少女
「おい、急ごうぜっ」
ジョナサン「ん、おーい!どこ行くんだい一緒に遊ぼうぜ」
『Σ!!』
晃君と笑いながら話していると、木の下から声が聞こえてきて、河原沿いの道を友人三人があるいている姿が目に入った。
初のお出かけだから、晃君に僕の友人を紹介しようと声をかけると、晃君はびっくりしたのか恥ずかしいのか、僕の胸にしがみ付いてしまった。
「おい、変なのが何か言ってるぜぇ」
「無視無視チクられるからなぁ」
ジョナサン 「!!なんだって!?ま・・・待て!誰がチクリだって」
「行こうぜ」
「チクリ魔ジョジョめ、こいつと遊ぶとなんでも他人に話されるぜバッキャローッ!」
ジョナサン「まて、戻ってこい、僕が何時、何を告げ口したっていうんだよ―――ッ!」
「「「チクリ魔ジョジョーアハハハッ」」」
身に覚えのない罵声に頭にきて、晃君を離して木から飛び降り、三人のところへ走っていくも道までの坂を上っている間に三人は走り去ってしまった。
ジョナサン 「ディオ!ディオだな!彼らに僕に不利なデタラメを吹き込んだのだッ。
何故かディオは、僕を陥れる事ばかりしているッ!どんどん侵略される気分だッ!」
ここなら晃君には聞こえないだろうが、今の僕にはそんな配慮が出来る余裕は無く、言い表せない劣等感と敗北感が襲っていた。
ジョナサン 「くそッ!ディオ!ディオ!ディオ!ディオーッ」
悔しくてその場で何もないのに殴り、頭突きをすると、バランスを崩して登った坂を転がる。
彼が家に来てから、僕の生活はメチャメチャ、孤独だっ!
ダニー 「ワフッ。」
ジョナサン「ダニー、お前だけはディオが何したって僕の友達だよね。
ダニー「クフゥン」
ダニーが僕の服を引っ張るので、起き上がってその方向を見ていると、晃君が僕の真似をして気から飛び降りようとしている姿が目に入り、あわてて晃君の木の傍に走り寄った。