学園長の養子

『学園長の養子』



説明
学園長の義理の息子は、???




ディア・クローリー
ナイトレイブンカレッジ魔法学園の学園長。
義理の息子を持つ。
そのせいか、原作よりも子煩悩的。息子により数々のフラグをへし折られていることは知るよしもない。
守秘義務なんぞ、知らぬ!!!とばかりに息子に相談を持ちかけている。
彼の長い髪が泳ぐときに揺らぐのが好きなので、髪を伸ばして貰っている。
仮面も付けさせている。


カトレア・クローリー=主人公
ファミリーネームからわかるように学園長の息子。
実はウツボの人魚であり、リーチ家の血筋。
しかし、真っ白という自然界でのより生存競争が危ぶまれることから遠巻きにされ、いつの間にか姿を消した。
フロイドたちは存在は覚えているが、死んだだろうと思っている。
顔立ちが嫁入りの曾祖母さんの隔世遺伝のために一見は似てない。遠巻きに目を細めたら似てる、………かも。そのレベル。
リーチ家は曽祖父さん似。
しかも、変身薬を飲むと黒上に染まる特異体質。そしてオッドアイではないことから気づかれない。
前世が世紀末魔法学校出身。暗黒時代にいた中立派閥の影の薄い貴族ということもあり、目立たなかったが親さえ騙した鬼才でもあった。
密かに交流を持っていたレギュラスを救出し、隠していた。
当主となった後もほかの貴族から適度な距離とビジネスパートナーを貫いた。
のちにレギュラスを使い、ルシウスとも交流を密かに持つ。
そして例の人の復活祭を同胞ともとに妨害し、粉砕した。魔導具も使いながらも生徒二人を保護し、勝利した。
そのことからハリーに頼れる大人とカテゴリーされ、彼が元々持っていた校長に向ける不信感を煽り、了承を得て利用し、片付けたほど。
ゴタゴタはあったものの、後継者のシリウス(裏で手紙のやり取りをしていた)と補佐役のレギュラス、マルフォイ家などを中心に魔法界を再建した。けっして表立つことはなかったもののサポーターとして家同士の橋となった。しかし、その対価と言わんばかりに不治の病にかかり、若くして命を落とした。
その経験もあり、大人びた性格。

ユニーク魔法「有から無限に。1から∞に」
あらゆるものを分解、再構築、修復(壊れたものを再び使えるようにする。例えるなら壊れたテレビを治すために部品を交換すること)、修繕(繕う=見た目を整える。例えるなら服として着れるもののほつれているところがあるから縫うこと)。
これを利用して廃棄品を再利用し、分解して新たなものに作り変える。
リュースとリサイクルを行う。
《分解(ディスアセンブル)》
《再構築(レナトゥス)》
《修復(レパラーレ)》





ストーリー

「カトレア!私のかわいい雛鳥っ!!」
『父様(とと)さま、どうしました??』
「どうしましょ〜〜う!!!」
『また何かありました?』
「えぇ、えぇ!そうなんですよ!!!」


黒い羽が散らばるが、床につく前に溶けるように消えた。
そこに現れたのはナイトレイブンカレッジ学園長本人。
部屋で読書をしていた青年に抱きついた。


「うぅ、マジフト見ましたか??」
『………あぁ、蹂躙の?』
「うっ、…………」
『…あぁ、来年どうするか、ですか??』
「えぇ、このままだと来年も同じことになりますし、今年度のマジフト選手候補生が……」
『…ふむ、では父様。』


マジフト選手候補生さんの活躍の場を用意いたしましょう。
ひとつ目は学園公式のSNSを使って彼らの凄さを宣伝するのはどうでしょうか。
アクロバティックな動きや小チュームでのバトル、パフォーマンス、それらを見てもらうのは?
ふたつ目はどこかに試合を申し込み、ですかね。
そしたら取材とか来ませんかね?


「いいアイデアですね!!!さっそく、話をしてみましょう!」


あとは、魔力制限をした試合ですね。
一定の魔力しか扱えない魔導具を用意しましょうか。
それかそもそも寮長さんを決勝のみの出場すること、シード権の取り組み。
来年度開催時は去年と同じ組み合わせにならないことです。


「ふむふむ、……あぁわたしのかわいい雛鳥!!!なんて素敵なアイディア!!会議で使わせてもらいますね!!ご褒美に何がほしいですか?」
『はは、じゃ父様と食事に行きたいです』
「んもう!!もっとわがまま言ってください!!行きます!!」
『ふふ』





そして、職員会議にて
学園長は数年前から


学園長「えぇ、ある方に相談をしたのですか、」


と、言ってアイディアを出すようになった。
今回はマジフト部による公式SNSに動画投稿と試合申し込みが決定された。
映画研究会による協力の元に撮影された動画は再生数が怒涛の勢いで伸び、尚且つ試合も相手の許可のもとに投稿したことで取材やスポンサーなどがやってくることに。
例年とからわらずに勧誘がきたことに、マジフト部長であるレオナは喜んだ。
映画研究会であるヴィルの技術と始動力、学園長の相談相手による脚本(各生徒の特技を活かしながら活躍させる流れや見せ場などについて)によるもの。
そしてあのヴィルが監督を務めたこともあり、その再生数が伸びたとも言える。


レオナ「………」


部員たちが就職先が決まったことや研修先として勧誘を受けたとかの話を聞くのが、顔に出さないが嬉しいのだ。
もちろん、あの試合を忘れたわけでない。
しかし、その試合方法も検討されることとなった。
マレウスは魔力使用上限を付けて更に優勝決定戦のみの出場。
優勝した寮にシード権を与えること
来年では同じ寮同士が1回戦目で争うのは無し。
マレウスに対する特別扱いに苛立ちはあるものの、マジフト部員達の将来を考えるといたしかないこと。
他にある変更も先のことを考えて必要なことだ。


レオナ「………」


わだかまりがあるが、少しはマシになった。
しかし、動画の続編を多方面から志望されてやる羽目になる。
動画視聴者たちはもちろん甥っ子や兄貴、ヴィルのファンたち…………


レオナ「さて、次は何するかな…」


と、案外自分も楽しんでいることは……秘密だ。








闇の鏡【カリム・アルジーム、資格あり】
学園長「うぇい????」


なんと入学式が終わって数ヶ月後に闇の鏡により、生徒が増えた。
しかも有名な商人の息子さん??
とりあえず、ご連絡すると本人と親とこの学園にいる従者とその親がやってきた。
痛みだす胃を抑えつつ、事情を説明すると入学をすることに決めた。
その反面、従者の子がなんとなぁく顔色が悪い。なので主人が入学前に呼び出してお話を聞いてみることに。
警戒されたが言葉巧みに誘導し、ゆっくりと解凍させて話を見た。


学園長(うーーーーん!闇深!!!)


と、遠い目をしたが学園長も息子を持つ身。
なんとか考えた。


学園長「その、バイパーくん。あなたは家を出ることは考えてないのですか?」
ジャミル「???」
学園長「いやね、わたしにも息子がいますが別に後継者として学園長になれとか言ってません。だってうちの子にはうちの子の人生があります。本人が望んでなると言うならわたしは喜んで指導します。しかし、君の場合は家系という理由があり、そのレールが引かれてしまいました。しかし、そのレールを脱線させてもいいのでは?」
ジャミル「(・д・)」
学園長「えぇ、えぇ。軽率な発言をしているのは承知です。ですが、あなたがバイパーというすべてを捨てる覚悟があるならわたしたちは支援しましょう。あなたはとても優秀な生徒だ、どこでもやっていけます。あぁあなたが良ければうちの子のお世話係やります??一年契約更新タイプで」
ジャミル「…が、学園長がそんなこと言っていいんですか?」
学園長「えぇ、ダメでしょうね!!」
ジャミル「わかってて言うんですか………」
学園長「ですが、一大人として親である立場から言わせてもらえば遺憾なので」
ジャミル「……」
学園長「それに下が上をたてるのはわかりますけど、上がそれで怠けたら守るのも疲れません??余計な労働では??同等とは行かずとも実力が近くなければ疲れません??」
ジャミル「…まぁ、それは……」
学園長「あなたはまだカリム・アルジームを完全に見限ってないのであれば彼ときちんと話し合うべきでは?あなたの主はアルジーム家ではなく、カリム・アルジームなのでしょう?あの様子だとあなたのことを心底信頼しているようですし、話し合うべきです」
ジャミル「でも、」
学園長「それで問題が起こるならうちで働けばいいですよ。息子は手はかかりませんし、話し相手になってください」
ジャミル「……場合によって妹も付きますよ」
学園長「おや、息子との同居が心配なら近くになる食堂のマダムの家を紹介しましょうか?彼女と気が合うといいですね」
ジャミル「………………、………話し合ってみます」
学園長「えぇ」


ということがあったとか。







学園長は目の前にいる生徒の交渉に頭を抱えていた。
表面には出さないが、可愛い可愛い義息子と昔話した話題を思い出し、交渉の優位を奪い取ることに成功した。


学園長「…………はぁー…」


なんとか学園の損を減らし、目玉を増やすことに成功した。
彼はテスト勉強のノートを配布、条件を満たせなかったものたちは見せしめにイソギンチャクを頭を生やしたのだ!!!
彼らを人質に学園に飲食店を開くだって??
……いや、イソギンチャクは生徒間の間にやられたことで教師が間に入るのはどうなのか?
しかも、長期休暇の際には外すだろ。
外さなかったら親から連絡くるが、学園側としては「生徒同士による些細な問題のために教師は関わっておりません」と一環。
そんなことしたら学園の責任を追われるかもしれんが、その前に当事者を出せ!!となるだろう。
そしたら学園は容易に差し出す。退学させてね。
そもそも、取引に勉強ノートと魔法なんて、陸の法律では対価として釣り合わない。
勉強ノートはそもそも対価としては認められておらず、反対に魔法は一つの対価としてこのご時世(世界観)のために認められているのだ。
というのを淡々と伝えれば真っ青な顔をした。
さらに学生が飲食店をやる上でのデメリットや必要な資格などのツッコミを上げれば答えられるものはあるが、陸の法律の勉強不足が回答を吃ってしまうものある。


学園長「アーシェングロッドくん、この話は無かったことに。いいですね」
アズール「、はい……」


クルッと、椅子を回転させて外を見た。


学園長「…あぁ、そういえばあの方がつぶやいてましたねぇ。いやはやなんでしったけ??生徒支援制度、いやーー内容まですっかり忘れてしまいました。」
アズール「……?」
学園長「お暇でしたら、私の代わりに図書館で校則でも確認しておいてください。えぇお暇でしたら」
アズール「??は、はぁ…失礼しました???」
学園長「えぇはい!」


アズールはあの言い方が引っかかり、そのまま図書館で調べてみることにした。


アズール「…………!?」


生徒支援制度と、一言で言っても多岐にわたるものだ。
例えば貧困の差による勉強不足は先生による放課後に授業が行われる。
その中で彼の目に止まったのは、理事会に申請し、許可がおりれば起業支援を行ってくれるものだ。
過去ではイグハイド寮生たちが魔導具作成会社を起業したとか、ポムフィーレ寮生たちが化粧品会社を起業させたとかかがあるようだ。
しかし、その許可をもらえるのは理事会から八割の賛同を貰わないといけないために相当難しいものである。
ナイトレイブンカレッジ学園の理事会は癖の多い有名人であり、著名人がいる。
彼らを唸らせるだ。相当のプレゼンをしなくてはならない。
その前に学園の先生方の八割の賛同をもらって理事会にて…という流れだ。


アズール「っ、やってやろうじゃないか」


しかし、ここで折れるつもりはない!!
何度も何度も何度もダメ出しをされ、なんとか賛同を受け、支援されることとなり、モンスト・ロラウンジを開いた………という経緯がある。








入学式


学園長「次 カトレア・クローリー」


その名前が響いたときは生徒たちはざわめいた。
学園長とファミリーネームが一緒だからだ


闇の鏡【名を】
『カトレア・クローリー』
闇の鏡【ふむ…………オクタヴィ……否 ディアソムニア!!】
『わかりました。鑑定、ありがとうございます、闇の鏡さま』
闇の鏡【う、…うむ。勉学に励むように】
『はい』


一礼をし、ディアソムニア寮の列に並ぶ。
ふと目元に仮面が見えたような…とチラチラと視線が集まるが、生徒が一人足りないと探しに行った学園長が連れてきた生徒と魔獣により混乱し、なんとか場が収まると解散となった。
ディアソムニア寮に付けば、寮長の挨拶のあとに食事(リリアさん回避済)が用意されていた。
しかし、カトレアは使い魔に呼び出されていることに気づき、


『寮長、学園長から呼び出しを受けておりましてせっかくの歓迎会ではありますが抜けさせていただいてもよろしいでしょうか』
マレウス「…そうか、構わぬ」
『ありがとうございます』


緑色の髪の青年に睨まれたが、気にすることなく一礼をし、退出した。
で、向かうと思いもよらなかった相談を受けた。



『国名のないお国からいらっしゃった…?』
学園長「えぇ、どうしましょう!!わたしのかわいい雛鳥!!」
「」おろおろ


先程の遅れてやってきた青年だ。
なんと、知らない国名から来たという青年だ


『大変申し訳無いですが、信用できません。』
「!で、ですよね……」
『それは魔法移動による精神障害の可能性を先に考えます』
「、」
『とりあえず病院で検査を受けてその上で本当に魔法障害が一切ないと判断したなら、異世界から来た来訪者【異邦人】ということになるでしょう。これは学園による大規模な誘拐となるでしょう。』
学園長「ぅ!!」
『父様は病院とお国に一報を。大事になる前に知らせておきましょう。もし、彼の証言が事実ならばご両親やご友人のためにも安全に帰還させるためにも多くの方の御協力と安全の確保を優先させなくてはなりません。異邦人だからと研究などの人権を無視するような方が現れてはなりません』
学園長「えぇ、えぇ!そうですね!!病院を手配したらカトレア、付いていってくれます?わたしは上にアポを取ります」
『もちろんです。ユウさん、でしたっけ?』
ユウ「は、はい!!」
『お話を聞かせたとおり、検査をします。よろしいですか?』
ユウ「わかりました」
『嫌なことはイヤ、と教えてくださいね。無理強いはさせてたくはありませんがあなたの立場がどのようなものか判断しなくてはなりません。
こちらの事情ではありますが、この学園は闇の鏡という由緒正しい歴史のある魔導具に選ばれます。あぁ、闇の鏡メンテナスのアポも』
学園長「あ"っ!!!もちろんです!」
『それは闇の素質という、それだけで選ばれます。なので王位継承権から一般市民、貧困層から選ばれます。身分など関係ありません。』
ユウ「あー、スパイとか暗殺者として疑われているとか…」
『そのとおりです。もしかしたら操られているのでは?ということも。そのために調べます。しかし、検査と称した拷問などはいたしませんし、させません!あくまでも検査です』
ユウ「、はい」
『できる限り、力となります。ですので決して僕から離れないように』
ユウ「」こくっ、


ユウはしっかりと説明してくれる彼を信頼始めた。
簡単に「信用します!」というよりも、きちんと説明をしてくれるからだ。
おろおろしている父親という学園長は頼りなさはあるが、動いてくれるようだ。
このあと病院に向かい、一週間かけてありとあらゆる検査を受けて「異邦人」と証明された。
異邦人は出てきた場所に保護される決まり、そこから帰れる可能性が高いからとされており、学園で引き取ることに。
その間、学園長の息子であるカトレアが寮の移動をし、オンボロ寮に共に住むことにした。
同じ一年生であり、その優秀さは学園長がわかっており、先生よりも年の近いほうがサポートもいいだろうということになった。


『ユウくんに魔導具を渡します。自衛用のものです。ずっと僕がいるわけではないですからね、プライベートもあります。』


このブレスレットは魔法攻撃によるものを無効化するものです。
一定の範囲内ならその攻撃を吸収します。
跳ね返さないのは2次被害に繋がりますからね…
ここを引っ張ると結界術が発動しますのでありとあらゆる攻撃を無効化します。
あとこのマジカルペンに見せかけたのは物理攻撃対策で襲われたりしたら、ココをこうして…ぶん投げて当ててください。
電気ショックを行いますので。
それと同時に各教師陣と僕向けに救難信号が送られます。
ちなみここを押すと警報がなります。とってもうるさいので相手もびっくりです。


ユウ「あ、はい」
『前も教えたとおり、様々な方が集まるためにトラブルなども多いです。なるべく信頼できるご友人を作ることも大切です。もちろん、僕もサポートをしますから帰れるまでのサポートはお任せください』
ユウ「ありがとう」
『…もちろん、ユウさんが帰れるならよろしいですが、過去には帰れなかった異邦人もいました。』
ユウ「…ん、」
『そうなったときのために勉学もしていただきますし、経験のためにバイトもしていただきます。大丈夫ですか?』
ユウ「んーー、………」
『……』
ユウ「いろんなことが一気に起こって追いつけてないけど、少しずつやっていこうと思うよ。サポートお願いします!」
『もちろん、』


このあと、不法侵入したグリムという魔獣と出会うことになる。
そこでグリムに契約を持ちかけた。
あるアイディアからグリムと学園長を合わせることにした。
グリムがユウを見の危険から守ること、護衛するならば学園にいる許可をし、報酬として生活支援をするということ。
もちろん、生徒も兼任するならばサボりなどの怠慢は不可。学園から追放という処分を行う。
3時間ほどかけて噛み砕いて説明を行い、契約する運びとなった。



………っとまぁ、こんな感じにややトラブルに巻き込まれつつもなんとかやっていた。
しかし、マレウスに気に入られたカトレアが気に入らない妖精族たちがいた。
ユウ自身とは表立って交流がないので気づかれていないだけ。

そんなときに、カトレアに襲撃し、閃光を浴びせたがすぐさま対応したために反撃されたために逃げた。
この騒ぎにユウはカトレアの悲鳴が聞こえたために反応、ほかのメンバーも駆け寄った。
そこには目を抑えて座り込んでいるカトレア
がいた。


ユウ「カトレア!!!」
グリム「ふっふなぁ!!?」
エース「大丈夫か!!?」
デュース「なっ何があった!?」
ジャック「目が痛むのか!?」

『ちょっと絡まれてしまいまして、目を……あぁごめんなさい、マジカルペンを落ちてません?奪われたかもしれませんが、』
ユウ「大丈夫なの!?」
『えぇ、落ち着けば視力は戻りますよ』
ユウ「良かった…」
エース「はぁ、とりあえずペン探すぞ」
デュース「任せてくれ」
ジャック「俺こっち探す」
グリム「俺様はこっちだぞ!!」
『ありがとう』
エース「ユウはカトレアと居てくれ、俺達で探すから」
ユウ「うん、頼んだよ」
エース「おう」


しかし、その隙を狙って


『ユウくん!!?』


見えずとも悪意を感じ取った。
反射的に引き寄せて被さった。


『ッッッ!』
ユウ「 」


かかる液体に、溶ける音
激痛が貫くが、声をあげずに唇を噛み締めた。
ユウに心配させないためだ。


『(この子より大きくてよかった、)』


ユウの悲鳴が響いた。
それに気づいた頃はもう遅く、爛れた背中と焼けた匂い。
ぐったりとしたカトレアの下敷きになるユウがいた。
ジャックとデュースがカトレアを持ち上げ、ユウから退けた。
意識のないため、すぐさまジャックがユニーク魔法を使用し、デュースと共に乗せた。
体幹のあるデュースが、カトレアを背中におぶりつつもバランスよくジャックの乗ったまま保健室まで駆け込んだ。
追いついた頃には二人は保健室から追い出されており、立ち入り禁止となっていた。
この騒ぎを見ていたリドルたちも合流し、話を聞いた。


ユウ「俺を、庇って…カトレアが、カトレアが……!!」
ジャック「いや、元々ユウじゃなくてカトレアを狙ったやつだろ。お前が悪いじゃねーよ」
エース「そうだ、悪いのはカトレアに手を出した犯人だ」
デュース「お礼参りしなきゃ、気がすまねぇな」
グリム「俺様のセンセイに手を出したンだぞ!!ゆるさねーぞ!!」


この騒ぎを聞きつけた学園長は唖然としたが、すぐさま切り替えて犯人捜索をクールウェル先生に命じた。


学園長「わたしでは冷静ではいられません。あとは頼みました。」
クールウェル「わかりました」


荒れる魔力を必死に押さえ込む学園長に冷静に返し、監視カメラやイデアに協力させて犯人を捜索した。
しかし、それよりも前にマレウス自身が事を聞きつけており、リリアに調べさせたことからすぐにディアソムニア寮生と発覚し、怒りを顕にした。
しかもだ、茨の谷にしかない珍しい薬草を使用し、私情で傷つけたことから追放という処罰を下した。
それにも飽き足らず、逆恨みしないように直々に呪いをかけたほど。


マレウス「我が友たちを傷つけたこと許しはせん」

ー『寮長、おはようございます。良い天気ですね』
ー「ツノ太郎ッ!どうしょう、カトレアが、……カトレアが俺を守って大怪我しちゃ、た…!!」


リリアは止める気もなく、
シルバーやセベクも、マレウスの意向にそい、止めなかった。
その家族も謹んで賛同したとか。


『あらー………』


っというのを半月後に父親からの聞くことになった。
その姿は人魚に戻っており、湯船のようなベットに長過ぎる尾をなるべく入れながらもやっぱり出ている状態である。


学園長「なので処分等々はドラコニアくんとクールウェル先生方にお任せしました。学園長としての冷静な判断はできませんからね」
『あらら、父様ったら』
学園長「わたしのかわいい雛鳥」
『はい、父様』
学園長「…本当に無事でよかった、」
『………』


甘んじて撫でられた。


学園長「面談が詰まってますからこれで」
『はい』
学園長「そうです、なにかお願いはありますか?退院記念に」
『……そうですね、思いっきり泳ぎたいですね』
学園長「ではオクタヴィネル寮で泳げるように手配しておきます」
『はい、父様』


ドアを開けたらユウたちが入ってきた


「「「「しろっ!!!」」」」
『……はははは!!!』


とまぁ、そんな1幕もあり、後日オクタヴィネル寮で泳ぐことに。


( ゚д゚)ポカーン
ユウ「うわぁ、きれい………」


白いウツボの人魚が優雅に泳いでいた。


学園長「はーーー!!うちの子可愛い!!!」


学園長のカメラがうるさい中。


アズール「……白いウツボの人魚ですか、」
ジェイド「………もしかして、」
フロイド「?」
ジェイド「フロイド、覚えてますか?」
フロイド「…んー?……ぁ」
アズール「どうかしました?」
フロイド「もしかして、兄弟かも」

………

学園長「ゑ」

ジェイド「僕たちのときに確か白い稚魚がいた気がするんですね」
フロイド「でも、白だからすぐに見つかるから誰も組まなかったし、俺達もあとのことは知らない」
ジェイド「だから今の今まで忘れてはいましたが、可能性はあるでしようね」
フロイド「でもオッドアイじゃないじゃん」
ジェイド「うーん、あの顔立ち…曾祖母さまに似てるかと」
フロイド「写真送ればいいじゃん」


学園長が止めるまもなく、写真が送信された



学園長「ちょっとーーー!!?」
フロイド「えー、確認するだけじゃん。うっさい」
ジェイド「すでに戸籍は学園長のものですし、どうにでもできませんよ」
フロイド「それに今更きょーだいって言われても…俺にはジェイドがいるし、」
ジェイド「僕にはフロイドがいますから」
「「関係ないもん/ないです」」


でまぁ、調べてみたらリーチ家の血筋と判明。
生みの親が学園に乗り込んできたが、あっさりとしたら挨拶をしてわかれた。
たまにこういうこともあるらしいとか。



アズール「あなたたち、お互いがいるから彼のことはどうでもいい、と言ってませんでしたっけ?」
「「忘れた/忘れましたね」」
『えっ』
フロイド「だってすぐに死ぬはずだったのに生き残ってるとか面白くねー?て」
ジェイド「えぇ、それに弟というのも良いかと」
『えっ』
フロイド「ほら、お兄ちゃんだよー」
ジェイド「ふふ、お兄ちゃんですよ」
『えっ…』
アズール「はぁ、まったく……」


二人に詰め寄られるカトレアであった。


学園長「私の雛鳥です!!」
『父様をからかいだけですよ、本気ではないかと』


さて、二人の本位はどっちでしょーか
ネタ切れ

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