『ディー、お前は父さんの前に行くな、俺が代わりに行くから。あっちの部屋で待っておいで』

ディオ「に、にいさんっでも僕っ」

『母さんが帰ってくるまで、俺が父さんを引きとめておくから。
大丈夫、お酒も昨日買って来てあるから、ディーは巻き込まれないようにベッドに隠れてて?』


そう言って俺は不機嫌に家のモノを壊しまわっている父のいる部屋へと、安酒を持っていった。
ディーは、言われたとおりにベッドのある部屋で待ってくれて、俺は父親を止めようとその部屋へ向かう。

部屋に行けば、見慣れない老人に異国の黒人、そして俺を見て驚く緑色の学生と銀髪の男。


承太郎「にい・・・さん!?」


俺のことを「兄さん」なんてふざけた名前で呼ぶダリオ。
俺の弟を苦しめる男ダリオ、俺の弟を苦しめる男ダリオ、母を苦しめる男承太郎、弟の敵承太郎、俺の父親承太郎、俺の敵承太郎、承太郎、俺の・・・おと・・・


ポル「おい、承太郎まさかっこいつがっ」

『父さんごめんね今日はお酒が買えなかったんだディーも頑張って母さんも夜遅くになるけど明日にはきっと用意できるから』

承太郎「兄さん!?名前兄さんなんだろ!?」

『やてめよ父さんそんな弟みたいに呼ばないでディーはいないよだから殴るなら俺にしてよ弟は悪くないんだ街に行ってお酒は手に入れるから俺が頑張るから父さん母さんを殴らないで死んじゃうよ母さんが死んじゃうスタンドを手に入れないと手に入れるから俺が頑張るからだから父さん母さんを殺さないで苦しませないでディーの代わりに俺を殴ってよディーの代わりに俺がスタンドを買ってくるから弟が頑張ってるんだ俺が代わりに頑張らないと俺が戦わないとエジプトに行って俺が助けなきゃ弟を助けなきゃ弟の代わりに戦うんだ弟の代わりに俺が俺が俺が』


花京院「承太郎だめだ近づくな!様子がおかしい」

承太郎「名前にいさん!にいさん!俺だ、わかるだろ!?」

アブ「承太郎おちっつけ!敵の罠だ!!」

ジョセフ「なんということだ・・・額にDIOの肉の目が見当たらない・・・」


父さんが誰かに押さえつけられる、あれ、父さんだ、父さんがダリオに押さえつけられている。
じゃあもう一人は誰だ?父さんは・・・父さんの髪の色は白か黒か赤か銀か紺色か


承太郎「はなせっ!名前にいさん!俺だ、承太郎だ!!わかるだろ!?
俺はッ兄さんの弟だッ!!」


『おと・・・うと・・・?』


承太郎「そうだ、お前の弟の承太郎だっ・・・」


なんでそんな顔するんだ父さん。泣きそうじゃないか、苦しそうじゃないか。
ダメじゃないか、男の子は簡単に泣くなって、お前が海に落ちた時に約束しただろ?
腕の傷ならすぐ直るって、だから泣きやめって・・・じょうた


ディオ「にいさんっ」

『ディー、ダメじゃないか・・・部屋から出てきちゃ・・・』

ディオ「にいさん」

承太郎「DIOってめぇ名前兄さんに何をしやがったっ!!」

『ディー・・・あいつには会ってないか?殴られてないか?怪我は・・・ないか。
よかった・・・そんな顔するな。俺は大丈夫だから泣くな・・・いつものことだろ?』

承太郎「兄さん、何をいているんだ?あいつって誰なんだ、殴られて、怪我って、いつもの事って!!」


ディーが泣いてる、涙が今にもこぼれそうだ。やめて、ディーを抑えつけないで御兄さんおじいちゃん。
ディーはいい子なんだよ?ディーは俺の唯一の弟で、守るべき弟で。


『ディー?あれ?ディー、お前、髪が黒かったっけ、目が青かったけ』

承太郎「兄さん、目を覚ましてくれ!俺は承太郎だ!!」

DIO「兄さん、ダリオの言葉を聞いちゃだめだ、私がディーだよにいさん。
私が承太郎だよにいさん。私が君の弟だよ兄さん、私がディオだよ兄さん。私が君の母だよ兄さん。君が私の兄だよ兄さん。私が君の最愛の人だよ兄さん。君は私の兄だよ兄さん。私が唯一だよ兄さん。君は私のものだよ兄さん。私が絶対だ兄さん」

『・・・   』



あれ、この人誰だっけ

名前を呼びたいのに出てこないや・・・

俺の弟誰だっけ


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