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それは神の技が現れるための
再会の鐘が鳴るとき 03
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「あ?お前に関係ないだろ?邪魔すんな!」

「口の利き方がなっていないな。僕は今、すこぶる機嫌が悪いんだ。
その薄汚い本を置いて、さっさと消え失せろ。」

「あ?なんだとこの野郎!」

現れた凛とした声の少年の挑発に乗ったいじめっ子達が地面を蹴る音が聞こえ、次の瞬間にはゴッという鈍い音が響く、マリィは状況がわからずその場から動けなかった。

いじめっ子は3人、声をかけてくれた男の子だけでは怪我をしてしまうかもしれないと気づきマリィの顔は真っ青に青ざめた。
「喧嘩はだめよ!怪我をしてしまうわ…っ!」






「……弱いな。」

しばらくドタバタと取っ組み合いが続き、少年がつぶやく。それと同時にいじめっ子3人は地面に這いつくばった。

「何マジになってんだよ……!返せばいいんだろ!クソったれ!」

そう叫んだいじめっ子の1人がマリィに向かって本を投げつける。幸い、体を軽くかすめただけでぶつかることはなかったが、それを見たいじめっ子達はマリィと同じくらい顔を青くして逃げ出した。

「お、覚えてろよ!!!!」







「大丈夫か?」

「あ、ありがとう。助けてくださって……」

手渡された本を抱きしめて、少年にお礼を言うと、少年は呆れたようにため息をついた。

「……君は本当に世話がやけるやつだ。まさかまだ本の虫だったとはな。」

「え、えっと……」

「それに君1人じゃ持っていても読めないじゃないか。」

当たり前のようにそう言って小馬鹿にしてきた少年はフンと意地悪に言った。

「あなた、一体……」

「酷いな、本当に分からないのかい?あんなに本を読ませておいて薄情じゃないか、マリィ?」

その声が幼い子ころの優しい声にひどく似ていて、マリィはその少年に手を伸ばした。
少年の顔に触れるとはっきりと確証をもって少年正体に気づく。

柔らかい頬に、長い睫毛。つり上がった目。
全部全部大好きなその人そのものだ。

「嘘、まさかディオ貴方なの?本当にディオ?」

「あぁ、まさしく僕はディオ・ブランドーだ」


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