んー、これで大丈夫かなぁ…』
クールウェル「馬鹿を言え!当分は休みだ!!植物園にいけ!!ローズハート!」
リドル「は、はい!」
『あらあら、』


リドルに連れられて植物園に。


フロイド「、」
クールウェル「フロイド・リーチ!なぜレイルに魔力向上薬を与えた!?体質的に魔法薬摂取は不可能のために講義で組む際は相手が飲むことと説明しただろ!!」
フロイド「ご、…ごめんなさい………」
クールウェル「………っ、1歩間違えばオーバーブロットを起こしていた。この事の意味がわかるな」
フロイド「…」こくっ
クールウェル「……片付けを一人でしろ、いいな」
フロイド「…」こくっ
クールウェル「他の生徒は今日の課題についてレポートを最低五枚提出。いいな!!」


一方、リドルはちらちらと見上げた。
彼はハンカチで口周りを拭いて普通に歩いている。ふらついているのをたまに支える程度だ。


リドル「大丈夫かい…?」
『ん?あぁ、…こうして放出しているから時期落ち着くよ』
リドル「…君は魔力が多いんだね、異常に」
『…うん。だからこうしてないと危険でね』


困った笑みを浮かべた彼の苦労したであろう過去を想像してしまった。
植物園にたどり着くと、奥の方に進み。


『こうやって魔力を使用して消費するのが手っ取り早いんだ』


濃厚な魔力の流れ、閃光の後に見えるは……


リドル「わぁ…」


花々たちや雑草が伸びていた。


『あまりしたくないんだけどね、無理やり成長させているものだから』
リドル「…」


枯れる前にを採取し、また花が成長していくのを繰り返した。


『せめて薬草や錬金術などに使えるようにしているんだ。無意味なことは彼等に悪いから』


リドルにノートを依頼し、先に返し、一人でそれを落ち着くまで繰り返した。
採取したのはサムさんところで販売することになっている。
彼が育てたものは正式に品物として認められる高品質のものだからだ。
急な買い取りとなったがこころよく購入してもらい、代わりといってはなんだが買い物を済ませた。
見つからないように寮に行きお風呂などの支度を済ませてまた植物園に戻り、魔力を消費した。
早朝、サムさんが朝ごはん片手に引き取りに来てくれた。
寮に行き、支度を済ませたらギリギリで教室に着いた。


フロイド「っシーラちゃぁああああああああああああああんん!!!!」
『ほわぁ!』


フロイドは不本意にお気に入りを傷つけたことを後悔していた。
片付けをしたあとにジェイドとアズールに泣きついた。


フロイド「シーラちゃんが、シーラちゃんがおれのせいでしんじゃうぅうう!!」
「「えっ」」


二人は泣きじゃくるフロイドに疲弊したが、通りすがりのリドルが事情を説明。
植物園でのことも伝え、状態が安定していることを伝えたらやっとフロイドが落ち着いた。
とりあえず、会うのは後日にし、フロイドは真面目にノートを取った。
気が気じゃなかった。


『はは、せっかくの可愛い顔が台無しだよ』
フロイド「うぅ…」
『全く、仕方ない子だね』


ハンカチで拭かれた。
いつもの優しい微笑みに


フロイド「怒ってないの…?」
『ん?あぁ、別にフロイドが意図的にしたわけじゃないことはわかってるし、発作と思えば慣れたものだよ』
フロイド「 」
『だから気にしなくていいんだよ』


いつものように微笑むが、あの苦しみを発作として受け流すほどに当たり前となっていることに胸が締め付けられる感覚だ。
普段の彼ならそこまで気にしてはなかった。
しかし、不本意にお気に入りを傷つけてしまったことが痕になったのだ。


フロイド「っ、………」
『おやおや、今度は甘えん坊かい。ははは』


優しく抱きしめた。
言葉にしてどう伝えていいのか、わからないから。


フロイド「あ、ソレ!」
『ん?』
フロイド「頭につけるの!!べんしょーする!」
『え、あぁ、これかい…大丈夫だよ』
フロイド「ダメ!アズール言ってた!!そういうのは職人に依頼したものだからすっごくお金がかかってるって!!」
『アズールくん!?』


フロイドがじっ、と見てくるが逸らす。


フロイド「いいもん」
『?』
フロイド「イシダイ先生に聞いてくんもん!!!!」
『ちょ、フロイドく「フロイド・リーチ。話を聞くなら朝礼が終わったあとにしなさい」トレイン先生…!』
トレイン「二人とも、座りなさい」


渋々、席につくフロイド。
主人公も慌てて座る。
朝礼後、ダッシュで行ったフロイドに追いつけなかった主人公であった。


クールウェル「80000マドルだ」
フロイド「わかった!!親父に言っておかないと」
『!?』
フロイド「だってジェイドが連絡して怒られたんだもん。責任持って謝罪するから今度来るよ」
『いや、え??』
フロイド「お金は気にしなくていいよ、別に」
『え………?』


後日、リーチ両親に小切手として謝罪金込で支払われました。
このお金はフロイドが、大人になって両親に返却するそうな。前借りです。
多いっと言っても受け付けられませんでした。
この出来事からクラスメート、特にリドルとフロイドに過保護に扱われるように。
そりゃあ目の前で不意打ちで血反吐をされたら思春期の子にはツライって。
しかも普段から温厚な性格で喧嘩の似合わない人がそーなったら怖いって。
尚且つ、それを当たり前と受け止めて暮らしているのだもの過保護になるって。


『おやまぁ、』


あとお礼にくれるおやつが旨い。
リドル経由でトレイとお菓子談義したり、
フロイド経由でアズールに目をつけられる。


『アズールくんはあんまり食べないね。口に合わない?』(´·ω·`)
アズール「いっ、いえ!!そんなことありません!!」
『』きょとん
アズール「………ぁ」
フロイド「んぐっ、アズールねぇ〜美味しいからいっぱい食べちゃうの我慢してるの〜」
アズール「フロイドっ!!余計なことを言うな!!」
『……もしかして低燃費体質?』
フロイド「そ!それー!」
『年頃だもんねぇ、気にするもの』
アズール「」ぐぐっ…
ジェイド「」もぐもぐ
『ジェイドくんは高燃費なのね。』
フロイド「そ、俺が真ん中ー」
『あらあら仲良しさんね』
フロイド「あははは」


後日、糖質など控えたものを用意してくれた。


『これぐらいなら普段よりも食べられるでしょう』
アズール「〜〜〜っ対価はなにをお求めですかぁ!!!」
『対価?そうね、………あ』
アズール「さぁ!教えてください!僕が叶えましょう」
『いっぱい食べる君が好き』
アズール「 」
『ふふ、いっぱい食べてくれれば構わないよ』


ふわ、と笑う彼に何も言えなかった。


フロイド「俺もいっぱい食べるー」
ジェイド「はいはい!僕も!」
アズール「これは!僕のだ!!」
『あらあらあら、』


なので、ラギーとも仲良し。
いっぱい食べるので、それを見守る。
見られてもいっぱい食べるので気にしない。


ラギー「」もぐもぐ
『』のほほん


お手軽メニューも分けてもらい、貰うばかり。
なので、彼に関する被害を減らす方向性に向かっている。
なめられやすいが、彼からメニューをもらい、レオナさんの支援により振る舞う。


ラギー「レオナさん!これ、彼から教えられたメニューなんッスよー」


つまりだ、
サバナクローが彼に手出しをしたら嫌って教えてくれなくなる。


ラギー「あ!今度ご飯作るの頼んだで、楽しみに。しししっ」


これで胃袋が掴まれたために彼の周りの平和を守るサバナクローがいたとか。





フロイドが髪の手入れをしてくれたり、する。

- 944 -