謝る
『まずはジョナサン君の部屋に突撃謝罪だ!!』
ドキドキしながらもいったん僕の部屋を出てジョナサン君の部屋の前に立つ。
深呼吸をしてノックをすると、元気の無い声で返事が聞こえてきた。
『あ、あのっ』
ジョナサン「えっ!!」
ちょっと恥ずかしくてドアの隙間からひょっこり顔だけ出すとめっちゃ驚かれたんですけど!?
そして僕もそんなに驚かれるとはおもわなくて驚いたんですけども!?
え、何、さっそく何か気に障ることしましたか!?やべぇおにいちゃんが犬を蹴ったことぐらいしか心当たりがないのだが、それって僕もこんなにビビられる要因なのだろうかっ。
ジョナサン「えっと、何か用かな」
『さっきの事で、謝りたくて』
ジョナサン「??・・・」
おおう、はりきって来たはいいがなんて言えばいいんだ「ダニーが思ったより大きくてびっくりしちゃって、昔犬に襲われた事があったからそれをおにーちゃんがかんちがいして僕を思ってダニーを蹴っちゃったから、謝りたい。僕としてはダニーとも仲良くしたい」
はいエキ○イト翻訳!!!
『びっくりしちゃって』
ジョナサン「驚いた?」
『大きかったから その あやまり
コンコンッ
『・・・』
ジョナサン「・・・」
コンコンッ
「おぼっちゃま?いらっしゃいますか?」
ジョナサン「あ、あぁいるよ」
なんというタイミングっ、そうか美味しそうな匂いがしていたからもう夕飯の支度が出来て呼びに来たのか!!
ジョナサン君が返事をすると執事さんが部屋に入ってきた。
「おやおや、もうお二人とも仲良くなられたのですか」
ジョナサン「・・・そんなんじゃないよ」
『・・・(ガーン)』
いや、そりゃあまぁ仲良しとまではいかないけどもっ。そうはっきりと言われると心に刺さるものがあると言うかっ。
あああ、そそくさと部屋を出ていくジョナサン君に心をえぐられそうだーっ。
くっ、仕方ない、ご飯の後にでも再度チャレンジしよう。
その後、おにーちゃんにも声をかけに行くと言うので、一緒に行く約束もしていたし執事さんに僕が呼んでくると言って(最初は遠慮していたが、食い下がったらよく出来た子だと喜んでくれた)、おにーちゃんを呼びに行った。
ディオ「晃、さっき言ったばかりだろう、使用人の真似ごとは
『だって(ジョナサン君に冷たくされてさびしかったから)はやくおにーちゃんに会いたかったんだもん』
・・・晃」
おにーちゃんに抱きしめてもらうと勇気が湧いてくる気がした。
おにーちゃんだってジョナサン君と二人でお話ししたんだから僕だってやってみせるさ!!!