クチュ・・・

ずちゅ

体の下から聞こえる耳障りな音に、落ちていた意識が浮上し、瞼がゆっくりと開く。
蝋燭の炎にだけ頼るぼやけた視界、頭がうまく働かないために状況が把握できないまま、俺は痺れるような何かが体を襲っている事に気が付き始める。
そして、体が動かないのはこの痺れのせいだけではない。
頭の腕に伸ばされた腕は、両手首を拘束され、微かに動かすとジャラという鉄の鎖が擦れる音が聞こえた。
足首にも重りが付いている感覚があるのか、冷たいはず鉄が何時の間には自身の体温によって一体化しているように感じることから、俺は長い間これを付けられていたんだろう。
そして、俺はこれらを視覚意外の感覚からしか確認する事ができない。
そう、目をふさがれている。だが視界を奪われている恐怖より、俺の体になにが起こっているのか解らない事が怖い。
何者かに右足をあげられ人に見せない個所が開かれて何かが俺の中で自由にバラバラに動いてヌメついた液で濡れている。
耳障りな水音と主に動くそれが、何かろ擦るたびに下半身から体中に熱と痺れが電気のように回って来るような感覚。


DIO「んっ、起きたのか名前・・・量が少なかったか・・・いや、体が慣れてきたのかもな」

『んぁっ・・・ディー!?・・・何をっあぁっ!』

DIO「ん?何を言っているんだい、毎日している事じゃないか。とはいっても、君はぐっすり眠ってしまって覚えていないだろうが」


俺の足元からっ音のする方からDIOの声が聞こえるっ。喋っている間も、水音は止まず、苦しさが下腹部にたまる。
声色からして彼はとてもご機嫌のようだが、俺にはそれが何故だかわからなかったし、解りたくなかった。
間違いだ、何かの間違いだと言ってほしい、この感覚、俺だって気娘じゃないんだからわかる。
そしてこの状況、俺の脚を拘束しているのもこの異物感もディーに違いないし、それに気づいてしまった以上この状況から抜け出そうと恩人を蹴りあげる覚悟もあるのに、嫌でも刺激を与えられたら快感を得てしまう男の体が憎らしい。
そしてDIOのこの口ぶり・・・どうやら俺はっ
こいつによって日本の母親の元から連れ去られ、まるで恩人のように保護され、監禁まがいにこの部屋に閉じ込められ、その日から毎日この薬によってこんなことをっ
日々の倦怠感の原因が判明するとともに、嘔吐感が襲う。エジプト、スタンド使い、まさか、まさかこの男が祖父の言っていた男ではないのだろうかっ
俺はなんて男に身を預けてしまたのだろうかっこれでは承太郎を助けるどころか、敵に捕まってしまっては足でまといではないかっ!!


『ああぁっやぁつやめろDIOっ!!んあぁっ』

DIO「やめる?何をやめるんだい?」

『やっ、はなっはなせDIOっああぁっあああ!!』

DIO「はなせ?俺の指をくわえて離さないのは兄さんの方だろう?
やっと三本飲みこめるようになった・・・」


ぬちゅぬちゅと、指の動きが速くなる。俺のペニスを扱く指だけではない、体の中に、入っているものもっ。
違和感はこれだ、快感を押し上げている原因はっ誰にも触られたはずはないのに、すんなりと侵入を許していたのは、こいつの言うとおり毎日体をいいようにもてあそばれていたのだろう。


『くるしっ・・・んんんっやだっ、DIOっきさまぁつ』

DIO「可哀想に兄さん・・・苦しいのかい?」

『DIOっ、や、あんっああぁっそこっやだっやめっろぉっ!!』


バラバラに動いていた指が一点をグリグリと押し上げると、そこからながれる電流のような快感に腰が浮き、その時精液を吐き出したはずなのに、吐き出すものすらもうからっぽなのかいきり立ったまま痙攣を起こすだけだった。
出て行く事のない体の熱にもう相手に抵抗する気力すら奪われそうになる。
そうか、この体中を耳触りな粘着物の音は、既に俺はもう何度もっ。
だめだ、頭が、働かないっ、気をそらそうにも襲い来る波が次から次へとっ
荒い呼吸音は俺だけではなく、こいつからも聞こえてくるのはっ。
せめて意識だけはっ意識だけは保たねばっ承太郎が来るまでに何とかしなければッ。


『DIOっきさまっぁああんっはぁっんっ』

DIO「兄さんっ」

『だれがっおまえのっあっにいっ』

DIO「兄さん、兄さん兄さん兄さん兄さん
兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん可愛いよ兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん
兄さん兄さん兄さん愛している兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん僕だけの兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん好きだ兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さんちょうだい兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん綺麗だよ兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん名前を呼んで兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さんさぁ、名前を兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん僕の名前兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん呼んで兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん大好きだよ兄さんおにいちゃん兄さん兄さん兄さんおにいちゃん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん」

『あっぁああっなま・・・えっんあっぁつ』


DIOの扱きと同じリズムで壊れた目で繰り返される言葉に、DIOのその言葉から快感が生まれてくるような感覚が、俺を支配していく。
いつの間にか解放されていた腕は、襲ってくる絶頂から逃れようとベタベタになったDIOの手に絡めて。


ディオ「おにいちゃん・・・一緒に寝よう?」


瞬間、現実と夢の世界とが入り混じり、見知らぬ木々たない部屋の見知らぬ男の子の姿が、DIOの声に重なる。
そうだ・・・彼は・・・俺の・・・


『あっあぁつでぃ、Dぅっ、ディオッディオあっあぁあっ!!!』

DIO「っ―――!!」


俺の顔には、自身のものではない精液が勢いよく何ども浴びせられた。


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