セッションしながら佐助先輩がブツブツと文句を言っている。
佐助先輩の気持ちも分かる。
凶悪なギターリフと対照的な繊細なキーボードがメインだからだ。
ギターソロではまた人手が足りなくなる程にギターを重ねるのだろう。
「このバランスだとベースはあんまり鳴ってないし、俺様いじけそう。それこそシーケンサーでベース鳴らしてよ。俺様もザクザクしたギターで紗夜歌ちゃんの身体刻んでぐちゃぐちゃにしたい」
ちょっ、何て事を…!
「いいぜ。ソロでpartyだ!覚悟はいいか?」
「Yeah!流石旦那!」
私は対抗するように、元就先輩の優しく繊細なキーボードに合わせて哀愁を帯びたメロディーを紡ぎながら歌い始めた。
元就先輩は目を優しげに細めて頷く。
「お前ら纏めて凌辱してやるよ」
元親先輩がニヤリと笑うと政宗先輩と佐助先輩が頷く。
アイコンタクトをすると、情緒的で荘厳だったリフに攻撃的なリフとドラムの六連符が変則的に混ざって身体の中が掻き回される。
そして哀愁を帯びたアルペジオが私を煽る。
ギターソロになってホッとしたのも束の間、私の初めて作ったメロディーをアレンジしたソロだと気付き、ドキドキとする。
切なく政宗先輩のギターが鳴く。
佐助先輩の低音のリフまでがアルペジオで、私の弱点を突いて来る。
絶対確信犯だ。
心がかき乱されてどうにかなりそうだった。
高揚感を抑えきれずに声に切なさが混じる。
演奏を終えると佐助先輩がニヤニヤと笑った。
「俺様、紗夜歌ちゃんの弱点分かった気がする。ね、旦那?」
話を振られた政宗先輩もニヤリと笑った。
「ああ、そうだな。もっと攻め立てて啼いてもらうぜ」
先輩…。
台詞だけ聞いていると超ヤバい会話ですよ!
でも……。
気持ち良かったと思ってしまった私はきっと先輩達と同じくらい破廉恥なんだろうな……。
こういう凌辱ならいくらされても構わない。
もっとして欲しい。
「じゃあ私をもっと啼かせてみて下さい」
先輩達は軽く目を瞠ると声を立てて笑った。
「Ha!!お前、最高!ああ、いいぜ。partyはこれからだ」
Fin
とあるサイト様の設定を許可を得てお借りして執筆しました。とは言え、楽器とかヒロイン設定とかいじらせて頂いたので全く別物ではあります。
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