ちなみに、互いに一歩も引かない御二人の衣装はバンパイアに狼男。
勿論、金髪に赤目の美少年さんが吸血鬼、蒼目で犬好きな美少年が狼男だ。
二人の衣装も金かかってんだろうなーとわかるほど精巧な作りで、小道具もこっている。
僕用に用意されたものも他にもあるのだけれど、沢山ありすぎてメアリーさんと迷っていたら、先に着替えた二人に選んでもらおうと言う事になりこの惨状だ。
メアリーさんは嬉しそうに二人の言葉を聞いて「わかりますわかります」とどちらの意見にもうなずいている。
僕は無難に海賊とか神父様とかがカッコよくていいなぁ。もう女の子用じゃなければ何でもいいと思えるけど。


『(メアリーさんと二人の時にさっさと決めてしまえばよかったけど、用意してもらえたものを適当に選ぶのもなぁ)』

メアリー「あ、ではこうしたらいかかでしょう?」

「「『???』」」

メアリー「今から外にお菓子をもらいに行く時にはジョナサン坊ちゃまの選んだお洋服。
御帰りになられて、御屋敷で行うハロウィンパーティにはディオ坊ちゃまのお洋服に着替えられては?」

「「・・・」」
『え、それって僕どっちも着るの?;』

メアリ「はいv」

ディオ「それは・・・いいな」

『え』

ジョナサン「それなら天使の晃と一緒にお家を回りたい僕の願いも、黒猫の晃を屋敷だけでみたいディオの願いもかなえられるね!
それに、僕も黒猫の晃ちょっと見てみたかったし!」

『え、え!?』

ディオ「そうだな、マントがあると言っても晃の肌をさらけ出すのは危険だが、その服なら露出も少ないし、まぁ見せ自慢してやってもよかろう。
奇遇だが、その貧弱な衣装も晃が着れば高級ドレスのように格段に似合うのだろうし」

『は、え!?』


さっきまで喧嘩していた二人は何故か目の前でメアリーさんと固い握手をしている。
なかなか決まらないからもうジョナにいさんのお古でいいよと言いたかったのにっ。
結局僕は両方着ることとなったのだが、よくよく考えればこの衣装、ショースター卿が用意してくれたんだよね。


・・・なんで女物が紛れているんだ。

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