―@テレンスから晃へ (愛:ほの甘)―




「晃様は本当に幸せそうに召し上がりますね」

『ンモ?(モグモグ)』

「ふふ、作り手としてこれほど喜ばしいことは無いですよ。
なにせ、この館のやからは味わうということすら知りませんから」

『・・・(ゴクン)
こんなに美味しいのにね、きっとみんな美味しいって思ってるけどいわないだけだよ』

「思っているけども、言わないだけ・・・ですか」

『言わなきゃちゃんと伝わらないけどね』

「そうですよね、これだけアプローチしていても気づかれないのですから」

『(アプローチ?)あ、でもみんな何だかんだ言っても必ず食べに来てくれるんだから、やっぱりテレンスさんの料理好きなんですよ』

「多少は好かれている自覚はあるのですが、これ以上を望むなど、罪だ何てわかってますよ」

『そんなこと無いですよ!ちゃんと言葉に出して言わないと!!
(みんなに今度からご馳走様って言ってもらうように頼もう)』

「そうですね、でもいいんです。私は今のままで十分です。
言葉に出さない方がいい好意というのも有りますからね。それに晃様が幸せそうに食べてくださるだけで満足です」

『うー、テレンスさんがそういうのなら・・・』

「(毎回貴方だけに、リクエストを伺って出来立てでお出しして、DIO様にも内緒にで隠れてスイーツをお出しして)」

『僕は大好きですからね!』

「それは大変光栄です。
(好きだと言葉に出していったら、あまたはどうするんですかね)」




〜〜〜〜




許されないと知っているから、気づかないままでいいんです。
罪を犯してしまうギリギリで、愛を伝えていられるだけで満足なんです。



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