侵略者
ディオ「やぁ、君・・・エリナって名なのかい?ジョジョと随分仲がよさそうだね。
おかしいと思ったんだ、落ち込んでいるはずのあいつが、最近浮かれていると思ったら、
こういうわけだったのか」
女「!」
その日、ジョジョを陥れる作戦に面白がってついてきた俺以外の目撃者を2人ほど引き連れて、ジョジョを見張っていた。
エリナとか言う女と川遊びをした後で、ジョジョと別れるところを先回りし、木の陰に隠れていきなり目の前に現れれば困惑の表情を見せ、俺の言葉に何かしら危険を感じたのか、逃げようとした女の腕をつかみ。
無理やり唇を奪った。
「さすがディオ!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるっ」
「そこにシビれるあこがれるゥ!」
ディオ「君・・・もうジョジョとキスはしたのかい?まだだよなァ。
初めての相手はジョジョではないッ!このディオだッーーーー!」
手段は問題ではない、キスをしたという結果があればいい!
これでジョジョとこの女の仲も終わりになる!
ジョジョに会っても気まずい思いをいだくだけさッ!
この女が親からレディの教育をなされていればなおさらだ!
ジョジョの心に砂漠を作ってやるため、ヤツには決して友人とか恋人は与えんッ!
そして生きがいの無いヤツはフヌケ人間になるッ!
「ああっ!み・・・見ろ、こいついったい!?」
ディオ「!」
「こいついったい何考えてんだッ!」
「泥水で口を洗っているぞッ!!
「頭おかしいんじゃねぇか、近くに川もあるのによぉッ」
ディオ「こっ!この女ッ!わざと泥で洗って自分の意思を示すかッ!」
目の前の女の頬をはたくと、そのまま泥水の中に倒れ込んだ。
くそっ!なんてことだ!思わずカッとなってしまった・・・。
このディオともあろうものがたかが女ごときに!
ディオ「もういい!行こう!」
へし折った枝を握りつぶし投げ捨てると、屋敷へと戻る。
お前のファーストキスなど俺にとっては塵ほどの価値もないッ。
とても不快だ。屋敷に帰って、シャワーを浴びて、晃にまたお休みとキスをして、今日も一緒に寝よう。
そう考えるだけでも、今の俺でも冷静さを取り戻せた。