『あ///』

ディオ「っ///」


名残惜しくも唇を離せば困惑した晃の顔が目の前に広がって、キス以上の事をしたいと子供ながらに思った。
実際、やり方さえ知っていればこの時に晃を奪っていたのかもしれないが、この頃の俺はまだ幼かった。


『お・・・にーちゃ、なんっ///』

ディオ「不安になったんだ///」

『?///』

ディオ「最近、ジョジョと仲が良かっただろう?お前が取られるような気がして」


そう言うと晃はそのまま俺の首に手を回し、抱きしめてくれた。
もしかしたらさすがに拒絶されるのではないかとも思っていたのだが、キスの時も大人しかったし、今もこうして俺を受け入れてくれた。


『僕は、ずっとおにーちゃんの家族だから』

ディオ「っ・・・ありがとう」


あぁ、俺のモノだという実感が自分を唯一満たしてくれる。昔からずっと、他のものでは得られない感覚だった。
元々一緒に寝る予定だった俺たちは、そのままベットの中で眠りについた。
朝起きた時に、挨拶と一緒にいつもなら額にするキスを唇にそっとすれば、昨日の事を思い出したのかまた可愛らしく顔を赤く染めて、それでも挨拶を返してくれた。
君にするキスは特別で、この行為は晃にするから「キス」なんだ。
それ以外は俺にとってはどうでもいい行為だった。

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