ほろ酔い花奈さん


 同僚の誘いで甘めのチューハイ缶を飲んだ後、花奈は少し頬を染めて五寸くらいふわふわと浮いた。
「おいしい?」
「うん……あまくておいしい。」
 酔いが回るとさらに一寸浮き上がり、幸せそうなとろんとした瞳になる。
 ほろ酔いの花奈は、お気に入りの白衣をひらひらとさせて、人通りの少なかったからか、鼻歌交じりでふわふわと浮きながら帰った。
「花奈さん!?」
「うん……はいてんしょん、はなちゃん……だよ?」
 3杯目の缶を出した所で涼に止められる。
「さすがに俺もそこまれ飲まねぇよ……これは涼くんの。」
 ピンク色に染まった、ぷくぷくの頬がかわいらしいのか、涼は花奈のお酒を受け取ったあと、花奈の頬をぷにぷにとつついたのだった。

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