「弦楽器の曲。エリザベス女王のためにコンサート開くんでしょう?」
「そんなのは今すぐやらなくてもいい。ロンドンとの時差が8時間だろ?夕餉が7時なら、日本の夜中の3時だ。そこまで猿飛の連絡を待ってたら、明日は夜伽が出来ねぇ。今すぐ夜着に着替えろ。今からお前を抱きながら待ったら丁度いいだろ?」
「もう…よく一瞬でそこまで思い付くね。1日くらい、いいじゃない」
「ダメだ。これでも、毎日3時間で我慢してやってるんだ。お前、拒むなら、明日の晩は休憩抜きで10時間は抱くぞ?それくらいの体力は有り余ってるからな!別に俺は構わないぜ?記録更新が楽しみだぜっ!」
「やだやだ!そんなの絶対に無理!美紀との交代に間に合わないよ!」
「7時間は寝れるから大丈夫だろ?小十郎がそう手配したはずだ」
「政宗、どれくらい休憩くれるの?」
「合計1時間って所だな」
「そんなのじゃ全然足りないよっ!」
「だったら今すぐ抱かせろ。嫌なら、明日の晩10時間だ。どちらか選べ」
「分かったから、今すぐ着替える!10時間は、まだ無理!」
遙は頬を膨らませながら、着替え始めた。
俺はその頬をつついて、笑いながら俺も着替えた。
念のためiPhoneを持って寝所へ行くと、溜息を吐きながら横になった遙の腰を引き寄せ、夜着の襟をぐいと引いて、背中を露わにすると、うなじから背中にかけてゆっくりとキスをしながら、柔らかな胸を揉みしだいた。
十分に胸を揉みしだくと、先を転がすように弄び始めた。
途端に吐息だけで喘いでいた遙の口から甘えるような喘ぎ声が漏れ出した。
「お前、俺に抱かれるの、好きなくせに。拒むんじゃねぇよ」
耳元で囁くと、遙は恥じらうように顔を背けた。
「いつまでも、初々しいやつ。お前は本当に可愛いな。でも、素直に俺を欲しがるお前はもっと可愛いぜ?我を忘れて俺を求めてみろよ」
俺は遙を仰向けにさせて、首筋から胸元へと丹念にキスをしながら、遙の感じる愛撫を施して行った。
「ああっ、政宗っ!」
「まだそんなに乱れるのには早いぜ?時間をかけてたっぷりと可愛がってやる」
遙はいやいやと首を横に振った。
わざと遙の弱い所に手のひらを滑らせながら、胸の先を口に含んで舌先で刺激すると、遙はあられもない声で啼き始めた。
そのまま手を下の方へ滑らせ、すっかり濡れ切ったナカに中指を挿れると、Gスポットを探った。
遙が一際大きく啼いたのを見逃さず、逃げられないように腰を固定して刺激し始めると、遙は狂ったように啼いた。
「あんっ、それ、無理っ!」
「無理じゃねぇだろ?気持ちいいからそんなに啼いてんだろ?」
「ああっ、でもっ!」
「乱れたお前は最高に可愛いな。このままいじめたくなる」
「ああっ、いやっ!」
そのまま遙を攻める手を休めずに、上半身にたっぷりとキスを繰り返してくまなくキスを終えた頃に顔を上げると、遙は限界なのか、ポロポロと涙を流していた。
「お願いっ、政宗っ、もうっ!」
「どうして欲しい?」
遙の瞳が迷うように揺れる。
「じゃあ、このまま続けるぜ?」
「いやっ!」
「だったら、どうして欲しいか言ってみろ」
指の動きを止めてやると、遙は息も絶え絶えに俺を見つめて囁いた。
「早く政宗と一つになりたい…」
「Okay、いいぜ?あと2時間しか抱けねぇか。休憩時間はやれねぇ。覚悟しろ」
俺は遙を抱き直して一気に貫いた。
遙は絶頂を迎えたようで、身体を弓なりにして震えていたが、そのまま休む間も与えず、欲望のままに穿ち続けると、俺も急激に呼吸が上がって行って、耐えきれずに出した。
でも、それだけじゃ到底満足出来なくて、そのまま遙の唇を奪い、荒々しく胸を揉みしだいているうちに、すぐに復活してまた遙を抱き始めた。
そうして3発目を出して、復活して次のラウンドが始まってすぐに俺のiPhoneが鳴った。
メッセージを確認すると、猿飛からだった。
俺に報告もせずに爆睡して悪かったという内容だった。
ここで妙案が浮かんで、俺はくすりと笑った。
「Hey, 遙。俺は今から猿飛に電話をかける。夜伽はこのままだ。俺も止まらねぇし時間が足りねぇ。聞かれたくなかったら、声は出すな。吐息だけで喘げ。いいな?」
「えっ!?そんなっ!終わってからでいいじゃない」
「その頃には夕餉の時間だ。間に合わねぇ」
俺は腰をゆっくりと動かし始めた。
わざと、遙の弱い部分に強く当たるように動くと、堪らず遙は喘ぎ始めた。
そのスピードを少しずつ上げて行く。
「そんなに大きな声じゃ聞こえるぜ?今からかける。聞かれたくなかったら、我慢しろ」
「っ…はぁっ…はぁっ…」
「よし、いい子だ」
俺は遙の様子を見ながら、声を堪えられる限界ギリギリのスピードを見つけて攻め始め、猿飛にLINE通話をかけた。
この程度なら、俺の呼吸は上がらないから、余裕で話せる。
必死で声を堪えながら、快楽に顔を顰める綺麗な遙の顔を見つめながら、俺は話した。
「あ!政宗様!俺、まさか政宗様がまだ起きてるだなんて思わなかったよ!報告もしなくてゴメンね!寝台があまりに気持ち良くってさ、報告前に爆睡しちゃった!この寝台、すごいね!」
「ああ、それはベッドという。遙の部屋にあったぜ?」
「そうなの!?流石、お嬢様!何かすっごいふかふかで癖になりそうなほど、寝心地良かったよー」
「エリザベスに俺もベッドが欲しいって言ったら、婚儀の祝いにくれるらしい。猿飛、よくやった!お前、英語、大丈夫だったか?一応、いつでも電話に出れるように待機はしてたけどな」
遙の腰を片腕で抱え直して、より深く当たる角度に変えると、穿つスピードを少しずつ上げて行った。
遙は目を見開き大きく喘ぎそうになって、何とか堪えていやいやと首を横に振った。
そのままの角度と遙の限界ギリギリのスピードまで上げて穿ちながら猿飛と話を続ける。
いつもより、熱い液がとろとろと溢れて気持ち良くてたまらない。
これはクセになりそうだ。
「俺、ガチでピンチかもって思ったんだけどさ、まさか全部yes, your majestyとpleaseだけで乗り切れるだなんて思わなくてさ!政宗様の言う通りだったよ!流石、政宗様!ほとんど全部、yes, your majestyで乗り切れたよ!すごいね!魔法の言葉だね!」
「クッ、魔法の言葉か!上手い事、言いやがる。それで、iPhoneを渡した後はどうした?流石にyes, your majestyだけじゃ無理だっただろ?」
「うん、そうなんだけどね。超カタコトとyes, your majestyだけで初めのうちは対応してて、そのうち、何か、聞いたまましゃべるのでちゃんと通じるって気付いたら、スムーズにしゃべれるようになっちゃった。スコーンっていうめっちゃ美味しいお菓子と紅茶をご馳走になったよ!遙との再会について詳しく教えて欲しいって言われたからさ、政宗様にLINEで聞いてって答えたよ」
「猿飛、お前は本当に賢明だな。エリザベスからLINEで問い合わせが来た。説明が面倒だから、あいつも披露宴に参加させて、動画を見せる事にしたぜ」
遙が段々と慣れて来た様子だったので、俺はより一層激しく攻め立て始めた。
遙は吐息だけで一際大きく喘ぎ、辛そうな表情で必死に声を堪えていた。
ナカがいつもより締まり熱い液で溢れかえっていて、最高に気持ちいい。
この調子なら、もう少し慣らせばもっと攻めても良さそうだ。
どうやら猿飛には全く聞こえていないようだ。
楽しくてたまらなくなって来た。
さあ、どこまで攻めてやろうか。
「そうなんだ!良かった!でね、俺、前々から西洋の騎士にめっちゃ興味があったから、エリザベス様に色々聞いたら騎士について超詳しく説明してもらえたよ!俺、超絶感動!明日は忍術を披露するんだ!」
「そうか、良かったな。エリザベスも喜んでると思うぜ?あいつはイギリスを最高に誇りに思ってるからな!よくやった、猿飛!何日かイギリスでゆっくりして来い。登勢の事は何とかなる。せっかくイギリスに行ったんだ。お前と紫苑に休暇をやる。エリザベスに目一杯もてなしてもらえ。1週間くらいいてもいいぜ?俺からも頼んでおく」
「政宗様、マジで!?俺、騎士の儀式が見たいなぁ!」
「よし、それがお前の望みなら、エリザベスに伝えておいてやるから安心しろ」
俺は遙の様子を見て、そろそろ慣れて来たのを確認するとまた腰を動かすスピードを少し上げて、深い所での抽送を繰り返した。
遙はぎゅっと目を瞑り、シーツを握りしめて、必死で声を堪えている。
漏れる吐息が荒く、震えている。
また熱い液がより一層溢れ出す。
泣きそうなほどに切なげに顰められた顔は美しく、たまらなく俺をそそった。
もっといじめたい気分になる。
遙の様子を窺いながら少しずつスピードと穿つ強さを上げて行って、遙が涙を流しながら堪えきれずに思わず小さな声を上げた所でスピードを上げるのを止めた。
そのまま、遙の限界ギリギリで攻めながら話を続ける。
「政宗様、ありがとう!ねぇ、帰りの食料と水、どうしたらいいかなぁ」
「日持ちする食料を言付けてやるから、心配すんな。帰る日が決まったら、お前に渡すよう手配してやる。目一杯楽しんで、写真と動画をLINEグループに送れ。俺達も楽しみにしてるぜ?」
「分かった!写真も動画もたくさん撮るね!政宗様、ありがとう!ねぇねぇ、夕餉までどうすればいい?エリザベス様にLINEした方がいい?」
「いずれにせよ、夕餉の時間には呼びに行かせるよう手配は済んでいるから、ゆっくりしたければしばらく部屋で寛いでおけ。その方が気楽だろ?」
「流石、政宗様、よく分かってる!うん、じゃあ、そうする。報告は以上だよ」
「エリザベスが盛大なpartyを用意してるらしいから、写真と動画、頼むぜ!」
「ええっ!?そうなの!?俺、何か緊張…」
「大丈夫だ。タメ語で好きなだけ話して来い」
「良かったぁ!それなら頑張れる。写真と動画、送るね!」
「Okay!じゃあな!また何か困ったらすぐに電話して来い!」
「助かるよ、政宗様!じゃあ、partyまでゆっくりしてるね!また連絡するよ!またね!」
猿飛はそこで電話を切った。
「遙、よく堪えたな。もう、声を出してもいいぞ」
「ああっ、あん、あっ…!」
途端に遙は我慢の限界なのか、いつもより甘い声で啼き始めた。
「クッ、相当辛かったんだな。好きなだけ啼けよ。褒美に一度イカせてやるぜっ!」
遙の腰を抱え直すと、激しく打ち付け、遙はあっけなく達して、甘い声で大きく喘いでいた。
その耳元で囁く。
「お前、いつもより感じて濡れてたじゃねぇか。どんどん溢れて来てたぜ?ナカもいつもより締まってたしな。お前は相変わらず最高に可愛いドMだな。こんなに悦ばれるといじめがいがある」
遙は涙の浮かんだ目で俺を睨み付けた。
「政宗、酷い!辛かったんだから、声を堪えるの」
「お前なら絶対に堪えられると思ってたけどな。それくらいの手加減はしてやってたぜ?何ならもうちょっとくらい激しくしてやっても良かったか。その方がお前だって気持ちいいだろ?我慢すればするほど気持ち良かったはずだ。次回はそうする」
「もう…」
「言えよ、普段より興奮して、堪らない気持ちだったんだろ?嘘は言うな。身体は正直だからな。最高に気持ち良かったはずだ。俺もいつもより気持ち良かったぜ?」
「佐助に聞こえるんじゃないかって、すごくドキドキして苦しかったよ。でも、政宗、弱い所ばかり攻めるから、絶対声出しちゃいけないって思ったら、余計にいつもより感じちゃって、どうしていいのか分からないくらい気持ち良くて、それに政宗、どんどん激しくなるし、酷い事されてるのにこんな快感初めてで、辛くて堪らないのにクセになりそうなほどすごく気持ち良くて、それも恥ずかしかった…。私、Mなの?」
「ああ、いじめられてクセになりそうなほど感じるなんてドMだな。最高に俺好みだ。またお前をいじめてもっと気持ち良くさせてやる。今度はもっと長電話でもしてやるぜ。その方が長く楽しめるだろ?よし、素直に言えたな。褒美だ」
俺は遙に深くキスをした。
何度も何度も深く唇を重ねているうちに堪らない気持ちになって、また遙を抱き始めた。
遙がイキっぱなしになっているのに構わず、立て続けに2発出すと、ようやくとりあえずの所は満足した。
あれだけ遙をいじめられたから余計に今日は満足だ。
俺はすっきりした気分で遙を抱き締めた。
「お前、今の時間なら、朝餉の時間には起きられねぇだろ?」
「うん。コーヒーだけでいい」
「分かった。おい!朝餉は抜きだ。昼餉だけでいい」
「かしこまりました」
「とりあえず、ゆっくり眠れ。何なら起きるのは12時くらいでも構わねぇ」
「うん、疲れた。ゆっくり寝る」
俺と遙は抱き合いながら、じゃれるようなキスを交わし、そのうち遙は眠ってしまった。
俺も心地よい疲れから、エリザベスに言付けを送ってから早めに行燈を消させて眠った。
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