朝起きると、朝食が出来たとメアリーさんが来てくれた。着替えも一人で出来るし、部屋も片付いているのでので、シーツの交換ぐらいしかないですねと褒められた時には嬉しかった。
まぁ、一人で着替えるのは本当はこの首輪のせいなのだが。
外れないのだよはははは!;
おにーちゃんにも相談しようかとも思ったが、折角くれたものだし、まぁ小さいから襟元に隠れて見えないし、今のところ不都合がないのでほっておく。
外に出るとジョナサン君も丁度部屋から出てきたみたいで、笑顔であいさつを交わす。
一緒に朝食に行こうと言おうとしたら、おにーちゃんに腕をひかれた。


ディオ「おはよう晃、さぁ行こうか」

『え?あ、おはよう おにーちゃん』


おにーちゃんに挨拶を返す前にさっさと引きずられてしまって、後ろでジョナサン君が少しさびしそうに僕らを見ていたので、手招きするとすぐに嬉しそうに駆け寄ってきてくれた。

朝食後は帝王学の勉強。その後休憩時間におにーちゃんは少し出かける用事があるそうで、僕は疲れたからちょっと休むと言って部屋を出た。


ジョナサン「晃君!」

『ジョナサン君、荷物持ってどこか行くの?』

ジョナサン「今からボクシングへね。晃君は・・・したことないよね。
見るだけでもどうだい?僕の友達にも紹介するよ」

『見た事はあるんだけど、(見るだけでも怖いんだよなぁ)
でも、ちょっと怖いから、ダニーさんと遊びながら待ってるよ。頑張ってね!』

ジョナサン「そっか、じゃあ、帰ってきたら河原で一緒にダニーと遊ぼう!」


どうやらこの時代のスポーツは僕の知っているものよりも熱狂的な物で、例えるなら何か宗教的な?
だからもといた町でも平気で行われていたし、おにーちゃんもよく賭けとして戦っていたのを見るが、勝つとは言っても大人しく見ているこっちには心臓に悪い。
僕?僕はやったことないよ?おにーちゃんが目に指を突っ込まれそうになった時に猫になって相手に飛びかかったぐらいで参戦はしない。絶対しない。頼まれてもしない。
ボクシングなら、いくら体格のいいジョナサン君でも怪我をすると思うので少し心配だけど、嬉しそうに出て行くジョナサン君を見送った。



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