メビウスの輪 -1-

私達の出会いが運命だったのか、それは今でも分からない。
政宗の天下取りのために私が必要だっただけなのか。
政宗に未来を教えるためだったのか。
それともただの偶然だったのか。

考えれば考えるほど分からなくなる。
それでも、ただ一つ、間違いないこと。
それは、彼が、深く深く私を愛していたということだった。

運命の恋だと思った。
今でもそれは変わらない。

だた一つ私が間違っていたとするならば。
それは、私が運命に身を委ねることが出来なかったことだ。

あの時、運命に従っていれば…。
私達は離れずにすんだのかな。

ねぇ、政宗。
貴方は今、幸せですか?
今でも私を想ってくれていますか?
自分で選んだ道なのに、私は貴方に会いたくて仕方がありません。

もう一度その腕で抱き締めて欲しいと願ってしまうのです…。

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