「あ……ぅ…………。」
目をじっと見つめられて顔が熱くなる。
無いはずの鼓動が早く、大きな音を立てて響く。
「こういうのって、ドキドキするね……。」
照れて赤くなってる涼は、いつもより色っぽくて、俺を余計にキュンキュンさせた。
「もう……いいだろ……!?」
「だーめ、こんな花奈さん初めてだからもっと見てたいの*」
呼吸が荒くなる、涼の考えてる事が見えて、それが余計に俺を緊張させる。
「…………早く離せよ。」
右目を見られると涼は意地悪そうな、でも愛おしいと言うような笑顔でいた。
「そんなかわいい顔で言われると意地悪したくなるんだよ、花奈さん。」
涼が俺と目線を合わせ顔を近づける。
このままキスをしてしまいそうなくらい近づいたところでぴたりと止まった。
「……キスしたいの?」
「そ……そんなわけじゃ……。」
「本当はしたいくせに、意地っ張りなんだから。」
涼のあたたかい息があたる。
耐えきれず、俺は涼に抱きつき強引にキスをした。
「やっと素直になったね、花奈さん。」
体が熱い、涼のにおいでとろとろと気持ち良くなる。
「涼…………」
ふにゃふにゃと力が抜け、酩酊した時のような幸福感に包まれた。
涼の俺を抱きしめる力がぎゅっと強くなる。
そうだ、その熱い想いのままに、ぎゅぅぅって、俺が壊れてしまいそうなくらい、強く抱きしめてくれ。
それに応えるように、俺もぎゅっと強く、涼を抱きしめるから。
「苦しくない……か?」
「大丈夫だよ、もっと強くしていいくらい。」
愛おしい人の鼓動が聞こえる。
早くて大きくて不規則な音をしている。
「なぁ、涼……。
好きな人の唾液には…………あるらしい……ぜ?
だから……もっとドキドキしたいの……いいだろ?」
「うん──いいよ?」
涼の色っぽいとろんとした瞳が俺の理性を溶かし、2人は、貪るように熱くお互いの舌を絡める。
糸をひくくらい濃厚なひと時を終えた時にはお互いにある感情と戦っていた。
「は、花奈さん……!」
先に涼が我慢できない、と言うような顔で俺を押し倒しシャツのボタンを外す。
あぁ、俺はこれを待っていたんだよ。
「やっと素直になったな、涼……。」
とろとろとした甘えるような声で俺は囁いた。
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