「なに、それ……覚えてない……。」
二日酔いの彼女は首を振る。
「そうですか…。」
そんな事言ってたのかと恥ずかしさで顔を赤くした彼女を、ぎゅっと抱きしめ頭を撫でた。
珍しく、今日はあまり抵抗してこない。
「お水、飲みますか?」
小さな声で「うん」と聞こえ、私はペットボトルを渡す。
「……黎羽。」
ひとくち飲むと、彼女はじっと私を見つめた。
「ドッキリじゃ……ない、よな?」
「えぇ、本当の事ですよ。」
少し信じられなさそうだったが、甘えたいのか、ぴったりとくっつき幸せそうにしたので、また頭を撫でた。
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