童話 白雪姫
どじゃああん!白雪姫こと晃さんですっ!!こんにちわっ!最初の効果音は特に意味はありません!!
なんで白雪姫って呼ばれているかって?この前来た時に神父様に聞いたら肌が雪のように白くて綺麗だからとか。
男に綺麗とか姫とか何考えているんでしょうかこの国の人たちはっ!
でも、この国の人はみんな優しくて、殆どは王直属の部下のバ・・・ブァ・・・バニ・・・。
バニラさんに(諦めた)面倒を見てもらっていて、ダービー兄弟さんにはよくゲームで遊んでもらっているし。
マライアさんやミドラーさんは町に出る時に護衛も兼ねて買い物に付き合ってくれるし、ンド・・・ン・・・ンドールさんは(諦めた)道の案内をしてあげた時から仲良くなって、ダンさんやホルホースさんはよく外の国の旅の話や珍しいお菓子等のお土産をくれる。
何不自由ない暮らしと扱いに、周りの人には僕がこの国の王子だと思っている人も少なくは無いが、僕はあくまで保護と言う名目の元、拾われて育てられているだけで特に王位継承権もなければ王の座を狙っているわけでもない。
まぁこの国の王様は歳とらないみたいだし、それでもいいんじゃなかろうか。
『あ、プッチさん!今日は泊って行くんですよね?』
プッチ「あぁ、明日もゆっくりできるからね。久しぶりに晃と話そうと思って、DIOを置いて出てきてしまった」
『嬉しいっ!僕もお話ししたかったんです!プッチさんにずっと聞きたい事があって!』
プッチ「そうなのかい?何が聞きたいのかな」
『あのっ!いつも王様と何をお話ししているんですか?王様に聞いてもちゃんと答えてくれなくて』
プッチ「そうだね、たわいのない話しさ。町の様子や国の情勢とかね。
教会には問題を抱えてきた人も多く来るから、そういう情報も入ってくるんだけど、国の行政に関わることもあるから君に話せないでいるだけさ」
『そうだったんですか・・・あ、あともう一つ!』
プッチ「フフフ、なんだい?」
『王様、なにか欲しいものがないか知ってますか?』
そう聞いた瞬間に、神父様の目が驚いたかのように見開かれて、その目には僕のキョトンとした顔が映っていた。
次の瞬間には声を出して笑われてしまったので更にキョトンとしていると、謝りながらも神父様は僕の質問に答えてくれた。
プッチ「ほしいもの・・・か。急に、何でかな」
『王様、誕生日が無いのでしょう?だからお祝いをしてあげられないし、僕のプレゼントはいつも喜んでもらってくれるけど、いつも僕が選んだもので、欲しいものって聞いた事がないから。
なにかいいアイディアは無いですか?』
プッチ「んー・・・。そうだね。これを付けていくといいよ」
そう言うと、神父さまはポケットからリボンを取り出して、僕の首に可愛らしくチョウチョ結びで結んでくれた。
『これを、プレゼントにつけるんですか?』
プッチ「これはこれで完成だからいいんだよ」
『???(完成?なにが?)』
満足そうに笑う神父様に、言っている意味が理解できないまま手を惹かれて屋敷の中に戻る。
これで完成?プレゼントの話をしていたのだけれど、何処かで変わってしまたのだろうか。
神父様の話は時々難しくてよく解らない。
プッチ「僕もディオにプレゼントしようと思ってね。一緒に来てくれるかな?」
『あ、ずるいっ僕があげたいのに』
プッチ「大丈夫大丈夫、これは一緒にプレゼントするってことになるのかな」