勝利神
メアリーさんに手当てを受けていると、ジョースター卿が僕の部屋に入ってきた。
怪我の具合はどうかと言うのと、二人の処罰についても僕に話してくれて、どうやら一週間は二人に会う事が出来ないらしい。
怪我については説明めんどくさいので全部あの仮面のせいにしたら、壁に飾るのは危ないと言うことになり、ジョースター卿の部屋で保管することになった。
おお、夜中のホラー要素が減っただけでもありがたい。
まぁ、ディオ君には猫になって会いに行けるとして、ジョナサン君にはどうすれば・・・。
「会う」のはダメなんだよね?「会わなきゃいい」んだよね!?
フッフッフ・・・。
夕飯も終えて、お風呂に入る準備をしていると、包帯を巻きなおすから再度呼ぶようにとメアリーさんに言われた。脱衣所で脱いで、さっそくディオ君の部屋に侵入するために猫になる。
腕が多少痛いが、傷もかすり傷がいっぱいあるだけで、血もほとんど止まってしまっていた。
包帯の必要もないのだが、まぁ、さっきのメアリーさん怖かったから大人しくしとこう。
テラスから覗くと丁度窓が開いていたので、軽く飛んで飛び移る。
おにーちゃんの部屋に入ると、ベッドで泣いている姿を見つけた。
お腹の上に登ると、重かったのか驚いて飛び起きられたので少しビビった。
ディオ「晃
『ペロッ』
あ、ごめんなんか言う時に舐めちった!?猫の時ってさ、これぐらいしかできないし、
今人間になるとその・・・風呂場でもないのにマッパなわけで
ディオ「晃、少し話したい」
『(マジか、まぁでもこれじゃ会話も出来ないか・・・)
うん』
ディオ「晃・・・」
『うん』
おにーちゃんが僕を力強く抱きしめてくれたので、これなら僕の体も見えないと思って僕も抱きしめかえした。
ディオ「もう・・・間違えない」
『うん。心配した』
ディオ「手・・・何か言われたか?」
『(面倒だったし)仮面で怪我したって言った』
ディオ「・・・ご
『僕に謝らないっ!』
喧嘩の理由とか色々聞きたかったけど、「間違えない」って言ってるし、ジョナサン君と喧嘩したことについて反省しているんだろう。
なら僕はもう用無しかな?僕じゃなくてジョナサン君に謝ろうね!
どうやら心配は無いようなので、僕はそろそろ怪しまれないように猫になって戻らないと。
『にゃー(早く仲直りしてね)』