02
「ははっ、あははは!面白な君は!いいよ、友達になろう!あはははっ、実に面白い!」
「そんなに面白がらないでくれ、なんだか照れてしまいそうだ。」
笑いをこらえきれず声をあげて笑う私にディゴリーは恥ずかしそうに顔を赤らめた。まぁ、友達になろうとこんなケースでいう場面も少ないだろうから気持ちは分からなくもない。
「自信を持てよセドリック。この僕が気に入った相手なんてそうそういない。ましてや僕の友達第二号だぞ?胸を張ってしかるべきだろう。」
「君は自信家だな、羨ましいよセス。」
「なに、自信がなければ当主なんてやってられないさ。さぁ、この前のホグワーツの話の続きをしてくれ。気になっていたんだ。」
「僕はおそらく、スリザリンに組み分けされるだろうな。家の面子もあるし、そのあたりが妥当だろう。」
「そうかな、意外とレイブンクローでもやっていけそうだけど。でもどの寮になっても友達を続けてくれるなら僕としては文句はないよ。」
「まぁ、余程好戦的に家に楯突いて来ない限り僕は中立さ。寮や生まれに差別的な考えは持ってない。純血主義と言うわけでもないしね。ただ中立として線引きを行うのが我が家の使命だと考えてる。
だから君が我が家に楯突くようなことさえなければ無下にすることもないさ。」
「君が言うと迫力があるね、そうならないように祈るよ。」
そんな風にホグワーツの話に花を咲かせているとまたコメンパートのドアを誰かがノックした。
「ごめんなさい、こっちにヒキガエルが来なかった?ネビルのカエルが逃げてしまったの。」
「いいや、見てないよ。駅員に保護でもされてるんじゃないかい?」
そつなく対応するセドリックに、私は同意した。顔を覗かせていた女の子はそう、とだけ言うとお礼の言葉だけ述べて去って行った。
「そろそろ着替えたほうがいい時間帯だね、ホグワーツも近い。」
「なら、少し席を外してくれるか?あまり人前で肌を晒すことが好きじゃないんだ。」