ダーリン(以下略)part6


『ダーリン(以下略)part6』



説明
社会人なお二人と美人局(工業スパイ)







新鋭社長してその地位を確かなものにしていくアズール。
そのサポート役の有能なリーチ兄弟と彼。
そんな彼らを狙う美人局(工業スパイ)の魔の手が………!
っということもなく、リーチ兄弟はむしろ「利用してぇ♡」「ボロ雑巾にして♡」なやべぇガチ勢を量産。
彼はアズールとの結婚を公表しているのにも関わらず、狙われているが当人がやんわりと『ごめんね、俺アイツのことしか愛せないから』という純愛を貫く姿勢に「愛してぇ♡」とガチ恋勢が増えてきてリーチ兄弟(彼×アズールガチ勢)が裏で処理をかってでるほど。
ちなみにその会社はアズールが全力で潰しにかかり、吸収したり、お友だち価格でお譲りしたりして消しにかかる。
そんな中、仕事が(クッッッソ)忙しいときに「一目惚れしました♡♡♡」としつこい女性が現れた。
しかも、中々の企業の中核にいる方で勧誘しに来たのを建前にあの手この手で内部情報を聞き出すことでその道で知られている人である。
それを知らない人たちが餌食になっていくし、知っていても餌食になるとかで…
…とまぁ、双子やアズールが忙しいのをわかっていて今のうちにと言わんばかりに声をかけていく。



『………』


男性トイレに避難して、あるところに連絡。
後日、その会社はアルジーム家の下請け会社になった。
その女性??どっかの国に飛ばされて朝から夜まで頑張ってるって!!!



『あ"ーーーー……………』


やっと開放され、湯船に浸かってぼんやりしていた。
明日の予定を立てて、ジャミルに御礼の品を考えて……やっと上がった。



「あ、ご飯できてますよ」
『………は、……お前出張であと一週間は帰ってこないんじゃ、』


そう、そこにはアズールがいた。


「あぁ。部下から聞きましてね。仕事を急ぎで片付けてジャミルさんにお礼をしてから帰ってきました」


端末を確認すると、「がんば┐(´д`)┌ヤレヤレ」というメッセージ。



『(う、裏切り者ー!!!おま、おまぇええええ!!!)』


それはただの八つ当たりである。



「さぁ、話は後で。せっかくの食事が冷えてしまいますからね」


逃がさねぇぞ、という副音声が聞こえるのは気のせいだと思いたい。
諦めて席につき、フォークを手に取り、一口。


『…、うまい』
「、………あなた人魚なのに長風呂好きだから…その、…時間があったので……」
『…ありがとう』


へにゃ、と笑う彼に毒気が抜かれた。
リラックスした警戒心のかけらもない 番だからこそみれる素。


「…どういたしまして」


どこか嬉しそうに食べてくれる様子にささくれた心は落ち着きを取り戻した。









食事が終わり、食器を片付けた。
先にソファーに座ったアズールが隣を叩くので座ると、寄りかかってきた。


「で、今回の件はどういうことですか?」
『…あー、実は…』


と、簡潔に説明。
眉間にシワを寄せ、不機嫌になっていく。


『ちゃんと片付けたから、な?』
「なんで僕に相談しなかったんですか」
『大事なプロジェクト進めただろ?邪魔したくなったんた』
「………」
『ごめんな』
「……明日、丸一日僕を甘やかしなさい」
『それで愛しい君が許してくれるなら』
「………、」


何も言わずに頭をグリグリと押し付ける。


『フライングして今からじゃ、だめ?』
「…仕方ないですね、構いませんよ」
『ベットに運んでも?』
「好きにしなさい」


ヒョイ、と軽々と持ち上げられた。
そのまま、部屋に運ばれてベットに丁寧に置かれた。
続いて座る彼により、抱き込まれる。


『お疲れ様、アズール』


ちゅ、ちゅ、…とキスの雨。
緩やかに抱きしめられているため、余すことなく注がれる。


「……っ」


段々と恥ずかしくなり、彼の肩に顔をうずめて逃げた。
ギューーっと腕の力は強まり、密着する。


『…会いたかったよ、愛しいひと』
「、ぼくも……あなたと早くこうしていたかった」
『ふふ、お揃いだね』


よしよし、と撫でてくる。
安心してしまい、身体の力を抜いて寄りかかる。
すり寄ってくる彼を甘んじて受け入れ、


「くすぐったい」
『ははは』
「…ふふっ」


ほのぼのしたそうな。
次の日も彼とのんびり過ごしたアズールでした。




が、やり残したことがある。
番に手を出した愚かしい女に慈悲()を与えることを。
もちろん、相手が自分だとわからないようにチェスの駒を動かして…彼女を追い込む。
じわじわと、じわじわ、と。
二度と彼に会うことなく、多忙な日々を過ごすといい。



「ふふ」
『どーした?』
「明日のデートが楽しみなだけです」
『、はは。そうだな』
(彼は僕のものだ。渡しはしない)

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