「れいはぁ…………っ」
泥酔した彼女はぎゅっと私に抱きついてきた。
「どうしましたか?」
「んー…………れいは、しゅきなの…………。」
すりすりと頬を寄せて甘えてくるのが愛おしい。
「うふふ、私もつぐみちゃんが好きですよ。」
「しゅき?」
「えぇ、大好きです。」
「そう……か…………。」
とろんとした丸っこい瞳でこっちを見てくるのがかわいらしく、私は彼女の赤く染まった頬を優しく撫でる。
ひんやりしてて気持ちいいのか、普段からは想像出来ないふにゃっとした笑顔を見せた。
「…………れいは、おれのなまえ……もっろよんれ?」
かなり酔ってるのか、いつもよりも甘えん坊である。
甘えん坊な彼女がかわいくて、そのかわいらしい名前をつぶやく。
「……つぐみちゃん。」
「うん…………。」
ちゅっ
キスをした直後の彼女は、珍しく女の子の顔をしていた。
「…………つぐみちゃん?」
名前を呼ばれるとまた顔を赤くする。
「照れてるんですか?つぐみちゃん。」
彼女は恥ずかしそうに頷いた。
「れも……れいはになまえをよばれるのだいすきらから、いっぱいよんれ?」
「つぐみちゃん。」
大胆に唇を重ね舌を絡める。
「…………れいは。」
とろとろとした、満足そうな瞳でじっと私を見つめていた。
抱きしめると彼女の荒くもゆっくりな呼吸が耳元をくすぐり、早くなる鼓動が聞こえてくる。
「つぐみちゃん、大丈夫ですか?」
「うん…………すこしどきどきしてるらけなの……。
もっとれいはとすきすきしたいの…………。」
「……もうつぐみちゃんも疲れたんですよ。
最後にお酒飲んで寝ましょう?」
「うん……。」
納得したのか、わりと素直に言う事を聞いた彼女は、さっき飲んだお酒と同じのを飲み、すやすやと眠った。
「…………何かあったらこの音声でも見せときますか。」
私はこっそり録音しておいた音声を隠しフォルダへと入れたのだった。
……私も、酔いが醒めたらこれを聞いて恥ずかしくなるのだろうか。
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