逃さない蛸ちゃん Part2


『逃さない蛸ちゃんPart2』

【小話。視線の理由】

やっとのことで両想いと判明して無事、番となれた。
だが、……彼からの夜の逢瀬の多さと濃さに体力なら自信のあるアズールでもヘトヘトとなる。
でも嫌じゃない!!むしろドロドロされるのが嬉しいし、『すき』『かわいい』『もっと愛したい』とか言われてるからイイ。
……だって二人きりだと、デロデロに甘い態度してくれるんですもん。
普段は一切、そんな態度してくれないのに。わかりづらい。
でもこっそりスキンシップしてくるのがゎいぃ!!
すれ違いざまに指先を数秒だけ絡めてたりとか、ちょこんとしてくるんです!!!!!!!
……それにしても最近、なんか視線がうざいんですよね、なんでしょうか。


(まぁ、いいです。あとで調べておきますか)


やっと、…やっと!!逢瀬の時間が取れましたぁ!
僕のほうがトラブル続きで……本当にあのウツボや違反者どもはどうしてくれようかと思いましたが!!



(!!見つけました)


寮内にいた彼を見つけて部屋に連れ込んだ。
鍵を閉めた音と同時に、ネクタイを引っ張り強引にキスをした。



「んぅ♡…ン、………♡」


待ち望んでいた、


『、随分と積極的だな。アズール』
「こんな僕は、いやですか?」
『全然、』


ぎゅーと抱きしめられる。


『すげぇーすき』
「それはよかった」
『あーもう、我慢できない』
「ちょ、もう♡制服を汚したら怒りますよ」
『我慢できないのはアズールも一緒だろ』
「そ、そうですが、ぁ♡」



服の中をまさぐる手に、育てられた身体は素直に反応する。


「や、だめぇ!♡だめなのぉ♡」
『…着たままシよ、ね』
「ぁ、♡ァあ、そこ…!」
『すげぇヌルヌルしてる、準備万端だぁ』
「っっ♡」


服越しに押し付けられるモノの熱を感じそうな勢いだ。
期待してしまう。


『…ね?』


………頷いてしまった。










「ひっ♡♡」


ソファーの背タレを掴んでそのままぶち込まれて何度めかの火花が頭を弾ける。
乱て汚れてしまった制服。染み込んてしまうかも、という不安も考える暇もなく日にちが空いた分を埋めるかのようにガッツてくる彼にされるがまま。
部屋につれてくる度にこんなことをしているため、ふと思いして大変なのに。


『ほら、あと3回。俺がイったらベットだから頑張って』
「ぁ、あ!おっああっ♡♡」
『ほらっ!』
「ァああああ!!!!♡♡♡♡♡♡♡(そういうところもすきぃ♡)」



ベットに運ばれたら運ばれたで、服をめくり胸元をぷっくりするまですきにされて胸イキの仕方を再確認されたり、
真上から垂直にズドン、と突き立てられり、
逆に真下から突き上げられたり、とどっぷりと逢瀬を過ごす羽目に。


「くびは、見え、るから…」
『やだ、やめない』
「こ、こらぁ…」


危ないラインに跡を残されてしまう。
もちろん、身体中に上書きされる。


『もっと、』
「も、もう〜〜!!♡♡そっちばかりじゃなくて、……足りないから、もっと来てください♡」
『…ん。俺もアズールのこと足りないから欲しい』
「……僕も。もっとあなたが欲しい」


え??明日?やっと取れた休みですか?なにか???(圧力)




次の日。なんとか制服を染み抜き()や
匂い抜き()をして掃除なども済ませてゴロゴロ。
背後からハグされているアズールの首に執拗に後を残す。


「昨日から、どうしたんですか?…ぁ♡」
『…だって、アズールは俺のだもん』
「………??そうですが?そしてあなたは僕のものです」
『うん。』
「…?」
『…あー、アズール。お前が最近、狙われてるの気づいてない?』
「??」
『…性的に』
「…………???」


NRCちゃんねるの裏。
うらちゃんねるにある【海寮】見た目はいい【トップ】にて、そういう輩が増えていることを知ったのだ。
しかも、だ。「どうにかヤラせてくれないかな」「オカズにしたら抜けそう、いや抜ける」「なんかめちゃくちゃエロくなってる」などという発言。



「ほー………」
『たまたま話しているのを聞いて調べてたら、なんか色気づいたとかあって……』
「買いにいきましょうか」
『ん?』
「婚約指輪」
『………うん???』
「色気づいたつもりはありません。だとしてもあなたにしかそういう目で見てほしくありせん。」
『うん』
「このシルシもいいですが、消えてしまいます。この際婚約指輪を買って知らしめるのもありでしょう?」
『消えそうなたびに来るよ?』
「んふ、そうしてくれると嬉しいですが…なによりもあなたを僕のもと知らしめたい、それだけです」


画面をノックする。
それは別のスレで、抱かれたい男についてかかられている内容の派生で彼と思わしき専用のスレが……



『……マジか、俺???』
「そういうことです。出掛けますよ」
『アッハイ』


前もって目星をつけていたのか、即座に店に電話をして予約して乗り込んで指輪を購入(折半)
アズールは手袋越しによく触り、彼はネックレスにして愛用した。



「あぁ、婚約指輪です。つい癖で」


『あぁ、恋人とお揃いで…婚約指輪だ』




と、まぁそれはそれでうらちゃんねるは盛り上がった。
まぁ、どこぞの蛸さんが秘密裏に全員を把握して地雷は多方面にこっそりと仕込んでいることは本人しか知り得ないことであった。
……ちなみに帰宅後に指輪をつけたまま、即刻ねっちょり盛り上がったのは言うまでもない。

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