六萬hit 恋人企画 3 One Hundred Seventy
承太郎「(押し倒さなかった俺を褒めてやりたい・・・。
湯煎していたチョコレートを味身と称していたずらっ子のようにつまみ食いして舐めていた晃と差し出された指をねぶりたい衝動を抑えてくわえた俺を。
アイシングのデコレーションしている指と前かがみで付き出た尻と、あぁそのまえの板チョコを包丁で刻みつかれて俺に変わって欲しいとおねだりした時の表情が本当におねだりさせたくなるほどの・・・その前にチョコでコーティングした赤と青の目の猫型のクッキーが俺の為だけにつくって、理由が「寝ボケていた時にそんな事を言っていたから」とか、嬉しいが食いたいのはクッキーじゃなくておまっ・・・嬉しいがっ!!!)」
『よしできた!』
承太郎「・・・よかったな」
『うん!ジョセ兄さんとお母さんと、お父さんの分。あとコレはお隣さん達と近所の子達で。
はい!承太郎、これは君の分!!』
承太郎「・・・あぁ、有難う」
其々可愛らしくラッピングされ、俺の分も目の前で作られていたので中身はわかるがご丁寧に紺色のリボンで巻かれ星型のカードが刺さっていた。
承太郎「(ん?このカード折りたたまれているのか、なんて書いt
『Σいっいいいいいいま見ちゃだめ!!!///』
ジョセフ「おーい晃ー承太郎ー!帰って来たぞー!!」
晃がカードを開こうとした俺の手を制止した時に、ジョセフジジイが帰ってきやがった。
しかたねぇ、もうそんな時間か。晩飯を作らないとと晃がキッチンに再度立つ。
しばらくしてお袋も帰ってきて晩飯を済ませる。
自室の部屋に戻り、晃の美味い手料理に腹はいっぱいだったので手元のクッキーは明日に取っておこうと机の上に置き、ずっと気になっていたカードを開こうとしたら、晃が部屋に来た。
『あ・・・///み、みた?///』
承太郎「いや、今から見ようと
『見てないならいいんだ!!そんなことよりさ、先にお風呂入っちゃおうよ!!///』
・・・一緒に入るのか?」
何やらあせっている晃に不思議に思いつつも、とられた手を振り払う気なぞはなく大人しく連れて行かれる。
ジョセフじいちゃんが来ているから二人に先に入って来いとお袋に言われたらしい。
くそっ、今日一日どれだけ我慢していたとっ!!仕方なく背を向けながら服を脱いでいると後ろから晃が話しかけてきた。
承太郎「(風呂で持つか・・・理性)」
『ほ、本当に見てないんだよね?///』
承太郎「あぁ・・・何が書いてあったんだ?」
『Σへ!?///い、いや別にっ!?むしろ捨ててくれてもっ///やっぱ捨ててくるっ!!』
承太郎「おい待て!もう服脱いじまってるだろう!風邪ひいたらどうするんだ、さっそと風呂入るぞ」
『うっうぅ〜///ジョセ兄さんに乗せられて変な事書かなきゃよかった・・・』
最後のぼそっと言った言葉も聞こえてしまた。じいさんに乗せられた?
結局、一緒の風呂では何もできず、ただまぁ、熱は持ってしまったが手を出さなかったのだから許してほしい。
折角のバレンタインなのだから、恋人の真似ごともしたかったが・・・ある意味では一緒に作るなんてそうそうできる事ではないので今日はこれでよかったのかもしれない。
俺の方が先に着換え終えたので、部屋に戻り捨てられる前にとカードを開く。
So you want to go somewhere and talk?
そう書かれていた。
カードを見られたくないのか晃が廊下を急いで走ってくる足音が聞こえる。
どうやら、もう我慢はしなくていいようだ。