クトゥルフしようぜ!

西「ド〜はと〜ま〜と〜のと〜♪……ん?ロマーノ??」
南「あっ、あっ、あああっ(ソファの前に蹲り頭を抱え)」
西「ロマーノ!?どないしたんっ、ロマーノ!!しっかりしい!!(その場に屈み、ロマーノを心配そうに見つめる)」
南「ッ、くっ、来るんじゃねえ!!!お前なんか早くヴェネチアーノのところでもどこでも行きやがれ!!!」

諾「…おーおー、今日は運ば巡ってるべ(くっくっと笑って)」
米「ははっ、真打登場なんだぞ。ノルウェー、もう分かってるよね?(画面から目を離さず)」
諾「ん、こごまでやっだからにはとことんやってやるべ(スペインの映るモニターに向かっててをかざす)」
米「さあ、スペイン。グンナイ、最高の悪夢はきっと蜜の味さ」

西「は?何を言って……っ!?(身体に力が抜け、顔面からその場に倒れる)」


.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆


【毒を吸い込んだような感覚だ。四肢の自由が利かない。けれど、意識だけは酷くはっきりしている。誰かが近付いてきているのだろう、気配を感じて辛うじて動かせた顔を持ち上げる。
しゃがみこんで此方の様子を伺うその人は、見覚えがある。いや、見覚えどころではない。己が一番近いと感じているその人だ】

「ロマー…ノ?」
「よお、スペイン。何だよそんなところで寝っ転がって、新しい遊びか?」
「あっはは、なんや力が突然抜けてもうてな。…てか、ここはどこや?」

【応えはなく、ロマーノはくつくつと笑っている。その笑みは、まるですべてを見透かしているようなそれだ。何が楽しいのだろうか、言いかけた言葉は彼の、ロマーノの声がすべてを奪い去った】

「なあ、お前も物好きだよな。俺なんかを愛してさ、ペドフィリアもここまでくると頭が下がるぜ、すげえよな。男のこと、俺のこと好きなんだろ?……俺が知らないとでも思ってたわけ?馬鹿だな、お前って」
「…何のことや?(にっこりと笑みを浮かべる)」
「とぼけなくたっていいよ。大丈夫、大丈夫さ。俺とキスしたいわけ?俺のこと抱きたいの?抱かれたいの?それとも、監禁したい?ぐちゃぐちゃのめちゃくちゃにしたい?されたい?
ハハッ、大丈夫だよ。ああ、問題ない。どういう目で俺を見てた?いつもにこにこしてるその仮面の下で、俺に劣情抱いてたんだろ?大丈夫、知ってる。ハハッ、本当に物好きだよな!」
「ロマーノ…どないしたん?フランスに何か言われたん?俺がそないなこと思うてるわけないやろ。俺とお前は親分と……子分、で」

【下品なほどに嗤うロマーノはスペインの言葉など右から左の様子だった。だが、その瞳には獰猛な色が宿っている。まるで、嘘をすべて喰らい尽くして真実のみを曝け出そうとするように】

「子分って立ち位置、嫌いじゃねえけどさ。その言葉を言うたびに傷つくなら認めろよ、俺のこと好きで、性的欲求持て余してますってさ!」
「ロマーノ…そないなわけないやん。親分は…親分は皆の親分で、俺は俺は(頭を抱えてなんとか笑った表情を作る)」
「……認めろよ、その為に俺がいるんだから」


.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆


諾「まあ、予想通りだな」
米「予想通りだし、結構えぐい反応が期待出来るね」
諾「…スペインみたいなタイプば俺は苦手だな」
米「俺も苦手だよ、……しかしまあ、随分と真逆の性格のロマーノが出てきたね」
諾「…自分のこどより、他人の気持ちか。そろそろえがっぺか(手をかざすのをやめる)」

南「……スペイ、ン……おま、大丈夫かよ……(少し距離を置いて)」
西「俺は……俺は……俺は……(ぶつぶつと俯いたまま呟く)」
南「(拒絶されないか恐る恐る近付いて顔を覗き込み)……スペイン?」
西「……っ、何や、ロマーノ(何とか笑みを浮かべる)」
南「だ、大丈夫かよ……おま、俺が突き放したと同時に倒れて……近く、誰も通んねえし……俺、おれ……」
西「よっこいしょっと。(重たい体を無理やり起こして)あー堪忍な。リコピン不足してなんや貧血起こしてたみたいやわ。心配かけてごめんな、ロマーノ(そっと頭を撫でる)」
南「〜〜〜〜っ!!!がっ、我慢すんなよ!!俺そんなに頼りねえかよ!!そりゃあヴェネチアーノみたいに何でも出来るわけじゃねえし、お前にとっては貧乏くじだろうよ!!!!けどっ、けどよぉ……!!!(ぐじぐじと泣きながら)」
西「ろ、ロマーノっ、泣かんといて!!(少し躊躇するが抱きしめる)お前はロマーノやろ?イタちゃんとも俺ともちゃう。俺は1度もロマーノとおって貧乏くじ引いたとは思ってへんよ?ほらほら(背中ぽんぽん)」
南「だって!お前さっき言ったじゃねえか!俺なんか引き受けて貧乏くじだって!……あれ、あ、れ……?(白昼夢と現実の区別が曖昧になっている)」
西「落ち着きロマーノ(背中ぽんぽんを続ける)」
南「だって、お前は俺が嫌いなんだろ!?嫌々だったんだろ!?だって、だって……!(混乱している)」
西「嫌なわけないやろ。嫌な奴に親分こないに心配せんし、親身にならんよ」
南「っ、じゃあもっと俺に頼ってくれよ!ヴェネチアーノじゃなくて俺を見てくれよ!……独りに、するなよ……このやろー……」
西「ん。独りになんてせーへんよ。何も心配あらへん。な、大丈夫。大丈夫。(ふふっと笑いながら頭を撫でる)」
南「……俺のこと、邪魔になったからって捨てたら、許さねー……からな……俺は、お前がいないとひとりで立てねえんだ、支えになれ、こんちくしょー(小声で)」
西「ん、嫌でもなったるわ。安心し。なんせ俺は親分やで?親分が…子分守らんでどないするん(一瞬表情を曇らせるがすぐに笑顔を浮かべる)」
南「……スペイン、お前さ。俺に隠し事してるだろ。……分かんねえと思ってた?(苦しそうに眉根を寄せ)」
西「隠しごと?別にそんなんないで(笑みを浮かべたまま小首をかしげる)」
南「……そーかよ、ならいい。子分だって言ったって俺に言えないんだろ、……お前がそうやってへらへらしてる時は大抵何か隠してんだよ、気付け馬鹿(ふいっと顔を逸らし)」
西「ロマーノ……親分のことそないに心配してくれて…あーほんまかわええなあ!!(はぐはぐ)」
南「だああっ、そうやってはぐらかしても無駄だからな!!!てめーが何隠してんのか知らねーけど、それを暴露するまで俺は騙されねーからな!!(慌てて)」
西「ええー、怖いなあロマーノは。親分かて内緒にしたいこと一つや二つあるんやで?」
南「……じゃあもう知らねえ。ぜってーてめーの相談なんか乗ってやんねーからなっ!(ぽこぽこと怒りながら)」
西「……うん、それでええよ。それがええんや(自分に言い聞かせるように風にかき消されるような声で呟く)」
南「……帰る。気分悪ィ(立ち上がってスペインから離れ)」

← →




ALICE+