「…………れいは」 すっかり酔っ払った彼女は私にきゅっと抱きつき甘えてくる。 「もうふらふらじゃないですか……ほら、お水ですよ。」 「おしゃけがいい……。」 「お酒弱いんですから、定期的にお水飲まないと……。」 不満そうだったが、やはり喉が渇いていたのかグラスを空にした。 まだ少し酔ってるらしく、ほわほわしているのがかわいらしい。 「なぁ、れいは。」 「なんですか?」 ちゅっ 頬にキスをすると、彼女は満足そうに私に寄りかかってすやすやと眠り出した。 「今日は疲れましたからね、おやすみなさい。」
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