十萬ヒット企画 告白 (三部前篇)
―@DIOから晃へ (家族愛:ほのぼの)―
「いいものだな」
『ディオ兄さん?』
「時は隔てたが、俗に言う家族団欒というものか」
『そうだね、昔もよくこうして一緒に本を読んでるだけだったけど、とても幸せだった』
「だった?今は幸せじゃあないとでも」
『そ、そんなことないよ!!』
「フフ、わかっている」
『(あ、これからかわれたんだっ)』
「50年の時が経っても、お前は変わらないな」
『兄さんもね』
「ハハッ、言うな」
『50年か・・・長かった気がするのに、今思うとあっという間だね』
「私たちの間に、時間の経過など関係ない」
『ディオ兄さんが言うと本当に時間が止まってたみたいに感じるよ』
「晃と少しでも長くいられるのなら、この能力も捨てたものではないな」
〜〜〜〜
落ち着いたディオと、昔のままの晃さん。
お互いの存在が、やっと大切で当たり前のものだと気づく。