ムシャムシャムシャ。
パク。バク。ムシャ。ベチャ。グチャ。

ガシャ。


ジョナサン 「あ!」
『(あ、こぼしちゃった・・・;)』


僕じゃないよ?食器のこする音も、咀嚼する音もグラスを倒した音も発信源はジョナサン君だ。
僕も最初の頃は最大限に注意を払って食べていたし、そうやって食べているから遅い分、おにーちゃんの真似をすることで何とか逃れてきたと言っても過言ではない。
いっそのことジョナサン君ばりに食べれたらどんなに・・・いや、もっと普通に食べた方が味わえそうだけども。


ダーン。


『Σ!!(ほおおうっ)』

ジョージ 「ジョジョ、お前、それでも紳士か!作法がなっとらんぞッ!作法が!」


ついに堪忍袋の緒が切れたのかジョースター卿が机を強くたたきジョナサン君を叱る。
ジョースター卿とは久しぶりに一緒の食事をしたのだが、前回の時も注意を受けていたので冷や冷やしたのだけど。


ジョージ 「もうジョジョの食器を下げたまえ。」

ジョナサン 「えッ!」
『!?(あっぶな、口の中のもの吹き出しそうになったっ)』

ジョージ 「もう食べんでよいッ!今晩は、食事抜きだッ!自分の部屋へ行きなさいッ!
ディオが来てから、お前を甘やかしていたのを悟った!親として恥ずかしいッ!
ディオを見習え!ディオの作法は完璧だぞッ!」

ジョナサン「くぅっ・・・」


ジョナサン君の食事を申し訳なさそうに執事さんが下げると、ジョナサン君が走って出て行ってしまった。


『あ、あの、僕も・・・こぼしちゃって』

ジョージ「あぁ、すまさん、私が大きな音を出したからだね。すぐ新しいものを用意させよう」

『(僕も怒られてジョナサン君を追いかける作戦失敗!!)』


執事たちもジョースター卿が留守の間はなにも注意してなかったので、今まで相当甘やかされていたのだと思う。
これが彼の成長に繋がればいいのだが、この歳で食事抜きはつらいだろう。
僕もエネルギー補給が必要な身としては、毎日決まった時間にいいものを食べられるので最近は問題ないが、いざという時の為おやつをある程度ストックしてある。
当日食べないといけないケーキとかは食べるけど、チョコやクッキーとかとっておけるものは取っておいているのだ!


『(今日のクッキーでいいかな・・・チョコも残ってるし、後でこっそり届けに行こう)』


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