精霊王

『精霊王』



説明
姿形を持たない自然発生的な精霊
姿形を持つ自然発生的な妖精



妖精
姿形をもつ自然発生的な存在。
妖精族もここに含まれる。
植物だったり、職業持ちだったり、と多種多様。
今でもどこかで自然から生まれているし、消えている。


妖精族
その中でも高位的な存在。
知恵を持ち、魔力も潤沢ということで生活を送ることができ、いつしか集落(族)を持つ。
それが茨の谷の始まりとされる。
幾度の戦争と歴史を経て、ドラコニア家が納めることになる。
精霊との敵対だけはしたくないのは、彼が何より母なる自然を作り出すことに自分たちよりも特化しているから。


ドラコニア家
妖精族の中でも一番の国土と潤沢な魔力持ちが生まれる茨の谷の王族。
そのために妖精族の中でも一番の発言力を持つ。
しかし、それ故にフェアリーガラでのトラブルをあらぬ生まぬためにも口出しはできなかった。
それが自然の流れのために。
万が一のために代わりの魔法石は用意するつもりだった。


妖精王
妖精王と言っても、集落または郷/里ごとにいる。
妖精としての自然の面が強いために、彼らが起こしたことは大概が「天災」として扱われる。
よほどのことがない限りは邪魔をしてはならない。天災だから。




精霊
姿形を持たない自然発生的な存在。
ぼんやりとゴーストよりも薄く見えないこともないが、視る眼「妖精の瞳」が必要。
死に際に見ることもあるとか。
それか妖精よりも凝縮された魔力により、普通の人に見える。もしくは環境下による。
自然豊かで綺麗な場所にしかいないとされており、そこはまた異世界とも呼ばれるほどに美しい場所であると伝えられている。
妖精よりもレアリティが高く、召喚術でも人気があるが応えられる人は滅多にいない。
魔法の元素 エレメンタルの使い手であり、そのものである。
過去にそれ故に強欲なものたちに狙われたこともあり、人里に現れることはなくなり、よりレアリティが高くなった。
報復も無論あった。そこは荒廃した土地となり、二度と緑が育つことはない。
妖精族よりも自然に近いことや、魔法の元素 エレメンタルを扱うこともある。


精霊王
精霊の中でも随一の魔力持ち。
王として時には神として崇められている。
雄鹿のような枝分かれした大きな角。
そこに引っ掛けて面紗をしている。
独特な民族衣装。
中身はどこぞの異世界の人族であったがこの世界に順応しており、特有の傲慢さがある。
自然に対しての影響を与えやすく、反対に信仰により影響を受けにくくなっている。







ストーリー


監督生「………………」


監督生と呼ばれる少年は今度こそ、終わりなのではないかと思った。
見慣れたはずの容姿端麗の方々を上回る美しさを持つ存在の方々に睨まれている。
言語もわからない。
実は喧嘩に巻き込まれてどこかに飛ばされた。
奥から誰かがきた。


監督生(ひょぇ…………)


顔は面紗で隠れているが、その美しさがわかる。和服に似ているだが異国情緒のある独特な服装をしている。
周りの存在が止めているが気にすることもなく、目の前に来た。


『汝、人の子か。いかように迷い込んだ?』
監督生「!?ま、魔法士見習いの…喧嘩に巻き込まれてましゅた…」
『……ほう、そのエンブレム。見覚えがある。確か、…ナイトレイブンカレッジだったかの…』
監督生「は、はい!」
『うむ、そうか』


ひょい、と抱き上げられた。
周りがいっそう、慌てているが気にすることはない。
彼がひとたび歩くたびに、草木が育っていく。


『学園まで送ろう、人の子』
監督生「…あ、ありがとうございます、」
『この子らに頼んでも良いが、吾が話したくなっただけだ。気にすることはない』
監督生「ひぇ…」


木は私達を避け、道を作る。
意外にも彼との談笑は楽しいもので、途切れるのはさほどなかった。





一方、学園では。
監督生がいなくなった大騒ぎ。
人探し魔法を使うが学園内にはいないようだ。


マレウス「!」


妖精が騒ぐ。森が騒がしい。


リリア「マレウス」
セベク「マレウス様!」
シルバー「マレウス様」


他の妖精族も反応し始めた。
ある森のところへ集まる。
森が開けた。



『おや、これはこれは……妖精か』
マレウス「…友を助けていただき、ありがとうございます。精霊王」
『…汝、ドラコニアか。なるほどな』
監督生「ツノ太郎!」
『…、降ろすぞ(あだ名かな……??)』
監督生「はい」


監督生は一礼し、マレウスのところへ


『また迷い込まぬようにな。人の子』
監督生「はい!ありがとうございます」
『かのものが友であれば心配はなかろうが、今後は気をつけるように。』
マレウス「!」
監督生「はい!」
『では、な』


そのまま帰宅。


リリア「温厚な精霊王でよかったわい……」
マレウス「そうだな…」


このあと、精霊王の影響力の大きさに「ひぇ…」となる監督生であった。
もしかしたら、また会うかも?

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