クトゥルフしようぜ!
加「ぅ、あ……ごめ、んなさい……ごめ、なさ……いきて、ごめ、な、さ……(涙を流しながら蹲り)」
仏「カナダ……ほらほら、大丈夫?お兄さんがついてるからねー(よしよしと頭を撫でて)」
加「ぁ、あぁ……っ、あ……!(びくりと大袈裟なほど怯えて)ご、めんなさ……め、んどうな……奴で……っ、(震えながらフランスから距離を取り)」
仏「ちょ、カナダ!?待てって!(カナダの手を掴む)」
加「っ、や……!ごめんなさい!ごめんなさいごめんなさいっ!!イギリスさんもフランスさんも、アメリカも、悪くない……っ!僕が、僕が、悪いから……っ!!(錯乱したようにぼたぼたと涙を零し)」
仏「ほーら、カナダ(背中をぽんぽんしながらハンカチを渡し)…可愛い顔が台無しだよ?お兄さん、カナダのこと1度も悪いだなんて思ったことないよ。だからそんな悲しいこと言わないでよ」
加「あ、ぁ……ふ、らんす……さ、ん……?(ハンカチを震える手で受け取り)……あ、あ……ぁ、僕、ぼく……皆の、負担に、なって、ないですか……?イギリスさんや、フランスさんに……アメリカに、嫌われて、ないですか……?」
仏「なってないなってなーい!…もう、カナダは本当に自己評価が低いよね。お兄さんはそこがいつも心配でたまらないんだからねー(背中をぽんぽん)」
加「ぐす……っ、怖い、夢を……見て……皆に、嫌われて、……僕、僕……うあ、うわああっ、あああああっ!!!(思い出して怖くなったのかフランスに抱き着いて赤子のように大声で泣きながら)」
仏「あーほらほら、大丈夫大丈夫。俺はカナダ好きだから。それにアメリカもイギリスもみんなみーんなカナダのこと、大好きだよ?(頭をなでる)」
加「うっ、うっ、あ……っ!ごめんなさいっ、ありがとうございます……っ!!(泣き止めないのかぐじぐじという音が止まらない)」
仏「うんうん。…うん、こんないい子を忘れるなんて、絶対ない(ぎゅーと抱きしめる)」
加「わわっ、フランスさん……苦しいです(漸く泣き止んだのかふにゃりと優しい笑みを浮かべて)」
仏「ああ、ごめんごめん。……泣きたいなら、今夜お兄さんのベッドに来る?なーんて(ウインク)」
加「小さい頃みたいに一緒に寝てくれるんですか?わあ、懐かしいなあ……(思い出したのか幸せそうに笑って)」
仏「いや、えっとそのだね……カナダ」
加「??あ、でももう僕大きいから一緒のベッドだと窮屈ですよね!わわっ、ごめんなさい」
?「あ、すいませーんフランスさんにカナダさーん」
仏「ん?あれ、フィンランド?」
加「どうしたんですか?」
芬「あ、あの。ノル君……ノルウェーさんこちらに見なかったですか?会議後に見失なっちゃったんですけどね」
仏「んん?お兄さんは見かけてないなー」
加「ノルウェー君?そういえば結構前に兄だ……アメリカと一緒にどこかに行った気が……」
芬「え、アメリカさんと?…うーん、大事な用事かなあ。これ、渡すように頼まれたんですけど(バスケットを取り出しながら)」
加「北欧代表として何かの会議だったのかな?……もしかしたら戻ってくるかもしれないから、預かりましょうか?」
仏「北欧代表ならデンマークが出そうなもんだけどね。で、フィンランド。これ何が入ってるの?」
芬「あのこれ、ターさ…デンマークさんお手製のフルーツサンドなんです。ノル君最近食欲沸かないようで…特に肉や魚は吐き気がするから喉が通らないらしいので、それを聞いたデンマークさんがこれをって…」
仏「デンマークもまめだよねー(バスケットとにらめっこしながら)」
加「ふふ、ノルウェー君は皆に愛されてるんだなあ……じゃあ、預かりますよ。後でアメリカに用もあるんで、きっと鉢合わせれると思います(穏やかに笑いながら)」
芬「ありがとうございます!僕はちょっとホテルの方へ戻ってますので。(頭を下げて)それじゃあ、よろしくお願いします」
仏「はいはーい、フィンランドもおつかれさーん(手を振る)」
加「(ふりふりと手を振って)……ふふ、いいなあ。気にかけてくれる人がいるって(温かそうに笑いながら)」
仏「んー。あれは気にかけてくれるっていうか、デンマークの場合は執着だよねー」
加「ノルウェー君も罪な男ですよね、なんて。偉そうだったかな……(照れ笑いを浮かべて頬を掻き)」
仏「やだーカナダかわいいー(ほっぺつんつん)…っと、噂をすればだな」
諾「けつが……けつが擦れていてえ……(ずるずる引きずられなう)」
米「……あ(フランスとカナダの組み合わせにぎくりと身を竦ませて思わずノルウェーの手を離し)」
諾「いでっ(尻餅をついてアメリカを睨む)」
加「ノルウェー君、フィンランドさんから差し入れだよ!……って、大丈夫?」
仏「おおアメリカにノルウェー。お前ら二人の組み合わせとかまじで珍しいなー」
米「……最近ちょっとね、ゲームを一緒にやる仲さ!」
諾「……ふんっ(アメリカにしゃきっとしろという意味で足を蹴る)」
仏「ちょ、ノルウェー何やってんの!?(怯える)」
米「……いでっ!痛いんだぞノルウェー!」
諾「あほずらさ見せるおめが悪い」
仏「この2人が……仲いい……えええ」
米「……フランス、何か言いたげだね。構わないよ、言えばいいさ」
仏「いや、何かさ。正反対じゃん、お前ら」
米「正反対で仲良くしちゃいけない、なんてないだろう?……どこぞの島国を思い出してごらんよ、あのふたりはまるきり正反対なんだぞ」
仏「まあそうだけどさ。お前ら共通点なんてまったくないじゃん……ああ、割とノルウェーは暴力的か」
米「……共通点なんてなくたって、話せばわかりあえるんだぞ。……君には難しいかい?(値踏みするように)」
仏「愛の国のお兄さんに困難なんて無いに決まってんじゃーん?(どやあ)」
米「はいはい。……でも、駄目な時はだめだから(ぎろりと睨むように)」
諾「……ん、フィンから差し入れ?」
加「うん、最近食欲がないから、デンマークさんが頼んでスウェーデンさんが作って……あれ?(こんがらがっているのか首を傾げ)」
仏「カナダー、フィンランドがデンマークの差し入れを預かって用事があるから俺達に預けたんだよー」
諾「……あんこ(ぴくり)」
加「あ、それ!それです!はい、どうぞ!(ずいっと渡し)」
諾「…いらねえ。(ぷいっと顔を背ける)」
加「!……だめ!!食べなさい!(ぐっと無理やり押し付け)」
諾「いらねえ。あんこのなら尚更いらねえ(押し付け返す)」
加「だめ!!デンマークさんからなんだから猶更だよ!!なんで気持ちを誤魔化すの!?(いつもではありえない程の剣幕で)」
仏「…で、あの二人は何してんの?」
米「……さあ?」
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