クトゥルフしようぜ!
仏「…付き合ったって言えばさあ(ティラミスを口に含みながら)」
日「はい、どうなされました?(パスタを取り分けて全員に配膳しながら)」
仏「お前ら島国はどっちから告白したんだよ?」
日「ぶっ(思わずお皿を取り落としそうになり)」
英「ぶっ(紅茶を噴き出しそうになるのをこらえる)」
加「あ、僕も気になります!(挙手をして)」
西「せやんなー!自分ら世界大戦終わってから付き合ったんやろ?どないなかんじやったん?」
南「方や三次元エロ大国、方や二次元エロ大国……どっちからだよ、お前ら(によによによ)」
日「……黙秘権発動!」
英「髭……てめえ」
仏「〜♪」
伊「俺も聞きたいなー!日本っ日本っ、教えてー!」
日「……善処します(最大級の笑顔)」
伊「ヴェー、日本。だめ?(上目遣いでお願い)」
英「そんなんで日本が教えるわけねえだろばかぁ!」
日「……(めちゃくちゃ揺れている)」
仏「頑張れイタリア!」
伊「俺、もっともっと日本のこと、知りたいなあ。……友達だもん(うるうる)」
*
〜日本の脳内会議開始〜
「イタリア君が可愛らしいので、ここは素直にお話するべきだと思うのですが」
「ですがよく考えてください。私が話すことによってイギリスさんにも被害が及ぶ可能性もあります」
「しかし、イタリア君の上目遣いなど断れる理由になりますか?」
「……ごもっともです。では改めまして馴れ初めを報告書にまとめて提出します」
「はい、では今回はイタリア君に味方するということに決定いたしました。宜しくお願いします、解散」
〜日本の脳内会議終了〜
*
日「……あれはいつだったですかねえ、世界大戦後ですよ(うふふと笑いながら)」
英「ファッ!?」
西「ちょっとちょろ過ぎて親分もドン引きレベル」
南「イギリス様ざまあ」
英「に、ににほん!?お前っ」
日「だって!!イタリア君が可愛すぎるんですもの!!!爺には耐えられない!!!(わっと顔を覆い)」
伊「(日本が見えない方を向いてピース)」
加「(それに気付いて最高級の笑顔でピース)」
英「あーくそっ!言えばいいんだろ!くそっ!俺だよ、俺!俺から告白したんだよ!!(ヤケ)」
南「マジで!?あのイギリス様が!?日本に!?(身を乗り出し)」
仏「へー、坊ちゃんがねー(によによ)」
日「……それはそれは、とても情熱的で……年甲斐もなく、爺浮かれました(思い出して照れたように笑い)」
英「…………(視線そらしながら少し顔は紅い)」
加「ち、ちなみにプロポーズの言葉は……?(少し積極的にずいっと前に出てマイクに見立てたスプーンを島国に向け)」
英「は?」
西「せやんなカナダー。プロポーズの言葉、気になるやんなー!」
加「はい、気になります!ぜひ教えてください!(更にスプーンを近付け)」
日「も、も、も、黙秘権を!今度こそ黙秘権!」
英「…同じく、黙秘権を使用させてもらう」
加「……だめ、ですか?(しゅんと項垂れるようにふたりを見つめ)」
仏「ああ、カナダにスペイン。イギリスには言えるはずないって。…照れてるんだから(によによ)」
英「!!(フランスをぎっと睨む)」
南「あー、そうだよなー。天下の大英帝国様も流石にプロポーズの言葉なんて言えないもんなー(によによ)」
仏「坊ちゃんは照れ屋だからねー。でもそこで黙秘権使うあたりお前の日本に対する愛ってのはそこまでだったのかな?(によによ)」
南「フランス、言い過ぎだぜ。照れ屋さんにはつらいって(によによ)」
仏「あ、うっかりうっかり☆ごっめーん(てへぺろ)」
英「…誰が照れ屋だゴラァ(ぎろり)」
加「ヒィッ」
日「……そこまで言われてしまうのは許せません。私がイギリスさんを愛していないとでも?(だぁんとテーブルを叩き)」
伊「に、日本落ち着いてー」
英「俺は大英帝国様だぞ!プロポーズの言葉くらい再現だって出来る!!俺の日本への愛を舐めんな!!(テーブル叩く)」
南「じゃ、じゃあほら再現してみろよ!(煽るように)」
仏「そうそう、再現してみせてよ大英帝国様〜、大日本帝国様〜」
日「ええ、イギリスさん。見せてあげましょう、私たちがどれだけ愛し合っているのかを!(酒が入っていないはずなのに目が据わっている)」
英「そうだな!見てろよ俺達の愛の深さを!!」
西「完全に口車に乗せられたな島国(お菓子もぐもぐ)」
加「……なんか、興味本位で聞いちゃって申し訳なくなってきました(引き気味)」
西「あ、なんかはじまったで」
.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
【世界大戦は日本の敗北で幕を閉じた。
かつての同盟国であり、敵であった2人はどこかぎこちない空気を背負いながら会議に参加する。会議内容は敗戦国日本の処遇。ロシアの日本分割案に対し、アメリカ、イギリスはそれを反対。結果、日本国は消滅を免れた。
そして日本が経済復興に向き、動き出した頃。日本の家に突然の来訪者が訪れた。】
英「…悪いな日本。突然やって来て」
日「いいえ、お見苦しい姿を申し訳ありません……今、お茶を用意しますのでお待ちくださいませ」
英「日本……これ(バラの花束を差し出す)」
日「……まあ、素敵な花束。あの頃のようですね、ふふ……嬉しいです(傷だらけの手で花束を撫で)」
英「…少し、痩せたか?(日本の手を見つめながら)」
日「そうですね、色々とありましたから……以前貴方と共に歩んでいた頃よりは、栄養が足りていないかもしれないです(花束を愛おしそうに見つめて)」
英「…っ(視線を彼方に彷徨わせ)お前、さ。元から細いんだから、ちゃんと食えよ。…倒れちまったら、元も子もねえだろ」
日「いいえ、私だけが食べるなど烏滸がましい。その分があれば、国民に回しなさいと通達してあります。……さ、長話をしてしまいましたね、居間へどうぞ(腰を折りお辞儀をして)」
英「…オジャマ、シマス。(慣れた手つきで玄関で靴を脱ぎ、靴箱に入れる)」
日「ふふ、我が家の風習は覚えていてくださったんですね。敵国でしたのに……ありがとうございます(小さな声で告げると奥へと引っ込む)」
英「…あれから、ロシアからは何も言われてねえか(かつてよく食卓を囲んでいた居間を懐かしげに見つめながら)」
日「毎日熱烈な求愛を受けておりますよ、早く僕のところにおいでよ、と。ふふ、敗戦したとはいえロシア領日本国など、真っ平御免です(花束を空の花瓶に生けて)」
英「…絶対に、行くなよ。あんなウォッカ野郎のところなんて。行ったらお前、良いように使われて捨てられちまうだけだ。…ぼろぼろのお前なんて、見たくねえ(世界大戦時のぼろぼろになった日本を思い出して)」
日「私は誰のところへも行きませんよ。……たとえ、この身が朽ちようとも(振り向くと優し気に微笑み)」
英「……なあ、俺のこと、恨んでるか(俯きながら、振り絞ったようなか細い声で)」
日「……恨んでいない、といえば嘘になってしまうでしょう。ですが、不思議なんです、……恨んでも、憎んでも、貴方の笑顔は……脳裏から消えなかった」
英「…俺は、お前のこと、恨んでたよ。何でだよって、何で敵同士になっちまったんだよっ、てさ(拳を震わせて)」
日「……それが、国の、国民の総意でした。……それが、運命だったのです(一瞬手を握ろうとした手を彷徨わせてそっと自分の胸元に留め)」
英「ああ、俺達は国の化身。国民の意思そのものだ。…なのに、何でだろうな。俺はお前がぼろぼろになってく姿が見てらんなくて…お前が、消えるんじゃねえかって、怖くて(歯を食いしばり、涙を流すまいとふんばる)」
日「……イギリスさん、泣いていらっしゃるのですか……?(少し不思議そうに見つめ)」
英「っ、俺は、お前を…っ!(泣きそうになるのを堪えた顔を上げて)お前を、傷付けるために、ここに居るわけじゃねえのにっ、俺は…お前を…お前をっ」
日「イギリス、さん……どうなされたのですか、落ち着いてください……(困ったように視線をうろうろさせてからイギリスに近寄り、背を撫でさする)」
英「……っ(衝動に任せて日本を押し倒す)」
日「っ、あ?い、イギリスさん!?(突然の行動に受け身も取れずに慌てた声を漏らし)」
英「…好きなんだよ(日本を見つめがら、目尻に涙をためて)」
日「!?す、き……?(信じられないといった表情で固まり)」
英「好きだ…お前が(日本の頬に涙をこぼしながら)、どうして、俺は気付くのが、こんなにも遅いんだよ。お前が、お前が、こんな、ぼろぼろになる前に、どうして……っ」
日「ま、待ってください……イギリスさんが、私を、好き……?そんな、嘘です……そんな、都合のいい話……(完全に身動ぎすら出来ず震える声で呟くように)」
英「お前が、これ以上ぼろぼろになるのも、傷つけるのも、俺から…離れるのも、もう嫌だ、(日本の胸に顔を埋めるように)…嫌なんだ」
日「好き、って……嘘、ですよ……だって、私が、私が貴方をお慕いしているのに、貴方が私を……?おかしい、です……(未だに言葉を信じれないのか小さく首を振る)」
英「(日本の言葉を聞いて顔をあげて)俺を……お慕い……?」
日「(自分の発言に気付いたのかはっとした表情で)……わ、忘れてください。し、失言です……この感情は、私の中で秘するはずでした……」
英「なあ、日本……それって、俺のこと…好きだって、こと、なのか?(何かを期待するような目で)俺を、まだ、好きだっていうこと、だよな?」
日「……(視線だけを逸らして)……このような敗戦国が、貴方様のような方に浅ましいとは存じております……ですが、私たちの絆を失ったあの日から……私は、ずっと……イギリスさん、を……」
英「…っ、日本。(日本と額を重ね、至近距離で囁くように)…もし、俺とお前が同じ気持ちなら、もし、そうだったなら…」
日「(近い距離に息を呑み)……もし、そうならば……?」
英「っつ。…(目を細め、日本の体のすぐ横に両手をついて)……俺が今からする事、嫌なら拒んで」
日「……え?(事態を理解出来ず小さな声で疑問符を浮かべ)」
英「……(ゆっくりと日本に顔を近付け、睫毛がぶつかりそうな既の所で止まり)…5秒、やるから」
日「……っ、(これから起こるであろうことを理解して小さく頷き)……私で、よろしければ……」
英「…!(思わず目を見開き、すぐに柔らかく目を細め)…ん(日本の後頭部を抑えてキス)」
日「ん、ふ……イギリスさん……(思わず背へと腕を回し)……わたし、も、貴方を……お慕い、しております……(息継ぎの度にかすれた声で)」
英「ん……にほ…っ(頭を支えていない手を日本の肩に回し)すき、だっ、すき…ん、愛して、る(涙を流しながら何度もキスを交わす)」
日「ああ、夢……のようです、ああ、イギリスさん……っ(必死に応えるように拙くキスを繰り返し)ずっと、ずっと……お慕いして、おりました……!」
英「んっ、(一度唇を離し、切なげな眼差しで)…もう、離さないから……っつ(再び角度を変えてキスを交わす)」
日「(熱に浮かされたように蕩けた表情で)私も、離しません……、永遠、に……!」
【あの日、同盟を組んだ日の2人にはもう、戻れない。なぜなら2人は友という関係のその先を進んだのだから。
離さない。その気持ちは今も物騒な光を宿して、ふたりを繋いでいる】
.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
英「こ、こんな……ところ、だぜ(後から恥ずかしくなって顔を覆っている)」
日「……(予想外にガチのキスで腰砕けた挙句恥ずかしさのあまり完全に床に突っ伏してる)」
南「リア充爆発しろ」
仏「そうなるならそんな再現までしなくていいってのにリア充爆発しろ」
伊「ヴェ〜、なんだか長編映画を見終えた気分だよ!(ぱちぱち)」
加「ふたりにこんなことがあったんですね……!僕、胸がいっぱいです……!」
西「にほーん、イギリスー、ほらチュロス食うかー?」
英「……食う(顔を覆いながら)」
日「く、ください……ついでに水もください……(顔が真っ赤なまま)」
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