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ミゲル・マルシベールと云う男
セブルス・スネイプは友となる
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それからと言うもの僕の生活は明らかに色づいた。周りの目の色が一変したのだ。
マルシベールは僕に色々な事を教えた。
どうすれば人を惹きつける事ができるのかから始まりどうやって依存させるかまで。
そして僕を磨き上げるように矯正していった。
身だしなみ。言葉遣い。歩き方に、猫背だった姿勢も伸ばされた。
髪は毎日マルシベールが梳かし、高価そうなリボンで結ぶのが日課で、洗濯物もこまめに行いアイロンをしっかりと当てた。

それだけでまわりの対応が全く違う。もちろん、マルシベールの影響が大きい。彼のそばで彼に釣り合うように努めているのだから嫉妬もされたし、同時に羨望もされる。しかし、入学当初とは明らかに違う何かを僕は感じていた。

「レポート、図書館でしようか。セブルス」







「セブ?」
「リリー!」
「驚いたわ、まるであなたじゃないみたいだわ!」

図書館でたまたま出会ったリリーはセブルスとその隣にいる男に目を向けた。ホグワーツで最も有名な美少年だ。

「セブルス、君の友達かい?」
「……あ、あぁ。リリー・エバンス、僕の幼馴染だ。」
「なら僕も挨拶をしよう。僕はミゲル、ミゲル・マルシベールだ。よろしくお嬢さん」
セブルスは素直に驚いた。純潔思想の強いマルシベールがリリーに挨拶をするとは思わなかったからだ。それが顔に出ていたのだろう、ミゲルは笑った。

「そんな顔しないでくれよ。君の友人だと言うのなら僕はそれを尊重する。」
マルシベールに尊重されている。それはセブルスにとって一つの重要なステータスになりつつあった。

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