ジョージ 「来たまえ、ディオ君、晃君。君達の部屋に案内しよう!」

ディオ「はい」

ジョージ 「晃君、少し階段は高さがあるか大丈夫かな?」


父さんと晃君が先に二階へと上がっていった。
僕は荷物を持ってディオを案内してあげようと手を伸ばすと、その手をディオ自身に掴み上げられ、痛みに声をあげてしまった。


ジョナサン 「うあぁ!・・・うう!!」

ディオ 「何してんだ?気安く僕のカバンに触るんじゃあないぜ!」

ジョナサン 「え?」

ディオ 「この小汚い手で触るな!と言ったんだマヌケがッ!!」

ジョナサン 「運んであげようとっ」

ディオ 「結構!」


胸に彼の肘が入り、呼吸困難になって膝をつく。
彼は何か言っていたが耳には入らなかった。


ディオ「君の手は、犬のヨダレでベトベトだァ!
それに荷物は、早速召し使いに運んで貰う。
良いかジョジョ。最初に言っておく!これから君の家に厄介になるからといって、僕に威張ったりするなよな。僕は一番が好きだ。ナンバー1だ!
誰だろうと、僕の前で威張らせはしないっ」

ジョナサン 「そんな・・・・・僕は仲良くしようと」


君と晃君と、仲良くしようと思っただけなのにっ。


ディオ 「もう1つ!僕らは犬が嫌いだ!怖いんじゃあない。
人間にへーこらする態度に、虫酸が走るのだ!
あのダニーとか言う阿呆犬を、僕らに近付けるなよな」

ジョナサン「!!(僕 『ら』!?)」

ジョージ 「2人共、何をしておるのだ?早く来なさい。」

ディオ 「ハイ。」


僕はショックを受けた。
新しい家族にダニーを蹴られたことに、
それをなんとも思っていないように父さんの前で礼儀正しい姿を見せる事に、
これから彼と過ごさないといけないという生活に、

犬好きという共通点で仲良くなれると思った弟が、実は犬が嫌いだって事に。

彼ももしかしたらディオのような一面があるのではと感じた事に

僕は、ショックを受けた。



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