何度かリバースした花奈さんは、今にも死にそうな表情でいたが、吐いて少しだけ落ち着くと、やはり酔っているのか、ぐにゃぐにゃと甘えてくる。
少し引っかかり花奈さんの飲んでた日本酒を飲むとかなり酔いが回り俺もかなり酔ってしまった。
「んー…………りょぉくんもよってんのか?」
「あはは、そうみたい……ひっく」
花奈さんは俺に抱きつくと、呂律の回らない喋りでかわいいことを何度も言う。
俺も俺でそんな花奈さんに(一応許可を取ってから)ふわふわの大きな胸やぷにぷにのお腹を揉んだり、今思えば恥ずかしすぎる事を花奈さんに話したりしていた。
酔いつぶれる前に花奈さんを抱っこしてベッドに向かおうとするが俺も立てなくて、結局二人して酔いつぶれた。
父さんが運んでくれたのか、俺と花奈さんはベッドで目覚める。
「…………え、うそ……何も覚えてない。」
「あれ、珍しいね。」
「頭も痛いし、記憶はないし……絶対ろくな酔い方してないだろ。」
「花奈さんは大丈夫だったよ?」
「…………そうか、ならいいんだけど。」
少し安心した花奈さんは、休みなのもあってか二度寝した。
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