仗助「晃ー!!」
億泰「帰ろうぜーー!!」


放課後になって、帰り支度をしていると僕のクラスまでダッシュで来てくれる二人。
迎えに来てくれるのはいいけど教室の入り口で叫ぶのはやめてほしい教室に残っている全員が見てるじゃないか。
あぁ、そんなお前も大変だなみたいな目で僕を見ないでください大変です。


『と、まぁ何度か注意しているんだけどね』

康一「僕も止める間もなく教室を抜け出すし、先生の話しが長くなりそうだと二人でいらいらし始めるものだから・・・ガン飛ばしてるし」

『・・・なんかごめん』


帰り道で由香子さんが二人に廊下で叫ぶなと怒ってくれている間、康一君と話しながら歩いていると、前の道から見なれた人影を発見!


康一「あれ?露伴先生?」

露伴「久しぶりだね康一君!・・・と晃。
ふん、相変わらず気の抜けた顔だな」

『お久しぶりです;』


うぅ、正直露伴先生は僕のこと嫌いっぽいしきつい言葉が多いから苦手なんだけど、漫画は好きだからよく康一君のおまけで誘ってくれたりする。
優しい人なんだとは思うけど、時々何かあらぶるし何を言っているのかわからない。


『今日も何かスケッチしてたんですか?わぁ!見たい!!』

露伴「あぁ、君たちは今帰りか。そうだ康一君、そのっ前に言っていた茶葉を差し入れで貰ったんだが量が多くてな、よかったら飲みに来ないか?
捨てるのももったいないしな、君もくるといい・・・仕方ないから今日のスケッチも見せてやろう」

康一「前に言ってたって、晃さんが好きッて言ってたあの
露伴「本当は芸術の欠片もわからなければセンスもない君に見せるなんてしないが今日の僕は機嫌がいいんだ家に来る時はしょうがないお金なんか持ってなさそうだからな手作りの菓子でも持ってきてくれれば家に入れやらんこともない!!!!!!」

『えっと・・・?』

康一君「今度来るときにケーキ焼いてきてねってさ」


露伴先生いつも捲し立てる様に言うものだから理解が追い付かないんだけど、とりあえず僕のこと好きではないよねこれは。
結構心にぐ屮草刺さる言葉を言われた気がするけど、康一フィルターに翻訳されてやっと理解できる。
まぁそのフィルターかなり優しく翻訳されるけど、僕も康一と一緒にいる時ぐらいしか会ったことないし、先生自体康一といなけりゃ僕となんか会いたくないだろうし。


『あぁ・・・そうなんですか?じゃあこの前のガナッシュでいいかな』

露伴「君は本当にそれしか取り柄がないなたまには他の物でも作ってみたらどうだいまぁ君の小さな頭では難しいレシピなんか覚えられないだろうしドジで不器用な君にはデコレーションなんてオシャレなものは望まないでいてやるからそのいつもの甘ったるいケーキで十分だ」

『・・・なんか、いつも同じでごめんなさい;』

康一君「いつものケーキが美味しいから食べたいってことだと思うよ晃。
そういえば前晃を探してましたけど見つかりました?」

『え?会ったことないけど、なにか御用がありましたか?』

露伴「なっなんでもないっ!!君だけを家に呼ぼうとか二人だけで話してみたいとか猫耳姿をスケッチしたいとかあわよくば記憶を読みたいし等思っていない!!///
いや猫耳姿は棚別に個人的な感情ではなくあくまで漫画の参考にとっ///」

仗助「てめぇ名前になんてことしようとしてんだゴラァ!!」

露伴「クソ仗助!毎度毎度邪魔しやがってお前はいつも晃と」


路上でなく家の中でなら猫耳姿ぐらい先生の漫画の参考になるならお安いご用ですけど、仗兄さんがいつの間にか追い付いてきて何故かぶち切れてる。


康一「あぁ、また喧嘩に;
しかたない、ここは僕らが押さえるから晃はちょっと離れてて」

『(あぁそうだ、露伴先生とまともに話せない原因がここにもあったんだ)』

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