さて、部屋割りについてですが、どうやらジョナサン君、僕、おにーちゃんの部屋らしい。
挟まれちまったぜ!別に嫌じゃないしどちらかと言えば心強い!
そしてあえて触れなかったがもうジョジョの世界だよね!わかんないけど!

え、どっちがジョジョ?ジョージ・ジョースターでジョジョ?
あ、でもジョナサン君の方もジョジョって呼んでって言ってたし、ジョナサン君の方かなぁ。

くそう、これなら原作全部読んでおくんだったっっ!
ってことはだよ、きっといい人だよね?きっと主人公だし。
でお君は主人公のお友達とかライバル的な位置なのかなぁ。

まぁわからない僕にとっては何だろうがこれは現実世界だし、知らない分好きに動かせてもらうとしよう。

さぁ、荷物をもらう前にジョナサン君に謝りにっ


コンコンっ


『Σはっはひっ!!』

ディオ「クククっ、俺だ晃」

『おにーちゃん・・・』


どうやら僕の荷物を持ってきてくれたようだ。笑われたのが恥ずかしくて顔に熱がたまる。
まぁ荷物と言っても勉強道具に、本や着替えが数着だけなんだけど。後はおにーちゃんと兼用で使ってる。


ディオ「荷物の整理は大丈夫そうか?」

『うん、おにーちゃんも自分の部屋整理しないといけないでしょ?
それくらい僕一人で出来るよ!』

ディオ「そうか、ディナーの用意が出来れば使用人が呼んでくれるから、
その時は一緒に行こう」

『うん。あ、僕も準備お手伝いしないと』

ディオ「晃、そんな事はしなくていい。俺たちは貴族の息子になったんだ」

『でも、お世話になるんだし・・・』

ディオ「使用人みたいなことをするんじゃあない。恩人の息子にそんな事をさせたとあっちゃぁジョースター卿の名に泥を塗ることにもなる」

『そっか・・・』


なるほど、難しいんだね。でも何もしないってもの日本人魂にはきついので何か出来る事は無いかそれとなく探ってみよう。


ディオ「じゃあ、何かあったらすぐ俺のところに来いよ?」

『うん!』


そう言うと、おにーちゃんは自分の部屋にもど
ディオ「寂しかったら俺の部屋にいてもいいし、なんだったらジョースター卿に頼んで一緒の部屋にしてもらおう」

『う、うん』


部屋から出る間にそう言われ、恥ずかしくも返事をすると、おにーちゃんは満足げに出て行った。
僕どこまで甘えん坊だと思われているんだろうかっ。
たしかにここ数年、体のせいか精神も子供に戻ってきている気がする。
このまま心配ばかりかけさせてはいけない!一人でも大丈夫だと言う事を見せねば!!
荷物を出しっぱなしにするわけにもいかないので、立派な家具にそれぞれ詰めていくが、家具が大きいのですっかすかだ。

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