『結論から言おう!ここは俺のいた世界じゃない!いろんな意味で!!』

DIO「ふむ、昨日はよく眠れたか」

『うんぐっすり。お前ベッドのセンスいいな、めっちゃフカフカだった』

DIO「そうか、だろうな、もう夕方目前の時間だ」


ぐっすりと眠る姿があまりにも無防備すぎて、吸血鬼である私以上に陽が落ちても寝ているこいつをどうしたものかと聞かれたので、そのままほおっておけと言った。
数時間後いきなり私の部屋に来て第一声がそれだった。
それにしても良くしゃべるな。お前のスタンドの方はそこが定位置なのか背中に張り付いては肩から私を睨んでいる。


『なんつーか、お前と話してるとけっこう落ち着くんだよねー』

DIO「ほぉ、奇遇だな」

『つーかここ、ヴァニラさんとテレンスさんぐらいしか居ないわけ?
この部屋来る前にうろうろしたけど他の人見ないんだけど』

DIO「いるが・・・中にはゾンビもいるからな。能力の発現がまだならばむやみに出歩かない方がいいぞ」


そう言うと名前のスタンドは俺がやってやるぜとでも言いたげに拳を突き出して意気込んでいるが。
やめておけ、せいぜい相手をくすぐるのが限界な攻撃力だ貴様は。


『なにそれ、俺ホラーとか興味ないんですけど。ってかそんなことより腹へったんだけどどうしよう。お前夕食どうすんの?』

DIO「私は腹が減れば女の血を頂くが、お前はテレンスにでも作らせよう」

『だからそういうのいいって、おまえ吸血鬼かよー』


吸血鬼だと何度言えば理解するのだろうか。
どうやら適応能力は高いくせにそういったことは一切受け入れないと言うか、こいつの場合あまり難しい事は考えないようだ。
かといって、このDIOの話しに難なくついてくることもあるのだから、頭が悪いわけではないのだろうが。


DIO「ところで名前、君は天国があると思うかい?」

『は?なにそれwねーよwww』


スタンドもやれやれと馬鹿にしている表情をしたので、すこしイラッとしてワールドでデコピンをしたら本体の方も痛がって不思議がっていた。
・・・私の信念ともいえるものを軽く否定されたはずなのに、思わず口角が上がってしまうのはなぜだろうか。

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