僕の為に死を選ぶ最愛の兄へ2
『あれ?あれ?俺・・・確かディーにスタンドもらおうって・・・なんでここに』
承太郎「なんだ、やっと目ぇさましたのかまったく面倒をかけさせやがって」
きがついたら 、俺は承太郎と一緒のベッドで眠っていたらしい。
記憶があいまいで、体がだるい、なんだっけ、俺確か
『そうだ母さん!!母さんは無事なのか!?承太郎!!』
承太郎「かあさん?あぁ、無事も何も元気だが、どうかしたのか?」
『どうかしたのかってお前・・・あれ、どうしたんだっけ』
承太郎「悪い夢でも見ていたんだろ、汗も酷いしな」
『そう言えば・・・体中ベタベタしてるし、なんか力が入らない・・・
腰がおもいし、なんか中に入ってる感じがして気持ち悪い・・・』
「体を拭いてやってもよかったんだが、私が満足するよりさきに気絶してしまた兄さんが悪いんだからな?
さっきまで一つになってたんだ、疲れているんだろう?風呂に入るか?」
『うん・・・承太郎も一緒に入る?』
「承太郎?誰のことを言っているんだ?」
『え?・・・あれ?俺・・・誰を呼んだんだっけ』
「おいおい、さっきまであんなに激しく呼んでいたじゃないか、弟の名前も忘れたのか?」
俺は目の前の裸の顔を見る。下腹部はこの男と繋がっているのか、ディーが動けばその間感触が俺にも伝わってきて、中にある液体が書きまわされる感覚がした。
『あ、そうだディー・・・ディーだ・・・』
DIO「寝ボケているんだな、私が風呂まで運んでやろう。
兄さん、もっと私の名前を呼んでくれ、君の最愛で唯一の弟の名前を」
『ディー・・・ディオ、可愛い弟、俺の大切なディオ・・・ディー
俺が守るから、ディー、お兄ちゃんがずっと守るから』
DIO「あぁ兄さん、守ってくれ兄さん、私を愛してくれ兄さん」
『ヒノキのお風呂、お前大好きだったよな』
DIO「・・・そうだね、兄さん」
お風呂に入って、体を綺麗にしたらまた愛し合おうとディーが言った。
俺は動かない体をそっとディーに抱えられてバスルームへとむかい、ディーと俺はまた何度も何度も一つに繋がった。
DIO「疲れたかい?名前、手を握っていてあげよう。
夢の中でも君を閉じ込めておけるように」
『ディー、君の手を握ると、よく見る夢を思い出す。
あれに似た紺色の髪をした男の子が出てくるんだ・・・』