神様ムーブをした1年生の龍人

『神様ムーブをした1年生の龍人』


説明
神様ムーブがみたかった




リオ・???=主人公
竜宮城の王族メンバー。龍人一族。
ただし、王位継承権は早々に自ら破棄。
だって7番目ぞ???意味ある??長男に子供ができるので8番目になるもん。
一般市民になることは却下されたから、王位継承権は神前に宣戦することで破棄した。
自らなることも、周りが王座につかせることもできなくした。
ちなみにこの子のをきっかけに他の兄上たちや姉上も破棄している。実質、長男と次男と四男の間で討議されている。
のちに王位継承権の試験が行われる予定。
案外善性寄りだが、敵とみなすとあらゆる手を尽して始末しょうとする。
人型は案外小柄だが、本来の姿は2mをゆうに超えた龍人一族。


イデア
自分のところの寮生であり、『お祖父様がゲームが好きなんですけども兄弟たちは仕事や子育てしてゲーム相手を頼みづらくて…』と古いゲームを持ってきたことから覚えた。
レトロゲームや廃盤になったものを持ってくるために崇められている。崇めている。
色々と教えるのを楽しんでいる。


アズール
部活の後輩としてそれなりに可愛がっている。
レトロゲームを持ってくるので、とある古書を持っていないか?と聞くと後日祖父から借りてきたくれたのでいい関係にしておこうと内心頷いた。
あと、純粋に『あ、アズール先輩!』と呼ばれるのが案外グッとくる。


双子
アズールを迎えに行くこともあるために顔見知り程度。





ストーリー

外出することを友人に告げると、何人から買い物の依頼を受けた。
その依頼品片手に帰宅中、専用のスレッドが飛んできた。


『えー…っと、【寮長がついに】ただし冥婚である【リア充に!!?】????』


とりあえず読んでみるとことにした。
なかなかにやばいけども、性格上同僚は助けてにいかず、実況している。
条件クリアした人たちでプロポーズ作戦しているが、気に入られたら意味がないのでは??と思いつつ、眺めていた。
決定打になるものがない。
ふと、脳裏によぎった作戦。


『(ものは試しだ)』


友人に作戦内容を連絡すると用意してくれるそうな。
もちろん、対価は寮長宛で。
オルトにも連絡を取り、学園に到着すると荷物を持ち主に渡して待っていたオルトと作戦内容の確認をして準備をした。











カラン、コロン…


廊下の奥から聞こえきた懐かしい音に監督生は振り向いた。
そこにいたのは枝のような角を生やしたきらびやかな装束を着た青年だった。
服や角までも細かく装飾されており、ひと目で高価なものと凡人でもわかるほどのもの。
キリッとしたツリ目しか見えないように布をつけているがそれだけでもわかる。めっちゃイケメンだと。
見惚れる監督生たちをスルーして会場に乗り込んだ。
ちなみに小柄な少年がいた事に気づけないほどに視線を奪われていた。



そして、
食堂のドアが静かに開かれると、中にいた人たちも見惚れた。
転がされた人たちをソッと風魔法で横にずらし、その間を抜けた。
花嫁たちの前に立った。


【余の、】


怒気を含んだ声に震えた。


【お気に入りによくも手を出したなァ、虫けら共がぁ!】


吠えた。ビリビリと魂に響く!


「そうだよ、僕らはこの人たちのお気に入りなんだよ!!」
「(オルトーーー!!?)」


そう、傍らにいた少年はメイクと装束を着たオルトである。
ということは、お助け人物は誰だ??とは思ったが少なくともオルトが協力しているから大丈夫だとは思われる。と判断。


「ひっ、ぁ」
【ほう、言い訳なんぞ余が許すとでも?】
「お、お慈悲を……!どうかどうか…!」
【今すぐ去れ】
「っ!!」
「そ、それは…」
【聞こえなかったか、去れ】
「わっわたしは【3度も言わすなァ!!!】ひっっ」


パチン、
【この者は余のお気に入りだ、】
イデア「!!!?」


腕の中に移動していた。
片腕で軽々と抱えられている。


【……それとも、】


大きく尾が揺れる。


【その命、どうなっても構わぬと?】


瞬時にゴーストたちは撤退した。



【オルト】
オルト「ーーー、うん!!もう大丈夫!!みんな遠くに行ったよ!」
【っ、】


へなへな、と崩れ落ちた。


イデア「わ、」
『う、う〜〜〜っ!!』
イデア「??もしかして、この声 リオ氏????」
『りょーちょーー!!!』むぎゅ!
イデア「わ、ちょ」
『も、もうーーー!なんで捕まってるんですかー!!』
イデア「えー、某被害者…」
『わかってますけども!!!もう!…うぅ無事でよかった』
イデア「ウッッ」


ツリ目が、ふにゃりとタレ目になってとろけるような優しい目に撃ち抜かれた、


『あっ、あんな偉そうなこと言ってごめんなさい!!』
イデア「いやいやいや!助かったんでノーカンで!!」
『…怒ってない?』


イデアには、猫が不本意に噛んじゃって戸惑っているようにみえた。


イデア「カオガイイ!!!!!!」
『???ありがとうございます?』
イデア「あ"っ、うん。助けてくれてありがとう、うん」
『はい!寮長が無事でよかったです』
イデア「うーーん、圧倒的光属性」
『?』きょとん

イデア「というか、マジでリオ氏??」
『…………あ、着替えてきます。オルトくんも』
オルト「うんっ」
『オルトくんが良ければそれいる?僕のお古だけど…』
オルト「!いいの?」
『うん、僕にはもう小さいから』
オルト「ありがとう!大切にするね!」
『うん』
イデア(あー和むじゃー)


で、振り向くとガン見されていた。


イデア「ひっっっ」
『???』
オルト「?」

ヴィル「いい素材じゃない、少し触ってもいいかしら?」
『えっ、まぁはい』
ヴィル「ありがとう」


ヴィルに服を検査された。


ルーク「オーララ!ヴィルのその真剣な姿…ボーテ!!」
ヴィル「ねぇ、顔見せてくれないかしら」
『えっ』
ヴィル「ダメなの?」
『………は、』
ヴィル「は?」


すすっ、と袖で顔を隠す


『………恥ずかしいから、やだ……』
イデア「某の後輩がかわいいッッッ!!」
ヴィル「煩いわよ、イデア!!別に恥ずかしがることないじゃない」
『…うぅ、故郷じゃ家族以外にこの顔見せないから…恥ずかしい、です…………』
ヴィル「……そう、なら仕方ないわね」
『…』
ヴィル「怒ってないわよ、そういう風習なんでしょ?」
『』こくっ
ヴィル「理由がきちんとあるなら仕方ないわよ。それにしてもいい素材を使ってるわね」
『はい、すべて王族御用達店のものですから』
ヴィル「あら、…そうなの」


機嫌よく揺れる尾がちらちら写るが気にせずにいたが、イデアに「着替えに…」止められる。


ヴィル「ありがとう」
『いいえ』


しかし、


フロイド「ね!ねぇ!!」
『は、はい?』
フロイド「尾、見せて!!」
『???は、はぁ…どうぞ』
フロイド「〜っ!!」


フロイドたち人魚に足止めをされた。
ガン見される。


フロイド「うわぁ、大っきくてふっとおい…」
ジェイド「美しい…光の反射により輝いていますが、海の中で見るのも美しいでしょうね……」
アズール「……………」ジーー
『さ、触ってみます?』
「「「!!!?」」」
『!!?』
アズール「よ、よろしいので?」
『えっ、はい』


恐る恐る触れられる…
うっとりとしたため息が溢れる。


『、リーチ先輩…ジェイド先輩からみて左側に動いてくれます?』
ジェイド「え、はい」
『…あ、その辺りの…そこ鱗、引っ張ってください』
ジェイド「?あ、」


取れた。


「「「!!?」」」
イデア「ひょ!!?」
ルーク「オーララ」
『ちょうど生え替わりだったので、くすぐったんです。ありがとうございます』
ジェイド「…………これ、いただけます?」
『うーん、…どうぞ。でも』
ジェイド「ありがとうございます!!!」
フロイド「ずるーい!!」
アズール「僕もほしいです、」
『えっあの、その前に誓約書にサインください…』
「「「??」」」
『僕の素材?は価値があるものなので容易に譲渡しちゃいけないんです、、』
「「「………」」」
『ちなみにその鱗、1枚で車買えますよ』
「「「!!!?」」」
アズール「そ、そんなに価値が?」
『こっちじゃ特に売れるんじゃないですか、龍人のウロコなんて』
リリア「龍人じゃと!!?」
シルバー「お、リリア様?」
リリア「お、おヌシ…もしや竜宮城の王族か?」
『?はい』
「「「「……………」」」」


竜宮城とは、
極東に位置する海の国。
海の楽園とも言われるほどに美しく、海の住人なら一度は行ってみたいという夢の国である。
龍人はその中でも希少種であり、大概が王族と言われる。もしくは血縁者。


リリア「しっ失礼した」
『いいえ、僕なんて王位継承権を破棄した7番目の王子なんてだけですからお気になさらず』
レオナ(破棄した?……7番目…)
リリア「しかし、まことに譲っていいのか?龍人のウロコなんぞこちらではほぼ無い。しかし、水中薬や治療薬として幅広く使え、その美しさから観賞用にもされるものだぞ」
『うーん……誓約書にサインしていただければいいですし、アズール先輩の親しい方ですから大丈夫かなぁと』
ーちなみに誓約書に反することしたら呪われますからちゃんと考えてくださいね。


ほわほわと言うセリフじゃねぇ!!
ジェイドは渡された誓約書をきちんと読んだ。
抜粋すると、譲渡や販売、または個人的使用も不可。そのまま飾り(鑑賞)として保管すること。
死期を迎えた際は親族が1ヶ月以内に竜宮城宛に返品すること。
国際連盟に届けを出すので安心してね!
反した場合は二度と人魚に戻れない身体になる。泳げません。
反対に人ならば陸で呼吸できなくなるよ!
ただし、窃盗の場合と判断されたら犯人がそれなりの天罰がくだる。



ジェイド「…」
フロイド「俺、サインしたーい。ジェイドちょーだい」
ジェイド「サインします。だめです」
フロイド「えぇーー!


でまぁ、結局は三人の共有財産となる。


以上

- 964 -