童話 白雪姫
その後、晃の希望によりジョースター一族も交えたパーティが盛大に催され、流石に夜になれば国を留守にするわけにはいかないので、泊る予定だったプッチ以外は自分の国に帰っていった。
晃は残ったアップルパイを持って、寝室で休んでいる私の元に来ている。
私は甘いものはいらないと、晃が一緒に入れた紅茶だけを飲んで、晃はというと、自分の分は食べ終えたので私の分のケーキを勧めたら、喜んで食べている最中だ。
DIO「それにしても、その小さい体によく入るな。そんなにうまいのか」
『うん美味しいよっ!王様も一口食べてみる?』
DIO「いや、遠慮し・・・そういえば、その首のリボンはなんだ」
そういえばパーティの時にも付けていた。それに見おぼえがある。
今日、プッチが持ってきた紅茶葉のビンを飾っていたリボンではなかろうか。
たしか、リボンは取り外した時にプッチが持って行ったはずだが。
『あむっ、忘れてた。今日皆が来る前にプッチさんと話していてその時付けてくれたんだ。
王様になにを送ったらいいか相談してて、何か欲しいものはないですか?』
DIO「欲しいもの・・・か」
お前の「愛」が欲しいと言ったら、晃はどう反応するのだろうか。
きっと、孤児の晃を拾って育てた恩人として拒む事はしないだろうが、それはよくて家族愛のようなものだろう。
可愛らしく「愛してる」と言って、きっと甘いお菓子や色とりどりの花を贈るだけなのだろう。
『もぐもぐ・・・
そういえばプッチさん、僕には本をプレゼントしてくれていたんだけど、王様にも何かプレゼントがあるって言って、僕と一緒に渡すものだって言ってったんだけど・・・
ぐっ!けほっ』
DIO「どうした、のどに詰まったのか?」
なるほど、やはりそのリボンはプッチの仕業だったのか。
血のように赤黒いリボンは毒々しくも晃の黒い髪と白い肌によく映えている。
喋ったせいかむせてしまった晃の背中を優しく撫でると、うっすらと涙を浮かべた目で私を見た。
『ん、りんごが・・・大丈夫、けほっ取れたみたい』
DIO「そう言えば旧約聖書のアダムとイヴが、蛇にそそのかされて食べた禁断の果実はリンゴだと。
あわてて飲み込もうとしたアダムがその果実をのどにつかえさせて、のどぼとけになったとか」
暗がりで少し苦しそうに息を整えている晃に、湧き上がってきた熱を紛らわせようとプッチの話を思い出す。
禁断の果実の話はよく聞くが、なるほどのど仏か。
晃の細い喉にもうっすらではあるが男性特有の凸があり、それすらも上下する様は私を誘っているように見えた。
『へぇ〜プッチさんが言っていたの?』
DIO「あぁ、今日そんな話を・・・。そうか。なるほど、プレゼントか」
『???』
DIO「詰まったリンゴを取るにはどうしたらいいか知っているか?」
『え、どうΣんうっ!』
背中を撫でていた手をそのまま後頭部に固定し、呼吸を整え終えたまま閉じていない晃の口の中に自分の舌を侵入させる。
先程まで食べていたせいか、りんごの香りが口いっぱいに広がり、晃の舌についているほのかな甘みと酸味が互いの唾液に混じる。
晃の手が私の肩に触れて、一生懸命快感から抗うように力が入るが、しだいしだいにその手の握力が抜けていく。
後ろに倒れないように反対の手で腰を支え、少し奥まで舌を侵入させれば、本当にのど仏にまで届いてしまうのではないかという錯覚が起き、もっと奥に奥にと晃の舌をからませる。
まるで体の奥を衝かれているかのように、舌が奥に行くたびビクビクと震える様がとても愛おしい。
しかし、余りに刺激が強すぎたのか、晃の体重が全て私の腕にかかってきたので、そのまま抱き上げ、私のベッドの上に寝かせる。
喉の奥に舌が入ったせいか、はたまた大量の唾液を呑み込んだせいか、また軽くむせて咳き込む晃の上に覆いかぶさり、リボンの結び目をつまみ上げる。
『ケホッ、おう・・さま・・・?//』
DIO「んん?まだ喉のリンゴは取れていないだろう?ちゃんと取らないと窒息してしまうぞ?」
そう言って白い首筋ののど仏を優しくグリグリと撫でる。
意味が伝わったようで、これ以上させない顔を赤くして口を手で押さえている姿は、相手を遊びに誘っている子猫のようだ。
『うっ・・・///りんごが取れても窒息しそうだよ』
DIO「ふはは!どれ、さっそくそのプレゼントを受け取ろうか」
『え?でも僕プッチさんからなにも渡されてな
晃がその言葉を理解できるまで待つ事が出来ず、両腕をつかみ上げ頭の腕で固定し、先程のように深いキスをすると、晃の顔がまた甘く蕩けて行った。
そのまま首のリボンをはずし、両腕を左手で押さえつけ、右手で素早く縛り上げる。
とはいっても所詮はプレゼント用のリボンなのだからその気になれば抜け出せるものを、混乱しているのか酸欠で頭が働かないのか、晃はされるがまま私に服を脱がされていた。