鮮やかに、美しく、そして儚く -1-
あの海で私は政宗に愛された。
身体を焦がす太陽の熱も、政宗の情熱も、いまだに私の胸を焦がす。
もう一度、政宗に抱かれたい。
強く抱き締めて愛していると囁いて欲しい。
目を閉じればまだ政宗の温もりを思い出す。
でも、遠ざかる思い出の中でその温もりはまどろみの中で見る夢のように霞んでいく。
お願い。
この優しい記憶が、感覚が消えてしまう前に。
もう一度強く抱き締めて…。
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