生活
『耳を触りたい気持はわかるんだけどね、こう、根本らへんって言うの?なんかこうぞわっとくるんだよね』
ダニー「そうですかぁ?私は気持ちよくて好きですよぉ!」
『え、ホント?ここらへん?』
ダニー「あーそこそこそこー気持ちいいー」
あのあと、僕は休憩時間になって、ジョナサン君は補習中、おにーちゃんは読書中です。
最近はこの時間のお散歩の際に、帽子の中に猫耳だけ出してダニーさんとお話しするのが日課です。
最初はダニーちゃんと呼んでいたのですが、なんかこう年上な雰囲気だったので。
初対面が初対面なので第一声は誠心誠意のスライディング土下座謝罪だったのですが、理由を話せば快く許してくれて、いらいお友達です。
引っ越し後初のお友達がダニーさんとか光栄ですよ!
実はおにーちゃんにも内緒で、よくこうして猫耳生やしたり猫になったりして動物と戯れて、お屋敷の就寝時間が早いので、夜中はよく猫になって屋敷を抜け出したりしている。
『猫と犬だとちょっと違うのかなぁ』
ダニー「そうかもですねぇ〜あ、でも私もしっぽを引っ張られるのは嫌いだなぁ」
『あ、それわかるー』
「晃坊ちゃん、もうすぐディナーのお時間ですから、お着替えなさってください?」
『あ、もうそんな時間か、有難うメアリーさん!』
なんて話していると、使用人のメアリーさんが晩御飯だと呼びに来てくれた。
いつもダニーさんと遊んでいるときはお風呂に入ってからでも十分間に合うように早めに呼んでくれる。
どうやら主に僕担当のようで、洋服の準備や家庭教師の予定等を教えてくれる。
「フフフ、使用人に一々お礼など言わなくていいんですよ?またダニーとお話ししていたんですか?」
『使用人?僕は使用人にじゃなくて、メアリーさんにお礼を言ったんだよ?』
そう言うと困ったように笑って僕をお風呂場へと連れて行ってくれた。
最初はダニーと話しているところを見られた時はドキッとしたが、
所詮子供のままごと遊びのようなものだと思ったらしく、僕もお話ししているみたいで楽しいと言えば、ただの日常風景となっていた。
ダニーさん本人とは仲良くなれたのだが、いかんせんジョナサン君とは・・・。
ダニーさんの事もあって謝りに行きたいのだが、なかなか行き会わないし、話しかけようとしても何と言うか・・・避けられてるorz
時折僕がダニーと遊んでいると遠くから見られている感じはするのだが、一緒に入る事もしないし、そうなると僕も彼がダニーと遊んでいる時に声をかける事をためらってしまう。