真珠のなみだ(×フロイド)
『』
説明
フロイドと番が解消された、はずが……?
ペルラ(真珠)=主人公
フロイドと番、だった。
実はふたなりで、フロイドを組み敷きたいと思っていたがそれが言えずにズルズルといた。
秘密を受け入れてもらえるはずもないと悲観しており、フロイドが好きだがからこそ否定されるのが怖くて番解消を望んでいた。
ちなみにスリットの中にあるため第三者や本人も当たり前でわかっていなかった。
思春期を乗り越えてそういうきもちになった。
青天の霹靂で、番解消となった……はずだったのが……。
フロイド
年上(3つほど上)のおねーさんに恋しちゃったんだなー!
思春期あるあると思われていたが紳士に通いつめた。毎日必ず、顔を見に行った。
んで、一年続けてやっと信じてもらえて番になった。
ちなみに、ふたなりだろうともどうでもいいため、組み敷かれても構わない。
雄の本能???主人公のギラついた雄目に「…キューー♡♡(交尾の誘いの声)」した時点でお察し。
だって俺を好きなら、愛してくれるなら、側にいてくれて居るのを許してくれて、家族になれるなら…いいの。
=めっっちゃすき。
そのため、真実を知ったさいにオーバーブロットとともに監督生を衝動的に殺害しかけたほど。
ジェイド
監督生を妹にするのは嫌ですね、はい。
アズール
近寄らないでいただけますか?
※第三章フラグはない。
監督生
一目惚れしたフロイド先輩と仲良くなりたくて、昔友だちに教えてもらった恋のおまじないをしたら叶ったの!!
だが、人の恋ごろを操るなど禁術のためこの件で監督生は逮捕という保護を受ける。
無知ゆえの、ことだったから。
本人は頑固拒否したけど、誰も庇ってくれないし警察に叶うはずもなく御用。
恋ごろは木っ端微塵になる。
ストーリー
フロイドは、牢屋の中にいた。
ただ無言で生気もない瞳で。
その手には汚れて破れた手紙。
ー…番解消の件、わかった。
どうか、お幸せに
そう書かれている。
フロイドには年上の番がいた。
なんとかアタックして番になれたのに、それが狂ったのは…監督生という子。
学園側の不手際によるもので保護されいる普通の女子。
暇つぶしに構うだけだったのが、だんだんとよくいるようになる。
ジェイドやアズールから「いくから監督生さんが女性だとしても番がいるんだから程々に」となんども注意を受けた。
だから気をつけていたのに、いつの間にか監督生といる時間が増えていった。
覚えてないほどに。
そして、この手紙。意味がわからなくてフラフラと学園内を歩いていたら
監督生「あ、番解消してくれたんですね!!」
監督生「これでわたしが先輩とお付き合いできるんですね!」
監督生「?先輩が言ったじゃないか。番がいるから付き合えないって、なら解消すれば問題ないでしょ?」
監督生「お手紙をお願いしたら書いてくれたじゃ無いですか!もう!」
監督生「ふふっ!友達に教えてもらった恋人ができるおまじないとおりでした!」
このあとの記憶はない。
誰かの悲鳴。誰かに止められ、無理やり連行されてこの部屋にいる。
「や、だ………やだ………やだよ……おれ、俺…すきなの、すきなのに……!」
ぐしゃぐしゃに手紙を握りしめて涙をこぼす。
ジェイドやアズールが食事を運んできても一切手を付けず、返事すらしない。
説明されたのは監督生が元の世界で教わったお遊び程度の恋のおまじないが異様に効果が発動してしまい、この度の事件が起こった。
この世界では人の心をいじるのは違法であり、重罪。
そのため、お遊び程度のおまじないだと思っていた異世界の住人の監督生だとしてもこの世界にいる限りは重罪人として逮捕された。
誰も擁護しなかった。それほど重罪だから。
ーコンコンっ
扉が開いた。閉じる音。
ゆっくりと近づく足音。
牢屋前にしゃがみこむ人影。
『フロイド』
「、………え」
そこには手紙の相手がいた。
「ど、どうして…ここに…」
『ジェイドとアズールから連絡が来て、話は聞いたわ』
「お、おれやだ。やだよ、ペルラと以外番になるの。なんで?なんで解消するの?俺のこと嫌いになった?」
『好きだよ』
「じゃなんで!!!……なんで、…」
その手には手紙。もうしわくちゃで滲んで読めない。
『わたしね、フロイドに秘密にしていることがあるの』
「、」
『それが知られるのが怖くて、解消を受け入れたの。好きだから嫌われるのが、軽蔑されそうで怖かったから』
「…」
『……あのね、フロイド。聞いてほしいの』
「…なぁに」
『……わたしね、そのね……ふたなり、なの』
ふたなり。女性の身でありながら男性性器を持つ珍しい身体の特徴を持った人のことを指す。
『気づいたのがフロイドと番になった後で、いつ言おうか悩んで…思春期迎えて思ったのが、フロイドのことを……その…組み敷きたいと思うようになって…それは男性的に不愉快だろうから、でも………どうにも気持ちが変えられなくて…機会を伺っていたんだ。すまない』
「…………おれ、のこと嫌いじゃない?」
『好き。好きよ、』
「ほんとう?」
『今でも好き。愛してるわ』
「オレも、好き。好きだよ、愛してる…!」
『フロイド、』
ポロポロ、と落ちる涙。
牢屋の隙間から手伸ばして拭うとその手を掴まれた。
「すきなら一緒にいてよ、番のままで」
『!でも、』
「両想いならいいじゃん。それに、オレ…下でもいいし、……」
『えっ』
「……すきだから、その…ペルラが、オレのことあっ愛してくれるなら…どっちでもいいし…」
『 ほんとう? 』
ギラついた雄の目だ。
「…きゅ♡きゅー♡」
『…』
「あ、…ばかっ♡」
『えっえ?』
求愛の声だ。まだ番になる前によくアピールの含めて聞かせたものだ。
「……あ〜もう!番のままでいいよね!!?」
『…うん』
泣きそうだけど嬉しそうな彼女に安堵した。
……まぁ、この後はジェイドたちによりお泊り用の荷物を持たされて学園を追い出されるフロイドでした。
一足先に社会人の彼女は事情をリークしたリーチ家により一週間の休みをもらっていた。
※番=婚約者の危機ならお休みもしたかないよね!!追加も可能だけど半日だけ仕事に来てね!と会社の意見。
そのため、それを知ったフロイドの判断早く、食糧のまとめて買う。レトルトのなどのお手軽ものも忘れずに。
家に着けば見ていたかのように実家からも食糧や日用品が届けられた。
『ほわ……どうしょう…』
「別に、俺の食費とかで考えればいいんじゃね?」
『う、うぅん……』
「そんなことよりもとっとと片付けようよ!んで、ゆっくりしょ?」
『…そうだね』
とりあえず荷物をいそいそと片付けた。
何度か泊まったこともあるため手慣れたように片付ける。
それが終われば、
「…」
ソファーを背凭れに床に座り、ぎゅうと抱きしめた。
抵抗もすることなく収まる彼女に安心してしまう。
スリスリと甘え、無意識に番にさえずる。
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