クトゥルフしようぜ!
【数時間後……】
露「あれえ、アメリカ君ってばもうギブアップ?(にこにこしながら空になったグラスを振り)」
米「んなわけ、あるかぁ!まだまだぁ!(がんっと叩き付けるようにグラスをテーブルに置き)」
諾「おい、飲むピッチが遅くなってるべ(空っぽになったグラスにアクアピットを注ぎながら)」
西「わあーアメリカかっこええー!」
南「そーれイッキ!イッキ!」
普「ほら、酒の追加分だぞ。これで足りるか?(両手いっぱいにボトルを持ち)」
米「んっ、ぐっ……んんんっ、っぷあっ!!(並々注がれたアクアピットを飲み干してプロイセンからボトルを奪い取り)まだっ、足りないんだぞぉっ!!」
露「(煽るの楽しすぎるという顔)」
英「(カウンターの下でしゃがみながらボトルにアルコール度数の高いものを調合し)べはははっ……我ながら完璧っ、完璧な作戦だ!(*完全に悪者顔)」
日「(イギリスがいるカウンターに回り込み)イギリスさん、次お願いします!(小声でひそひそ)」
英「ああ、任せておけ。あ、そこのコック。そのケーキにもよくラム酒を効かせろ。なんならそのチョコレートソースにも混入しろ(コックにてきぱきと指示し)」
加「ウイスキーボンボン、これ持っていきますねー(お皿に盛り付けられたチョコレートを指差し)」
英「頼んだぞカナダ。出来るだけ酔っ払った演技をしながら食べてもらうように促せ。……どうしよう、楽しすぎるんだが(いきいきとした表情で)」
日「私は早々に酔って潰れた体を装って退場して此方に来ましたが……いやはや、アメリカさんを落とす楽しみは図り知れませんね……(少し興奮気味)」
英「……ところで、あのヘタレパスタ兄とトマト野郎は酔ってるのか?それとも演技か?」
日「……恐らく素面かと(真顔)」
加「あめりかー、チョコレートもらってきたよー(へらりと笑いながらアメリカの隣に腰掛け)はい、あーん」
米「ん、あー(酔って目が据わった状態でカナダにチョコレートボンボンを食べさせてもらい)んっ、む……っ、は……ぁ……(次第に焦点が定まらなくなり始め)」
西「(もうすぐやなとロマーノと視線を合わせ)」
南「(スペインと目を合わせてこくりと頷き)」
普「(親分子分の様子を確認しカウンターに戻り)おい爺。そろそろフランス連れてくぞ」
日「了解です。その間にあと二杯ほど飲んでいただいて、完全に理性を飛ばしていただきしょう(悪い笑顔)」
諾「(そろそろか…)アメリカ、まだ酒が残ってんべ」
米「ん、のむ……らぞ(何回かグラスを掴み損ねながらもなんとかグラスを取り上げて一気に飲み干し)」
西「はい追加の分なー(空いたグラスにアルコール度数の高いお酒を注ぎ)」
露「よーし、もっかい勝負しちゃおっと!(によによ笑いながらアメリカのグラスに自分のグラスを軽くぶつけ)」
米「まけらいろ……っ(グラスを傾けて溢しながらもぐいぐいと飲んでいく)」
諾「超大国様の漢飲みもっと見たいなー(棒読み)」
露「アメリカ君飲んでないなー(によによ)」
米「んぐっん、んっ……(促されるままに次々と酒を体内に取り込む)」
西「……親分あと1杯で酔い潰れるに賭けるわ(ひそひそ)」
南「それ賭けになってねえよ。じゃああのグラスなくなる前に潰れるに賭けとくか(ひそひそ)」
諾「んぐ……ぷはあ、ゲフッ(大きなげっぷを出しながら口元を拭い)ほれ、このアクアピットもうめえべ(無慈悲な追加投入)」
米「ん、ふ……っ(追加を飲みながら艶かしい声を漏らし)っ、といれ……っ(ぶるりと体を震わせ)」
諾「(トイレに向かった背中を見送り)…スペイン、ロマーノ。しねえとは思うが洗面所の水さ飲んで酔い覚めねえように見張ってろ」
南「あいよ……ってかその頭ねえだろきっと(肩を竦めてアメリカの後を追いかけ)」
西「まあ用心に越したことはあらへんわなあ。アメリカー、ちゃんと独りでトイレ出来るんー?(大声でアメリカに声を掛けながら後を追い)」
加「はは……悪ノリしちゃったけど、あそこまで泥酔したアメリカ見るの初めて(くすくす笑い)」
諾「んだなあ。あいつは割と節度持って飲むタイプだからレア中のレアだな。と、ロシア。そのウォッカくれ(空いたグラスを差し出し)」
露「いいよー。もう1本開けちゃう?(うきうき)」
諾「おう。そっちにも空いてねえのあるから開けるか。蒸留酒もあるし今夜はちゃんぽんだない(にやにや)」
日「(ひょこっとカウンターから顔を覗かせ)……フランスさんはそろそろ、ですね。アメリカさんは……おっと、戻ってきました(慌てて頭を引っ込める)」
米「(スペインに掴まりながらふらふらと覚束ない足で客席に戻り)……きもち、わるいんだぞ……」
諾「ん、そこに寝ころべるスペースあるし横さなるか?吐くなよ?絶対吐くなよ??(念押し)」
露「ノルウェー君、それ日本君の家で言うフリ?」
米「(ふたりを半分無視しながら席に戻り)まだ、しょうぶついてない、ろ……!」
「あのう、お連れ様のお代はどなたが払うんでしょうか?(カウンター内の島国に尋ね)」
英「フラン…もうすぐ来る男に請求してくれ(にっこり)」
日「……(申し訳ないと思いつつ訂正する気はない)」
普「(トランシーバー越しのノイズ混じりの音ともに通信が入り)あーあー、こちら『黒い鷲』。応答願います、どうぞ」
日「(トランシーバーの音に素早く反応し)こちら『日ノ本』。聞こえております、どうぞ」
英「……なあ、なんでトランシーバーなんだ?スマートフォンで事足りるだろう」
日「すぱいと言えばトランシーバーですよ!(キリッ)」
普「ばっか、そんなのロマンだからに決まってんだろ!……と、今フランス担いでその店に入る手前だがアメリカの様子は?どうぞ」
日「現在完全に泥酔状態、勝負に拘っている部分はありますが概ね計画通りかと。どうぞ」
普「Einverstanden!んじゃぼちぼち入るぜ!どうぞ!!」
日「お待ちしております、どうぞ!(心持ちテンションが上がっている)」
英「さて。残る問題はドイツとイタリアか。そろそろロシアに向かってもらうか(カウンターから顔を覗かせロシアにアイコンタクトを試みる)」
露「(イギリスからのアイコンタクトに気付くと小さく頷き)アメリカ君、ちょっと用事が出来ちゃったから今日は僕の敗けでいいよ。次は勝つからね?Пока.(にこやかに笑うと軽く手を振って店を後にする)」
米「ん、……おれろしょーりら!(目の前のグラスを持ち上げて中身を自分の頭にぶち撒け)」
諾「酔っぱらいのかーんせえ(ぼそり)」
南「いやあ、楽しすぎるわ(ぼそり)」
普「(個室の入口で担いでいたフランスの方に振り返り)っと、そろそろ起きろフランス重てえ!!(肘鉄)」
仏「グファッ!?…っは!!(鳩尾を襲った強烈な一撃に目を覚まし)え?はあ??ここ、どこ??」
南「ようそこ酒池肉林の宴へ(笑いを堪えるのに必死)」
西「歓迎するでー(ジョッキを挙げて)」
加「そんな感じです(苦笑しながらも楽しそうな様子)」
仏「??というかみんな飲み会してたの?酷い!!お兄さん誘ってくれなかったじゃん!!(ぶわわっ)」
南「まあまあフランスよぉ。嘆くなって、メインディッシュは取ってあるからよ(ウインク)」
仏「は?メインディッシュ??ってあれ?アメリカは??」
加「あそこですよ(テーブルのひとつを指差して明らかに泥酔したアメリカの様子を見せる)」
仏「へ?……え(ぱちぱちと瞬きを繰り返しアメリカを見つめ)」
米「(フランスの声が聞こえて顔をあげるととろんとした笑みを浮かべ)ふらんすら、おれにあいにきら?(けらけらと笑い声をあげ)」
仏「……(親分子分の方に振り返り)ナニコレ」
西「酔っぱらいさん」
南「酒漬けツンデレ」
仏「いやいや!アメリカは普段そんなに飲まないから!ましてやこんな泥酔とかありえないし!!」
加「そうなんですよね……あり得ないんですよね……協賛はロシアさんとノルウェー君です(ノルウェーの方を指し)」
諾「(ボトル毎一気飲み中)」
仏「そのふたりと飲んだらキリがないって分かってるでしょ!!……えっと、アメリカ大丈夫?(アメリカの元へ歩み寄りその場にしゃがみこむ)」
米「(締まりのない顔で笑いながらびしょびしょに濡れた体をフランスに預けて抱きつき)Darling,あいたかったんらろ!」
仏「(硬直)」
南「(サムズアップ)」
西「やったぜ(サムズアップ)」
日「計画通りです(カウンターから顔を覗かせてサムズアップ)」
英「俺の指示に従えば容易い事だ(どやあ)」
仏「やっぱり坊ちゃん絡みかあああ!!」
米「(困惑しているフランスを他所にへらへらと笑いながら体を擦り寄せ)ふらんす、おこっちゃやら」
仏「ア、ハイ(混乱と困惑の結果の返答)」
日「(顔を覗かせたまま)恐らく今の状況ならば、素直にフランスさんへの思いの丈をぶち撒けられるのでは?という我々からのぷれぜんとです(もう一度サムズアップ)」
英「喜びのたうち回れ糞髭。そして飲み代払え(いい笑顔のままサムズアップ)」
仏「待ってvそのテーブルの酒瓶の山はなーにっv」
加「主にノルウェー君とロシアさんとアメリカが飲んだ分です(真顔)」
諾「これはおめの為だからおめが払う。それが当然の事だべ(ぐびぐび)」
仏「理不尽んんん!!」
米「(にへにへと笑いながらフランスに抱きついて離れる様子はない)」
仏「(頬を掻きながら困ったようにアメリカを見下ろし)……はあ。じゃあアメリカの為に皆席外してくれる?こいつ酔い覚めたらここで醜態晒した事にきっと凹むから」
日「ふふ、ご安心を。野次馬は撤退です。あとでどういう結果になったかだけご報告いただければ(くすくす笑い)」
仏「カナダもごめんね。次の世界会議では嫌ほどお相手してあげるから(ウインク)」
加「(小さく笑いながら首を振り)アメリカのこと、よろしくお願いしますね。何だかんだでワガママな王様、さびしんぼだから」
仏「ふふ、分かってるよ。……ありがとね。もうひとりの優しい王様(柔らかく目を細め)」
加「(へらりと笑い)ノルウェー君、晩ごはん食べに行かない?」
諾「(ボトルから口を離し)おう。食いたんねえとも思ってたから丁度えがっぺ。なんか腹に収めるか」
加「僕、美味しいコース料理のお店知ってるからそこ行こう?(ノルウェーと手を繋いで出入り口の方へ向かう)」
西「(じーっとカナダとノルウェーを見つめ)ロマーノ、親分達もあれやろか!(言い切る前に手を繋ぎ)」
南「拒否しねえけど拒否権がねえ!(そう言いつつ楽しそうに手を繋ぐ)」
普「んー、俺様はヴェスト達と合流してるロシアのとこ行くか(肩を鳴らしながら)」
日「では私とイギリスさんはホテルに戻る予定ですので途中まで一緒に向かいましょうか(プロイセンの言葉に反応して荷物をまとめ)」
英「あ、請求書はそいつに(フランスを指差し)じゃあな糞髭。……アメリカを悲しませたらどうなるか分かってるだろうな(射抜くようにフランスを睨み)」
仏「どうなるんだろうねー。ま、どうにもならないから安心してよ(ひらひらと島国達を見送り)」
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