お前の望む形で傍にいられないから。
胸の中を吹き荒れる激情が。
俺とお前を引き離していく。
嵐が。
二人を引き離していく。
俺はいずれは消えてしまうから。
きっと、俺よりも相応しい男が現れて。
お前の寂しさを埋めてくれる。
そいつは、きっとお前の前から消えない。
きっと永遠にお前の傍で愛し続けるから。
嵐が。
俺をお前から浚っていく……。
それでも。
この想いは届かないけれど。
これだけは例え神でさえも否定することは出来ない。
俺は、お前を誰よりも愛し続ける。
永遠に……。
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