「黎羽」 彼女はぎゅっと私に抱きつく。 「どうしましたか?」 「今なんかやばいの……えっと、悪霊とかそんなのが黎羽を狙ってたんだ、ぜ?」 誤魔化しているが未だに離れる気は無いようだ。 「……まだ狙ってる、だから、しばらくこのままで。」 一度顔を上げてそう言うが顔は真っ赤である。 「わかりました、大丈夫になったら教えてくださいね。」 「あぁ、ありがとう……。」 彼女は明らかに嬉しそうな声色で返した。 (ちなみにこれを書いた当日はハグの日でした)
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