朝からこっそり飲んだくれた花奈さんは据わった目で俺をじっと見つめている。
「りょぉ……くん…………。」
ふらふらと両手を差し出した花奈さんを俺はぎゅっと抱きしめた。
俺とお酒で頭がいっぱいなのか幸せそうな声を漏らす。
1回水を取りに行こうとすると、ふらふら通り越してぐらんぐらんと花奈さんの体が揺れていたので、ぐにゃぐにゃの花奈さんを抱っこして、なんとかお水を飲めた。
「飲む?」
「ういぃ………のむぅ…………」
飲み終えた後、視界に酔ったのかリバースをしたが何も出てくれず、悲しそうに俺の名前を呼んでくる。
「きもちわるい……めがまわ…………る」
ばたんと彼女は轟沈してしまった。
ふと、花奈さんの飲んでたお酒が梅酒だったと思い出す。
梅酒は飲みすぎると悪酔いするってあれほど言ったのに…………。
ぐったりした体勢で15cm弱浮いている花奈さんは、顔を赤くして少し疲れた顔で眠っていた。
「おやすみ、花奈さん。」
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