10月ともなれば、町中は早くもハロウィン一色だ。
いつの間にか日本に根付いたイベント。
「これ、可愛い〜」
「にゃはっ、へんな顔のオバケだね」
かぼちゃのランタン、ちょっと間抜け顔のオバケに、コウモリと黒猫。雑貨屋でハロウィンの飾り付けを見て回る二人だが、本来の買い物は別にある。
『ねえ、なまえ。ここの遊園地でハロウィンイベントやるんだって!仮装してデートしようよ!』
『わぁ、楽しそう!』
どちらからのお誘いでもだいたい意気投合だ。
やって来たのはドンキホーテ。
ハロウィンの衣装がずらりと並べられている。定番のものだけでなく、今年流行ったアニメキャラの衣装もあった。
そして、ちょっとセクシーな衣装も。
(うぅむ。なまえが着てみたら……)
豊かな想像力でその姿を頭に思い描く廻。
(……いいかも……)
「ねえ、廻」
想像ではなく現実のなまえに声をかけられ、慌てて廻は返事をする。
「今年は定番の吸血鬼なんてどう?」
今まで廻の仮装した中で、一番小悪魔の仮装が似合うとなまえは思っていたが、吸血鬼もきっと似合うと思った。高二になって少し大人っぽくなった廻なら、絶対にかっこよく着こなす。
「いいね!じゃあ吸血鬼になって、なまえの血吸っちゃうよ♪」
「痒くしないならいいよ」
「それ吸血鬼じゃなくて蚊じゃん!?」
がーんという廻の反応になまえはくすくす笑う。次に自分はなににしようかな、と衣装を眺める。
初めて仮装をした小学生の時は、廻が狼でなまえは赤ずきんだった。他にも廻が小悪魔ならなまえは天使と、今回も仮装を合わせたいと吸血鬼に合いそうな衣装を探す。(なんだろう、魔女かな?)
「なまえは魔女の衣装?可愛いね!魔女子さんだ!」
「うん。廻と合わせたいと思って……あ、これもいいかも」
なまえが見つけたのは、紺と白のシスターの衣装だ。
「どうかな?」
自分の身体の前に合わせて、なまえは廻に聞いてみる。
「……いい!なまえ、絶対似合うよ!」
白宝高校のお嬢様みたいな制服が似合うなまえだ。シスターのような清楚な感じも似合うと廻は大絶賛して言った。
「じゃあこれにしよっ」
今年のハロウィンの仮装は、廻は吸血鬼、なまえはシスターの衣装に決まった。
◆◆◆
当日は私服で遊園地に向かい、更衣室で衣装に着替える。
着替えた二人は、じゃーんと効果音が聞こえてきそうな雰囲気で、仮装姿を見せ合った。
「廻かっこいい!吸血鬼の衣装、すごく似合ってるねっ」
黒い衣装に赤いマントも予想通り着こなしてかっこいい。フォーマルな衣装は大人っぽくもあって、男性的な色気も感じてしまう。
(本当に今日の廻、かわいいよりかっこいいが増してるかも……)
またなまえは、新たな廻の一面を発見してしまった。
――同じようなことを思っていたのは、廻もで。
「なまえもシスターすごく似合ってる!可愛いっていうか、綺麗!」
「ありがとう」
率直な感想だと、なんかエロい。これを口に出したら怒られるので、廻はごくりと言葉を呑み込む。清楚な姿で露出も少ないのに、何故そんな風に感じるのか不思議だ。
自分が本物の吸血鬼だったら絶対なまえを拐うなぁと廻は思う。
遊園地内では仮装をしたまま遊べるので、二人はガイドマップを片手に園内を歩く。
「なまえ、なに乗りたい?」
「うーん……。あっ、空中ブランコとか」
「いいね!じゃあ最初に乗るのはそれに決定♪」
廻はなまえの手を引き、そちらに向かった。
空中ブランコにはちょうどペアシートがあり、二人は一緒に乗る。
「ワクワクしてきた!」
「廻、遊園地に来るの久しぶりだから余計じゃない?」
なまえは夏休みに友達とランドに遊びに行った以来だが、廻は何年かぶりだ。
「今日天気よくてよかったね」
「秋晴れってやつ?」
ブランコは意外と高く上がり、いつもより青空に近づく。
ゆっくりと回転していき、徐々に遠心力がかかって大きく回った。景色もそれに合わせてぐるぐると変わる。
「気持ちいい〜!」
「楽しいねっ」
空を飛んでいるような爽快感だ。
乗り終わると早々に、次なる乗り物へと元気に向かう二人。
「全制覇目指しちゃう?」
「いけるかな〜」
時間的にもだが、ジェットコースターに乗れるものの、落下系やお化け屋敷は苦手ななまえ。
対して廻はなんでも来いなので、ノリノリだ。
とりあえず、二人は目につくものから乗っていくことにした。
手軽に楽しめるミニコースターやゴーカート。メリーゴーラウンドでは、白馬の王子ならぬ白馬の吸血鬼の廻。
スカイサイクリングを楽しんだあとは、メルヘンなコーヒーカップに乗り込んだ。
「どれぐらい回せるかレッツチャレンジ!」
「待って廻!回しすぎ〜!ストップ〜!」
ひゃっほーい♪とコーヒーカップをひたすら回す廻に、なまえの制止の声は届かない。
カップから降りると、おぼつかない足取りの二人。
「あ、やば……酔ったかも……」
「もう……だから止めたのに……」
案の定。二人はぐったりして近くのベンチに腰かけた。
コーヒーカップの近くにちょうどよくベンチがあるのは、こうなったときのためだろうなとなまえは思う。
青空の下、しばしの休憩をする。前を行き交う人の色んな仮装を眼にして楽しい。
「そろそろお昼だけど、食べたいと思っていたゾンビカレー食べられそうにないね」
「今はまだ無理かな〜」
空を仰ぎながら廻は言った。期間限定のハロウィンメニューを食べようと計画していたが、ゾンビをイメージしたカレーを食べるのは厳しい。
「なまえ。俺、ドリンク買ってくるよ。冷たいもの飲めばスッキリするっしょ♪ここで待ってて」
「あ、ありがとう」
先に回復したらしい廻は颯爽とマントをはためかせ、駆けていく。
その後ろ姿と優しい気遣いに、なまえの胸は簡単にきゅんとしてしまう――。
「見て〜!なまえ〜!ハロウィン限定のドリンク!」
満面の笑みで、悲鳴が聞こえてきそうなドロドロしたドリンクを持って帰ってきた廻。
……。あ、うん。
いや、廻に悪気はないし、悪くもない。ただ、さっきのきゅんが嘘のように消えただけで。
「あ、意外とうまいよコレ!」
その廻の言葉を信じて……なまえはストローに口付け、眼を閉じて飲んだ。
……あ、本当だ。おいしい。
意外にも味は酸味感がほどよいベリー風味でおいしかった。
お昼は時間をずらすことにして、二人は気分転換も兼ねて園内を歩くことにする。
「トリックオアトリート!」
「はい、どうぞ。ハッピーハロウィン!」
小さい子は仮装をしてお決まりの言葉を言えば、専属のキャストからお菓子をもらえるらしい。
大人たちには何もないのかと思えば、"歩くジャック・オー・ランタン"を見つけたらお菓子をもらえるという。
「歩くジャック・オー・ランタンってなんだろうね?」
「うーん」
ガイドマップに書かれた期間限定のイベント内容を見て、二人は首を傾げる。
……あ、いた。
廻となまえは同じことを同時に思った。
目の前に、かぼちゃの被り物を被った人物が歩いている。
ゴシックなスーツを着こなした彼が『歩くジャック・オー・ランタン』で間違いないだろう。
ジャック・オー・ランタンは二人に近づいてきて、なにやらカモンと手を動かした。なにかわかった廻となまえは「せーっの……」と、声を合わせて――
「「トリックオアトリート!」」
笑顔でジャック・オー・ランタンに言った。
「フフ……我輩のお菓子を欲しければ、クイズに正解することだ!」
「あ、しゃべった」
「クイズ?」
驚く廻に不思議そうに首を傾げるなまえ。どうやらこれもイベントの一環らしい。
「クイズはズバリ『彼女の好きなところ』だ!さあ、君に答えられるかな?」
あ、こういう系……。なまえは苦笑いをこぼした。
歩くジャック・オー・ランタンに気づいて人が集まるなか、この質問に答えるのは普通の者なら恥ずかしいところだが……
「う〜ん」
考える素振りをする廻にそんな雰囲気はない。皆に注目される恥ずかしさと、廻が自分の好きなところをなんて答えるんだろうと、なまえはドキドキして待った。
やがて廻はにっこり笑って、自信満々に答える。
「全部!」
「全部?……適当に言ってない?」
「適当になんて言ってないよ。中身も外見もなまえだから好きであって、そしたらそれって全部じゃん?」
廻はきっぱりと言い切った。おぉと周囲から小さな歓声が上がる。
「……ふむ。では、今度は彼女にクイズだ」
「へ……!?」
廻の回答に固まっていたなまえは、突然振られてすっとんきょんな声が出てしまった。
「クイズはもちろん『彼氏の好きなところ』だ!さあ、君は答えられるかな?」
同じ問いを出され、なまえの答えは一つしかない。
「わ、私も……そう言ってくれるところも含めて……全部、好きです……!」
「へへへ♪」
恥ずかしさのあまり、最後は顔を両手で隠して言った。周囲から「ひゅーひゅー」という声と拍手が聞こえてきて、ますますなまえは萎縮する。
「二人とも正解だ。ご褒美のお菓子に、末永く幸せにな」
やったー!と無邪気にお菓子を受けとる廻に、控えめに受け取ったなまえ。
絵に描いたようなアオハルな学生カップルだと盛り上がるその場。
「はっはっは!では、次のクイズの挑戦者は誰かな?」
ジャック・オー・ランタンは満足げに笑うも(若いっていいなぁ……)中のおじさんはちょっとだけセンチメンタルな気持ちになっていた。
僕にもあったかなぁ、あんな青春時代。
◆◆◆
席について、自分の頬を両手で挟んでみるなまえ。
気恥ずかしさから逃げるようにレストランに入ったが、ちょっとは頬の熱は取れただろうか。
廻の言葉はもちろんすごく嬉しかった。ただ、公衆の面前で動揺しただけで。
「……廻って恥ずかしくなることってあるの?」
「んー?」
羞恥心が足りないと思ってきたけど。謎の裸族なのもその辺りが絶対関係している。
「俺だって恥ずかしくなることはあるよ。人間、恥をかくために生まれてきたって言うしね♪」
カシャリ。なまえの質問に笑って答えながら、廻はテーブルに置かれたゾンビカレーと、なまえを一緒に写真を撮った。
緑色のルーの正体はほうれん草カレーだが、ゾンビカレーという名前らしい盛り付け方をされている。
(廻が恥ずかしがっている姿。いつか見たいな)
照れている姿は何度か見たことあって可愛いかった。恥ずかしがっている姿もきっと可愛いに違いない。
「ほら、なまえ。冷めちゃうから早く食べよ!」
「そうだね」
いただきます、と二人で声を揃えてカレーを一口食べた。ドリンクと同じように見た目はホラーでも、味はヘルシーでおいしかった。
◆◆◆
お昼を食べ終わったあとは、ちょうど始まったお化けたちがパフォーマンスをするショーを見る。
可愛かったね!と感想を話ながら二人が次に向かったのは、この遊園地で人気のアトラクション――ジェットコースターだ。
数十分ほど列に並び、順番がやって来た。危ないのでなまえはシスター衣装の頭のウィンプルを取って、ジェットコースターに乗り込む。見通しがいい一番前の席だ。
「にゃはっ、このじわじわ感がいいよね♪」
「私はドキドキしてきたぁ……ちょっと怖くなってきたかも……!」
ガタガタと音を立てながら、ゆっくりとレールを上っていくジェットコースター。
ここから一気に落ちるとわかっていても、心拍数は自然と上がってしまう。
「なまえ、手握ってあげる!」
廻の指がなまえの指の間に絡み、ぎゅっと握った。
ジェットコースターが落ちるタイミングに合わせて、廻はなまえの手を握ったまま、その手を高く上げる。
「にゃっはは〜〜!」
「あぁーー!」
一気に急降下!
笑顔で笑い声を上げる廻に、これぞ見本というような絶叫するなまえ。
上がって下がって、カーブして。
猛スピードでジェットコースターはレールの上を走る。
スタートしてしまえば、終わりまではあっという間だ。
「あー!楽しかったー!」
「うんっちょっと怖かったけど、楽しかった!」
ジェットコースターから降りても、覚めぬ興奮のまま、二人は再び園内を歩く。
「ねーねーなまえ。怖かったついでに、アレ、入らない?」
廻が指差したのはお化け屋敷。期間限定のハロウィンバージョンらしい。
「廻、私が怖いの苦手なのを知ってるのに……」
当然ホラー系がだめななまえは渋る。
視界から記憶してしまうなまえにとって怖い光景は、お風呂に入れなくなる・眠れなくなる・夜中にトイレに行けなくなるなどの問題が起こるかもしれない。
「でも、小学生が入ってるよ。そんなに怖くないっしょ」
「う、うーん……」
確かに。小学生らしき男の子や女の子がワクワクしながらお化け屋敷に入っている。
「大丈夫!ちゃんと俺がお化けからなまえのことを守ってあげるから」
「……じゃあ、いいよ」
そんな台詞をきゅるんとした笑顔で廻に言われたら、なまえはしぶしぶながらも折れてしまう。
……あまり見ないようにしよう。
二人は『恐怖の館』という名のお化け屋敷へと足を踏み入れた。
「……っ」
お化け屋敷に踏み入れて、最初にドキッと心臓を跳ねさせたのは、なまえではなく――廻だった。
「なまえ、くっつき過ぎじゃない……?」
「あまり見ないようにして歩いてるから……」
ぎゅっと自身の腕に抱きつくなまえ。そういえば今まで手を繋ぐばかりで、腕を組むことは初めてかもしれない。
ましてや、こんな密着。
(めっちゃ当たってる……!)
二の腕にムニッと柔らかく。夢にまで見て、夢の中ではわからなかったその感触を、ついに廻は知ってしまった。
……やべえ。めっちゃ柔らけー……
「きゃあ!?」
おおう。驚かせてきたゾンビに廻もびっくりしたけど、押しつけられた感触に全意識を奪われそれどころではない。
お化け屋敷なのに試されているのは理性だ。
廻は本当に吸血鬼になってしまうかも知れない。
俺がなまえを襲う前にここから出ないと……!(襲わないけど)
「……はぁ〜!外に出て明るいと安心するね。いきなり驚かされるのが私だめかも……。廻は全然こわくなかった?」
「ようござんした」
「……ええ?」
うっとりして感想を言う廻を、なまえは訝しげに見た。
「あっという間に暗くなっちゃったね」
そのあとも二人はアトラクションを巡ったが、残念ながら時間的に制覇は無理そうだ。
「カボチャランタンの明かりが綺麗……。ねえ、廻。最後に観覧車乗らない?夜景が綺麗だと思う」
「いいねいいね!行こっ」
二人が観覧車に乗るのは、横浜デート以来。
今度は自然と隣同士に座った。
ゆっくりと観覧車は回り、景色は美しく変わる。ランタンの淡いオレンジの光が灯る遊園地の夜景は、とても綺麗だ。
横浜で観覧車に乗って、気まずい空気が流れたことをなまえは思い出していた。
だからこそ、自分から観覧車に乗りに行こうと誘った。
「廻……トリックオアトリート!」
"お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ"
なまえの口からハロウィンのお決まりの言葉が飛び出して、廻は予想外に驚きつつも眼を細めてくすりと笑う。
「さっきもらったお菓子は全部食べちゃったから持ってないんだよね。なまえにいたずらされちゃう?」
「いたずらしちゃう」
眼を閉じて、と言われ「ん……」廻は素直に眼を閉じた。なまえからならきっと可愛いいたずらだ。ほっぺにチューとかかなぁと期待していると……
女の子らしい甘い香りが鼻を掠めて、柔らかく唇を塞がれる。一瞬ではなく少し長めのキス。
やがて唇はゆっくり離れ、余韻だけを残す。
「……びっくり……した?」
「……びっくり、した」
まさか、唇に直接キスされるとは思ってもみなかったから。確かに二人っきりで外から見えない状況だけど、恥ずかしがり屋のなまえだし。むしろなまえからしてくるのは超レアだ。
「あー……なまえ、いたずら大成功だよ」
「本当?」
不思議そうな顔をしたなまえに。廻はそっと後頭部に手を添え、自身の左胸に寄せる。
廻の胸板に耳をくっつけるような形になったなまえは、すぐに気づいた。
(あ……廻の心臓、すごくドキドキしてる……)
早い鼓動が耳から伝わる。廻の言動一つですぐにドキドキしてしまう自分だったが、廻も同じなんだと知って嬉しい。
「ね?」
「……うん」
同時に『廻が今ここでちゃんと生きている』と強く実感して、とても愛しくなる。
「……じゃあ、今度は俺の番ね」
その言葉になまえは顔を上げた。目に映るのは、いたずらという言葉が似合う笑顔。
「トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうよ♪」
なまえはあっと思い出し、バックからなにかを取り出す。
「はい、ハッピーハロウィン♪」
「!」
キャンディーのようにオレンジの銀紙に包まれたチョコレート。歩くジャック・オー・ランタンからもらったお菓子だ。廻と一緒におやつに食べたけど、一度に食べず残したもの。
「もー!これじゃあなまえにいたずらできないじゃんっ」
「残念でした♪」
歯を見せて楽しげに笑うなまえ。清楚なシスターではなく、いたずら好きな小悪魔に見えた。
そんななまえも可愛い。好き。
「来年、リベンジしちゃうもんね!」
そう言って廻は銀紙を開き、ぽいっとチョコレートを口に入れる。
……あ、これだ。
「なまえ。もう一度ハロウィンのお決まりの言葉、言ってみて」
「トリックオアトリート……?」
――廻は再び、なまえの後頭部に手を伸ばす。
押さえながら自身の顔を近づけ、睫毛が触れそうな距離に、なまえは眼を閉じる。
重なったというよりは、舌先で唇をこじあけられて、"それ"を口に入れられた。
先ほど廻が口に入れた、溶けかけのチョコレート。
すぐに甘い味がなまえの口内に広がる。最後に廻は、口移した際になまえの唇についたチョコレートをぺろりと舐めた。
こつん、と。今度は二人のおでこが合わさる。
「お菓子もあげる」
至近距離で見つめて、そんな優しい笑顔と甘い声で。……ずるい。結局は廻に、とびっきりの"いたずら"をされたと思うなまえだった。
◆◆◆
なまえになら、お菓子もいたずらも両方許しちゃう。
俺からの特別なハロウィンだよ♪
Happy Halloween!