ディオ「・・・ジョナサンの部屋に?」

『うん!おにーちゃ、いっしょ来て?』


どうやらファザークリスマスとやらは俗に言うサンタさんのようらしい。
なるほど、サンタさんに欲しいプレゼントのお手紙を書くのか。大人はそれを見て・・・おっと、子供の夢をつぶしてはいけない。


ディオ「・・・なんであいつの部屋なんかに」

『?(何故か凄く嫌そうな顔で小声で何か言っているけど聞き取れない・・・)
お手紙書くの ほしいもの!いっしょかこう? 僕 おにーちゃと 書きたいな?』

ディオ「・・・晃がそう言うなら///
(そうか、ジョジョと二人きりで書くより俺との方がいいのか///)」


よかったー、おにーちゃん余り乗り気にならなそうだけど、三人で書きたかったんだ。
こういう事は子供がやらないと大人も色々困るしね!!
で、ジョナ兄さんの部屋で三人で同じ机に向かって書くのはいいのだけれど、なにを書こうか。
正直なにも思いつかないぞ!?ここは当たり障りのないおもちゃか本にしようか?


『(だけど二つとも十分に持ってるしなーうーん・・・うーーーーん・・・・)』

ディオ「(あれだけ手紙を書きたがっていたのに、どうやら欲しいものが思いつかないらしい・・・。
晃は欲がないと言うか、殆どの事に興味が薄いからな。
さて、俺もどうしたものか・・・当たり障りのないものにしておこう)」

ジョナサン「できたッ!!晃はなににしたんだい?」

『Σふぇ!?えっと・・・まだきめれないの。ジョナ兄さん なにほしい?』

ジョナサン「(欲しいものが沢山あって決めれないのかな?)
僕はねー・・・秘密・・・かな」

『ひみつ? うー・・・そかー(参考にしようとしたのにー)
おにーちゃは?なにかいたの?』

ディオ「そうだな・・・新しい本でも頼もうかな」

『(流石おにーちゃん、考える事が同じだ・・・)』

ジョナサン「折角のクリスマスなのに本!?ディオ、君って変わってるね」

ディオ「あ゛!?#(くそ、晃の手前否定するわけにもいかないが、その年でまだこんな幼稚な事を信じているお前の方がおかしいッ!!)」

『(なんと一触即発な;)
え、えっと 僕もかきおわた!ジョナ兄さん! だれにわたせばいいの?』

ジョナサン「執事のポールに渡すとね、毎年届けてくれるんだ!!///
(わー!晃に教えてあげながらお祝いするといつも以上に楽しいな!!)」

ディオ「(こいつ・・・平和ボケにもほどがあるだろう)
晃はなにをお願いしたんだ?」

『えへへー///ぼくもね、ひみつなのっ!/// (我ながら少し恥ずかしいし!!)』

ディオ「そうか///(人差し指で唇を触る姿がかわいいな///)」
ジョナサン「晃も秘密かー///(
なんか晃が秘密って言うとすごくかわいい言葉に聞こえるっ!!///)」

『このあとはどうするの? なにかぼくできることある?』

ジョナサン「えっとね、そうだ!当日は飲み物とスナックを枕元に置いておくんだよ?」

『まくらもとに? よるたべるの?(サンタさん捕獲大作戦とか?)』

ディオ「ファザー・クリスマス用に置いておくんだ。他にもトナカイ用にニンジンとかな」

『となかいさん!!
(それは知らなかった!!そうだよね折角配ってくれるんだものお返ししないといけないよ)』

ジョナサン「(むぅ・・・僕が教えたかったのに・・・)」

ディオ「当日は一緒に用意しようか晃」

ジョナサン「Σなっ!僕と一緒に用意しよう晃!!」

『(え、え?意外と二人とも信じてるんだー)
うん!みんな いっしょ!よういしよう!!!』


そんなこんなでクリスマス前日です。
長い道のりだった・・・マジかこんなにお祝いするのか。
クリスマスカードとか、量が例えるなら大企業の重役がもらうお正月の年賀状並みじゃあないか!!
そしてそれと同じくらい書いたけどね!おかげでMaryChristmasだけ上手く書けるよ!!!
教会に行ってジョナ兄さんも参加した演劇を見たり(来年これを僕もやるようです)
ジョースター邸にて開かれるパーティや、他の貴族のお屋敷のパーティに御呼ばれしたり
街中で開かれているクリスマスマーケットに遊びに行ったり。

12月ってこんなにも忙しいのか、日本とは本格的に違ってすごく楽しい!!
貧民街の時はケーキ屋のバイト並みに稼ぎ時としか思っていなかったから新鮮だなー。
それもそれでやりがいあって楽しかったけどね。
それでもイブや当日はお店もお休みで皆自分の家族とだけ一緒に過ごすんだってジョナサン君が嬉しそうに言っていた・・・んだけど。

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